2021年04月06日

【 M様の御注文:Gray Flannel 】





 2021年も新年度となる4月に入りました。
小・中学校の入学式は本日・明日・明後日あたりの日程で集中的に行われる様です。

今年から社会人に成られる方もおりましょうし、新しい門出です。
確り前を向いて頑張って参りましょう。




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 今年の春は気温上昇も早く、既に春の装いへと移行されておられる事と思います。
店内ディスプレーも爽やかな春夏仕様がやっと追いついて参りました。
と、思いきや 今週は気温がまた下がるそうなので寒さを感じるかも知れません。
 春ですね、、、。


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そんな折では御座いますが、
今週はガッツリ秋冬用のスーツを御紹介させて頂きます。












・・・・・秋冬用のスーツでは どんなスーツが皆様の頭に浮かぶでしょうか。
魅力的なものが多き中、縮絨・起毛されたフランネルのスーツは欠かせぬスーツですよね。

1931年に掲載された AUSTIN REEDの広告です。
【 GREY FLANNEL SUITS 】 は是非ワードローブに揃えておきたいスーツでもあります。


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・・・・・グレーフランネルと言えば、G.ペック氏主演の映画はあまりにも有名です。
1950年代当時の雰囲気が出ていますね。








 今週は御贔屓を頂いております M様よりご注文頂きました
グレーフランネル:3P-SUITS の御紹介をさせて頂きたいと思います。








・・・・・お選び頂きました生地はコチラ!



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Savile Clifford

Woollen Spun Flannel

430g



http://dittos.seesaa.net/article/425107538.html
【 Gray:CLASSIC SUITING 】


これは往年のフランネルを目指して別注をかけた生地であり、昨今のフランネルしか知らない方は驚かれるかも知れません。
 もともとフランネルは縮絨・起毛加工された生地であり、グッと組織が密になるので それなりに確りとしたコシが御座います。
フランネルのお父さんがメルトンですね!

今ではより柔軟で軽く、扱いやすくなりました。
 それだけ時代と共に皆様の価値観も移行してきたとも言えます。

更に特筆すべきは この色、そして霜降り感、、、コレなのですよ!

この生地は原反であった訳ですが、違いの分かるお好きな方々よりのご注文を頂きながら仕立てられて参りました。
 しかし、この度のM様の御注文分が本当に最後となり いよいよ完全品切れとなりました。

嬉しく光栄でありつつも、どこか寂しい気持ちも、、、。
ですが、生地は洋服となって お選び下さった方々に着て頂く事こそ本望であり、その為に生まれてきたのです。

丈夫で長持ちするスーチングの典型です。
長きに渡り是非とも可愛がってあげて下さいませ。









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・・・・・胸板厚く、逞しいお身体の持ち主であるM様。
デザインや仕様面はいつもと変わる事無く、至ってベーシックでありクラシックです。

上着はシンブルブレストの3釦・ノッチドラペル。
M様におかれまして、ベースデザインは同じものの 実は春夏用と秋冬用とでは 小さな違いをつけておられます。

 それはラペルの返り具合にあり、秋冬用(今回)は本返り、春夏用は段返りでのリクエストとなります。
● 本返り=ラペルの返り止まりが第一釦と同等で 留められる前提の仕様。
● 段返り=ラペルの返りが第一釦を超えて深く返えらせ、第一釦は飾りとなります。


生地の重厚感と共にその迫力に対し、全く引けを取らぬM様の御立派な身体。
立体的な仕立てはより自然に身体を包み込みます。

秋冬地としてのウエイトとコシのある生地で とにかく密な生地ですからクセ取りもそれなりにパワーが必要です。
 その代り、その立体的なフォルムなどの定着率は抜群で御座います。









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・・・・・この日のインナーコーデは信号カラーですね!
色遣いを楽しまれております。

日本人離れした逞しき厚みとボリューム感、かつ引き締まったボディーは筋肉の塊ですね。

ウエストコートは極ベーシックな6釦・5つ掛けのスタイルです。








 では、いよいよお仕立て上がりで御座います。

仕立て上がり自体は昨年末でしたが、ご来店出来ぬご事情もあり 早くも春になってしまいました。
 今年は暖かくなるのが早過ぎますよね、、、寒の戻りでチャンスがあれば是非!

本格着用は今年の冬までお預けとなるかも知れませんが、ご自宅内では着て楽しんでおられるとの事です!









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・・・・・逞しきお身体にピタッと寄り添うフィッティングがお好みなM様。
本当にお似合いであり素敵です。

御体型も維持されており 私としてはそれが一番良かったです!












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・・・・・トラウザースも至ってシンプルにまとめられております。
1-プリートにハイバック仕様、尾錠類はお付けになりません。


フランネルは絶対にスーツで所有されるべきです!
このトラウザースは別途 単品使いでも多用出来ますので、ブレザーやツィード等の上着、ブルゾン類からニットまで万能に合わせられます。












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・・・・・ウエストコートには今回 『 アルバートチェーンホール 』も開けられました。
素敵なポケットウオッチやチェーンを探し続けるのも楽しみの一つですよね。












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・・・・・ボリュームあるダブルソールのフルブローグが このフランネルに良く合います。
M様の装いに対する価値観に伴う素敵な靴です。

フランネルは起毛素材ですから質感の合せたスェードの靴も履きたくなりますよね。
ウインザー公の功績は流石でこんな所でも残っております。












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・・・・・袖口にはターンバックカフをリクエスト頂きました。
スーツは勿論、シャツにタイまで抜群に素敵です!
私もこのパープル・ギンガムチェックシャツは大のお気に入りです。

インナーからアウターまで、価値観と筋の通った設計やバランス、サイジングはこれ以上無き理想です。
 御贔屓下さり心よりのお礼を申し上げます。



M様、この度も素敵な御注文を誠に有難う御座いました。
お次の春夏用も出来る限り急ぎますので、是非ともご期待下さいませ。











・・・・・誂えはその方の為だけに設計され、仕立てられます。
デザインや仕様面、フィッティングの具合まで正にお好み通りであり ここまでピタッと寄り添うのです。

 身体に合っているからこそ、この服に持たせたポテンシャルが最大限に引き出されます。
そして、仕立て上がった新品のスーツは緊張状態であり M様のもとへ嫁ぎます。
着用たる時を重ね、次第にM様色へ染まって参ります。

手作りで仕立てられたものは完成した時が最上点では無く、これから育つのです、育てるのです。
 御自身の色に染まり、掛替え無き相棒になった時
本日の仕立て上がりである新品時より何倍も着心地よく、味わい深く、魅力的である事でしょう。





ファッションとは経済活動でもあり、流行を作り取り入れます。
流行は字の如く流れますし、むしろ流されますので新しき物を売る事が出来るのですね。

クラシックな誂え服はファッション(流行)を超越しており全く眼中にありません。
何年、何十年とお付き合い頂きますので、それを見越したポテンシャルが内蔵されメンテナンスを重ねながらずっと御自身様へ寄り添います。



そんな相棒を求めるべく、是非お探しへと
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


 今週も誠に有難う御座いました。






posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | クライアント様の洋服 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月30日

【 2021 SS:SHIRTING 】





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 桜が満開を迎えております。
淡くほんの薄らと色味かがった桜色は独特な美しさです。

快晴の青空、スカイブルーに良く映えますね。


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・・・・・N様より 早々にご注文頂きました リネンのシャツが仕立て上がってきました。
爽やかで正に冒頭写真のスカイブルーみたいな清々しい色のリネン地は、イタリア:ALBINI社の生地となります。
暖かくなるのが楽しみとなります。








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 さて、今期の春夏用シーズンファブリックが揃いましたので極一部となりますが 御紹介させて頂きたいと思います。
通年使いのクラシックなドレスシャツ地は別途揃えがあり、迷う程に沢山御座います。
 今週のシーズン物を含めた新作を見に、是非皆様のお越しをお待ち申し上げております。












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● オーストリア:GETZNER

シャキッと色味の綺麗な太めのストライプ。
発色がとても美しく鮮明であり、やや光沢感もあります。

という事で、こちらは地薄な綾織りの生地となります。
リネンやコットンのジャケットに映えそうですね。
春夏地らしい配色センスです。







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● オーストリア:GETZNER

これは複雑でかなり凝った織り柄であり、織機の発展も感じさせてくれます。
色目自体は爽やかながら、ノータイで着こなすなら このくらい主張があった方が良いですね。
白×有色 2色構成での淡いトーンですから やはり爽やかさは満載です。







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● オーストリア:GETZNER

変化タッターソールチェックの部類であり、特に秋冬系のカントリースタイルには これらカントリーチェックの類は欠かせぬ存在です。
 それを春夏らしく淡いトーンで配色し 爽やかにまとめ上げております。

こちらもツイル地でツルっとしております。
3者混など含め、ベタながら サマーツィード等にも是非合されてみて下さい。
 サファリジャケット等にも良いですね!







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● オーストリア:GETZNER

個人的にお勧めなこちら!
春夏には欠かせぬトラディショナルなマドラスチエックです。

薄手のコットン地ですし、使い勝手が良いのは言うまでもありません。
配色バランスも素敵であり、きっと売り切れも早いのではないでしょうか!







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● イタリア:LEGGIUNO

恒例のプリント地を見て参りましょう。
プリント地と言えばレジウノ社は欠かせません。

鋏に糸、釦、、、
家ごもりの昨今、刺繍含め ご家庭での手作り洋裁はかなり盛り上がっているようです。
お好きな方は随分とオリジナルなマスクも作られた事でしょう。







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● イタリア:LEGGIUNO

男性も女性も 挙ってゴルフですよ!
装いを見れば昨今のストレッチ系化繊のスポーツウェアでは無く、古き良き時代でのクラシックな装いでお洒落です。

ゴルフもこれからの季節は気持ちが良さそうですね。
ゴルフ好きの方にも是非如何でしょうか。







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● イタリア:LEGGIUNO

!!! インパクト満点です。
ご覧の様に各種スポーツで使用されるボールを集め、カラフルに彩りました。

パッと見はキャンディみたい(笑)。
子供たちが元気に外で遊び辛き昨今、せめてお父様がこんなシャツで装いだけでも元気にと如何でしょうか。







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● イタリア:LEGGIUNO

クラシックなストライプのフィールドをベースに、カウボーイ達が投げ縄を!
って アレッ、、、縄が縞!?

実はこの縞自体が縄でもあり、縞(ストライプ)は先染め糸による織り柄では無く、縞ごとプリントというトリッキーなデザインでした!







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● スイス:ALUMO

名門アルモからは上質で爽やかなサッカー地のバリエーションです。
快適この上なしですね。

普段着に、そしてリゾートでも是非一枚如何でしょうか。
きっと気に入って頂ける事と思います。







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● スイス:ALUMO

アルモと言えば春夏のボイル地は欠かせぬ定番です。
一番薄く、一番涼しさに特化したシャツ地です。

薄過ぎて透けます。
透けが気になる方は、織り柄入りやカラーものが良いでしょう。







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● スイス:ALUMO

美しきシャツ地です、、、、。
上に同じくボイル地ですが、織によるストライプですね。

この縞の部分は繻子織になっており、サテンの様な光沢感と共に、縞部分は地が密に成りますので透けが全く気にならなくなります。
 この縞柄がくっきりと浮き上がり、とてもシャープで綺麗、最高に涼しいシャツとなります。







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● イタリア:ALBINI

プレーンなポプリン地にかなり幅広なストライプ。
これ、英国センスですよね。 個人的なお気に入りです!
 T.MASONやD.J&Aを傘下に入れたのは、、、、。







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● ポルトガル:SOMELOS

これも個人的なお勧めです。
細きコード織り、所謂ピケですね。

ホワイトとアイスブルーの2色 御用意があります。
シックでエレガントなシャツ地です。







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● イタリア:ALBINI

これはベーシックなオックスフォードとツイルです。
なんて事のないド定番の生地ですが、実はコットン:100%ながら ストレッチ性を持たせた今時の生地なのです。

基本的にコットンやリネン等の植物繊維は ウール等の動物繊維と比べ融通性がほぼありません。
それ故のユトリが必要となるのがシャツでもありますが、そこをストレッチ性で補い より動きやすさを意識したという事になります。

 思ったより凄く伸びますので店頭にてご確認下さい!








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● イタリア:THOMAS MASON

素朴で気持ちが良さそうなリネン地、、、、こちらも捻りがありますよ!
実は同社において大ヒットシリーズとなっている【JOURNEY】というシリーズがあり、
簡単に言うと皺になり辛く、アイロンの伸びが頗る良く とにかく『イージーケア』というのがJOURNEYであり、基本 天然繊維100%です。

私も愛用しており抜群の性能ですが、そのシリーズに何と皺が売りのリネン地を加えて参りました。
 スーチングなどでもリネンにウールやポリエステルなどをブレンドし、皺を抑えつつ、、、、というのが様々に展開されていますが、別の方向性で皺を抑えつつ『らしさ』も兼ね備えたという事ですね。








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● イタリア:ALBINI

こちらは素朴で昔ながらのリネン:100%です。
何も足さず、引かず、純粋です。

綺麗で豊富な色バリエーションが揃っております。
冒頭 N様のシャツに同じで御座います。

確りと色出したバリエーションも素敵です。
特に個人的お気に入りは センターのイエロー!


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春には一面に広がる菜の花畑を彷彿させる見事な黄色。
夏には元気なイメージいっぱい、ヒマワリの黄色。
 自然がもたらすナチュラルカラー、季節と共にその色を纏い 存分にシーズンをご堪能下さい。

イエローはブルー系にも映えますし、グリーンやブラウンとの相性も良く、かなり万能に使える色でもあります。

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● イタリア:ALBINI

こちらも綺麗ですね!
上に同じリネンシリーズですが、織り柄でストライプを入れております。
 単純ですが それがカッコイー!!







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● イタリア:ALBINI

リネンのシリーズはソリッドだけでは無く、ストライプやチェック、プリント地まで多彩に揃えております!
















・・・・・如何でしたでしょうか。

いよいよ4月を目の前に、春夏地が充実しておりますので
これからの装いをイメージしつつ、是非お気軽にご覧に来て頂ければと思います。










・・・・・【 至高のシャツ地フェア 】

この春にも 至高のシャツ地フェア を開催すべく企画しております。
世界一のシャツ地とも称される CARLO RIVA の今季新入荷が少し遅れているようです。

ロックダウンの影響もあるでしょうし、同社は常にマイペースな事もC.リーバらしさでもあります。

入荷次第 直ぐに準備して、、、という流れになりますが、おおよそ来月4月の中旬くらいには行えるではないかとの見通しで御座います。

 当BLOGでもご連絡して参りますので、引き続きご確認頂ければと思います。
年に一度のシャツフェアです。


スワッチ(生地見本)では無く、現物着分がところ狭しと並び、最高峰の生地を直接 見て、触って、感じて頂ける御機会となります。
 そして、それらが ささやかながらお値引きも入りますので、是非お時間を頂戴出来ましたら幸いです。






 では、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
今週も誠に有難う御座いました。












posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月16日

【 SUPER BRIO A 】






 フランスの超老舗であり名門マーチャント:DORMEUILは、長き歴史の中で沢山の名作を生み出して参りました。

本当に沢山ありますが、春夏地でみればTONIK、そして【 SUPER BRIO 】 が代表作である事は揺るぎない事実です。



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この大変貴重なVINTAGEの生地を幸運にも入手し、当店BLOGでも御紹介させて頂きました。
http://dittos.seesaa.net/article/467770520.html
【 SUPER BRIO 】



初めてでは御座いませんが、上記分入荷の御紹介からは もう約2年も経っておりました。
この激レアVINTAGEに関する詳しき内容は、以前の上記リンクよりご確認頂けましたら幸いです。




 この時は奇跡的でもある ネイビーのソリッド、そして淡いベージュのソリッドと2種類仕入れる事が出来ました。
目の肥えた当店顧客様方よりご注文頂きました羨ましいスーツ達を幾つかご覧頂ければと思います。












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・・・・・1930年代 英国のスタイルブックです。
紳士服のテーラードクロージングにおき、源流であり模範たるブリティッシュスタイルの典型ですね。
イラストとは言え、全てにおいて美しくバランスのとれた正に模範解答の様なスタイルであり、これを具現化すれば上記T様のスタイルと重複しているかの様に見える事と思います。

ゴージの位置も高過ぎず、低過ぎない。
ラペルも狭すぎず、広過ぎない。
細めでシャープな胸のウエルトポケット、本返りの三つ釦、程好きカッタウェイ。
やはりシャープなスリーブ、2面2ダーツ裁断にてクセ取りされ エレガントにシェイプされたウエストライン。

 ファッションを超越しているのがクラシックです。


T様、いつも素敵な御注文を心より感謝申し上げます。
次のご注文も是非ご期待下さいませ。








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・・・・・ベージュのソリッドにてシングル 1釦の三つ揃い、御追加にてダブルブレストの上着と別デザインのウエストコート。
そしてネイビーではダブルのブレザーをご注文頂きました。

このベージュのスーツがあれば、生地がブレザーと色違いの兄弟ですし、上下で組み合わせたスタイルとしても正にベストマッチングで御座います。
 勿論 狙った上でのご注文であり、大いにSUPER BRIO をご堪能頂きました。

N様、長きに渡り本当にお世話になっております。
お次のご注文分ももう直ぐFINISHで御座います。



【 ネイビーは既に完売となっておりますが、ベージュの方はもう少しだけ在庫が御座います。】







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・・・・・ダブルブレストも勿論欠かせぬスタイルです。
紳士服が一番エレガントであったとされる1930年代には今も続くクラシックなテーラードクロージングがある意味完成された時代でもありました。
 英国の影響力は頗る強く、この時代でのスタイルはイタリアやフランス、アメリカでもほぼ同じです。

この模範たるブリティッシュなクラシックこそ源流となります。

誂えですから当然お客様のお好みやご要望は最大限に尊重致します。
例えそれが個性的であったり、珍しいデザインや意匠であったとしても
ブレぬ主軸が根底にあれば 生み出される服達に説得力が備わると信じております。








さて、この激レアVINTAGEですが
幸いにも他のバリエーションを入手する事が出来ましたので 是非とも御紹介させて頂きたいと思います。


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・・・・・先ずはご覧の様に正にベーシックなバンカーストライプ、ネイビーとグレーの2色御座います。
ストライプならではのシャープさ、、、キレがあります!

モヘア独特の光沢感による光の陰影と共に、美しき貴重なVINTAGEをご覧下さい。


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・・・・・ストライプのピッチや線の太さは ネイビー・グレー共に同じで御座います。




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・・・・・こんなにもエレガントなバンカースーツ、艶と品があり、そして何故か落ち着き感も漂うのはVINTAGEなりの説得力と存在感からでしょうか。


紳士はやせ我慢も必要です、多少暑かろうと 涼しき すました顔してお仕事に勤しまれて下さい。
バンカーストライプは必ずや出来る男を演出してくれます。












・・・・・さて、最後にもう一種、、、、これはもう見るからにVINTAGEです。
大変素晴らしいですし、貴重だと思います。






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・・・・・ネイビーのシャドーチェックです。
ほぼ無地範疇であり、少し離れれば織り柄は溶け込み見えません。

近くで見ると、、、、凝った織り柄による格子が見えて参ります。





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・・・・・ウインドペーンに複数のトラックストライプを織り交ぜ、何とも豊かで味わいのある柄出しであり、デザインとなります。

現在、キッドモヘア混の生地は様々に展開されており 多くのメーカーがとり扱います。
しかし、、、こんなシャドーチェックなんて今は無いと思います。
 昨今ではそこまでバリエーション展開されないのも現状と言えます。

当時はそれだけスーツの需要も高く、バリエーションに富んだ展開をされていた訳です。
単純なソリッドより勿論手間も掛かりますし、これは凄く貴重でもあり 本当に時代を感じさせてくれる逸品でもあります。

格子とは言っても、程好く浮き出る程度の控えめな感じであり
傍目には ほぼほぼ無地でのスーチングに見える事でしょう。

分かる人には分かる、そんな子でもありますね!


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・・・・・如何でしたでしょうか。
正にお宝です、、、、、。

VINTAGEにおき、こういったスター選手は当然ながら滅多に手に入れる事は出来ません。
当然ながら有限在庫でもあり、減る一方である事は御理解下さい。
復刻品的な生地もありますが、復刻なんて本質的にはもう出来ないのです。

リアルな当時の生地であるVINTAGEだからこその価値であり、その貴重なSUPER BRIO がこんなにもベーシックな色柄で目の前にあるなんて、、、『縁』という事です。


 是非 この往年の貴重なスター選手たちへ直に会いに来て頂けましたら幸いで御座います。


皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。











・・・・・誠に恐縮ながら、来週のBLOG更新はお休みを頂戴致します。

次回の更新予定は、3月30日(火)を予定しております。
どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。



 今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。









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