2018年10月09日

【 Johnstons of Elgin : STOLES 】





 昨日の10月8日からは、二十四節季でいう 『 寒露 』 となります。

晩秋から初冬にかけて草木や木の葉の上に付く露の事を指し、「露が冷気によって氷層になる頃」という意味だそうです。
 朝晩は寒く感じられる様になり、寒さが少しずつまして参ります。

あれだけ夏が暑かったのですから、冬は相応に寒くなる事と思います。


皆様、コートにストール(マフラー)が必要な時期が迫って来ております!!

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 丁度 昨年の今頃、ジョンストンズのストールを御紹介させて頂きました。
http://dittos.seesaa.net/article/454049010.html

今週は、今季買い付け分の素敵なストールが入荷して参りましたので
是非 御紹介させて頂きます。


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Johnstons of Elgin


Made in SCOTLAND



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チャールズ皇太子のロイヤルワラントを持つ、言わずと知れた超老舗のメーカーです。
特にカシミアなどを語る上では同社を抜きに語る事は出来ません。


 今期は WOOL 、そして CASHMERE の2種を御用意させて頂きました。


それぞれの特徴やメリットなども違います。
クラシックでシンプルなものだからこそ、質に拘り その極上な風合いに、温かさに包まれて頂ければと思います。



 先ずは ウール から御紹介させて頂きます。













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・・・・・極シンプルで使いやすきカラーを 計5色 揃えました。

当店が御用意するのは 先ず前提として
『 薄くて軽い事 』 そして、『 大判である事 』 これらを重要視して吟味しております。

大判であるからこそ、様々な巻き方を楽しめつつ、装いの雰囲気さえ変える事が出来ます。
ネクタイの結び方は、シャツのカラーに合せます。
 これらストールは様々なスタイルに合わせてお使い頂きますので、その日のスタイルや気分に合わせて巻き方をお楽しみ下さい!

 大判だからこそ薄く、軽くなければ成りませんし、
ゆるく、かるく織られたその風合いは、暖かな空気を沢山保有してくれます。















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・・・・・サイズは 約36p × 約186p となっております。

それなりに幅がありますので、二つ折り、三つ折りにして巻いて下さい!
女性の方であれば、肩からケープの様に羽織っても良いですし、ひざ掛け様にオフィスへ常備されておくもの良いでしょう。


長さは 背の高い男性くらい御座います。
だからこそ、首に巻き付け ボリュームを出せるのです。














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・・・・・綾織で薄く、軽く織られたそのウール地は
EXTRA FINE MERINO WOOL
極上の最高級な原毛を使用し、それをあま〜い糸に紡績されています。

 とにかく肌触りは最高であり、これでウールなの、、、、と思わずにはいられないでしょう。
流石は ジョンストンズ といった所です。

エッジは緯糸を抜き、フリンジ状にしています。
解れ止めの始末であり、装飾的な要素も同時に持ち合わせています。
厚みや段差を作らない事、これは大事な要素であり シンプルで簡易な始末ながら、ベストな始末法ともいえます。













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・・・・・一重であれば透ける位に薄地である事がお分り頂けますね。
本当に軽いですから!

では、綺麗な5色を 5種の巻き方も楽しみつつ、ご覧くださいませ。













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@ OATMEAL

見るからにソフトで優しい色です。
うす〜いベージュ、間違い無き色味であり お手持ちに無ければ是非入手しておくことをお勧め致します。













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A LIGHT GREY

上品さが漂う パールグレー といった感じです。
こういった小物類は、装いの良いアクセントになりますので ダーク系の服であれば、敢えて差し色にチョイスしてみて下さい。
無彩色ですから 周りがどんな色でも許容してくれます。













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B GREY

一番ニュートラルな色ですね。
先に同じく、無彩色なモノトーンであり、ど真ん中のミディアムグレーです。

万能選手とは こういう選手です!














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C CHARCOAL GREY

グッと渋く、エレガントな雰囲気が出ます。
上品でありつつも、黒ほど強過ぎない、、、、そんなシックな雰囲気の演出には抜群です。















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D BLACK

この色の魅力は言わずとも知れた事でしょう。
黒、、、、こういう色こそ質の差が出ます。 目利きな皆様にもご納得いただけるクォリティーで絶対のブラックも是非!











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・・・・・5色、それぞれの魅力があり、2色、3色と欲しくなる程にベーシックでシンプルなストールです。

このシリーズはウールですね、その大いなる魅力の一つは やはりお値段です。
カシミアはどうしても高額になりますが、お手頃なお値段な事は嬉しい限りです。

 奥様や大事なお方へのプレゼントにも是非如何でしょうか。

シンプルゆえに、ご夫婦兼用でお使い頂けるのは嬉しいところです。



お代金ですが、 12,000円 + TAX となります。

かなりお買い得価格だと思います!!













 では、次にカシミアです!


カシミアの方では 計3色 御用意させて頂きましたが、お陰様で1色既に完売しておりまして、2色の御紹介となります。







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・・・・・ネイビー系と、キャメル系 どちらも使いやすい色味を揃えました。

繊維の宝石:カシミア 流石に別格で御座います、、、、。

http://dittos.seesaa.net/article/422289775.html
 上記ページでは、カシミアついて詳しくご説明させて頂いております。
何故 高級で、別格なのか、、、その理由は上記リンクページより御参照下さいませ。













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・・・・・こちらのサイズですが、 約71p × 約174p となります。

先のウールより、更に幅が広く、長さは少しだけ短い、そんなサイジングです。
 また、特徴たるは 4面構成・4面配色になっており、それぞれ同系色でまとめられています。













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・・・・・ウールに同じく無縫製であり、織糸を縫いてフリンジ状に始末されています。

このフワフワ感、シットリ感、そして温もりは、、、、首に巻けばとろけそうです!
カシミア、、、、流石の説得力です。


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E NAVY

広幅ですので、先のウールの様に 先ずは二つ折り、三つ折りなどで幅を抑えてから巻いて頂きます。

 この4面構成は、巻くとその単純な構成が グッと魅力的に花咲くのです!
ご覧の様に 同系色ながら、グラデーション豊かなネイビーを楽しむ事が出来ます。

 細いストールを2枚使いで巻くというテクもありますが、その表情が1枚で気軽に楽しめる訳ですね。
















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F NATURAL

ジョンストンズでは その様に名付けされております。
確かに自然でそのままの色ですから、親近感と共に安心感さえあるわけです。
ご覧の様に 所謂キャメル色系でのグラデーション(4色構成)です。

 もう見るからに暖かさを感じる色味であり、合わせ易く、優しい雰囲気を奏でてくれます。首に巻けば、笑みがこぼれそうな風合いをお楽しみ下さい。













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・・・・・こちらも綾織地であり、透ける程に あま〜く、薄く織られ、とても軽いです。

薄地の大判、これが当店の価値観であり 心底お勧めさせて頂きます!















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・・・・・もう とろけて下さい、、、、、。


お代金ですが、CASHMERE 36,000円 + TAX となります。

 お値段もカシミア値段とは成りますが、このサイズを考えて下さい!
風合いを感じて下さい。 高い! とは きっと言えませんよ。

最高の原材料であり、同じ原毛の筈なのに何故でしょうか。



 それはですね、皆様が頭にイメージする極一般的なマフラータイプ。(どちらもストールとも呼ばれます。)
これ等 当店仕入れ分のストールタイプと比べると もっと密で地厚です。
その分 当然暖か様増すかも知れませんが、重たさと共にモコモコ過ぎる部分は否めません。
 地厚な分、エッジの始末は解いた糸を撚り合わせ、長めで存在感のあるフリンジで処理されています。

今回のCASHMEREストールレベルの同等サイズで比べれば、価格も約2倍です。

単純です! 薄くて軽い、その分だけ同じ面積でも 使用される原毛の量が少ないという事になります。
 好み差はあれど、温かさ加減は お値段ほどの差はありません。
なので、後は好みや価値観となります。

















・・・・・如何でしたでしょうか。

GIFTにも最適です! 是非1枚、奥様と共に2枚など、この使い勝手の最高なストールをお使いに成られてみて下さいませ。

 ご遠方のお方には御発送も喜んでご対応させて頂いております。

(お支払はお振込みか、カードでの御決済も可能で御座います。)
(お電話、HPからのお問い合せ等にて お気軽にお問い合せ下さいませ。)

また、リクエスト頂ければ無料でGIFT用のラッピングもさせて頂きます。

 お店に来て頂ける方々におかれましては、是非その風合いを、素敵な色を 直接味わって頂けましたら幸いです。

どうか宜しくお願い申し上げます。



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 皆様のお越しを 心よりお待ち申し上げております。
今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。







posted by 水落 at 09:00| Comment(2) | おススメ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月02日

【 PICK & PICK 】



 日本列島を縦断した台風24号:チャ―ミ―。
各地でも様々な被害が出てしまいましたし、都心でも交通の乱れなど影響は大きかったです。

週末だった事はせめてもの救いだったかもしれませんが、皆様におかれましては大丈夫でしたでしょうか。

長雨や台風、地震などの自然災害には抗えませんが、経験を少しでも以後に活かせることを望むばかりです。




















 伝統のある普遍的で保守的な CLASSIC SUITING を語る上で
PICK & PICK というスーツ地は欠かせぬ生地です。

日本では 表面がサメ肌に似ているとの事で シャークスキン とも言われております。

 この代表的で当たり前すぎるスーツは、既に皆様のワードローブに入っている事と思います。 もし 後回しになっている様であるならば、品質の良い PICK & PICK で誂えたスーツは是非とも手に入れておくべきです。


現代社会におき、昼間の正装となるモーニングコート(CUT AWAY FROCK COAT)があります。
基本的にはブラックですが、グレーも御座います。
 英国のアスコット競馬場では正装した紳士淑女が集いますが、そんなオケージョンや結婚式などでもグレーのモーニングは着用されます。

その正装たるグレーのモーニングスーツ、例外はあれど その多くは PICK & PICK の生地にて仕立てられています。



 昔から親しまれてきたPICK & PICK は、往々にしてグレー系が主体であり、バリエーションとしてはネイビー系なども織られています。
春夏用の軽めなウエイトから、ガチッとしたヘビーな秋冬地まで様々ながら
この PICK & PICK をコレクションしていない生地メーカーは無いと言えるのではないでしょうか。











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・・・・・400gの確り目のウエイト、私物の PICK & PICK :3-SUITS です。
もう13年選手となりますが、まだまだ現役である事はいうまでもありません。

大切なオケージョンでは、どれだけ頼りにしてきた事でしょうか。
私が大人になってからのささやかな歴史の中で、その13年の間には様々な思い出があり このスーツにも刻まれています。




 PICK & PICK は綾織となります。

平織は、経糸と緯糸がそれぞれ交互に潜り合い 織られています。
網戸と同じなので、一番わかりやすくプレーンな織です。

綾織とは、羅列する緯糸に対し、経糸がルールをもって その緯糸を飛ばしながら潜らせて織られています。
 平織と比べて地は確りとし、表面には その飛ばした経糸が斜めに走る畝が生まれます。
この特徴により、平織と比べると 綾織の方が艶やかでもあります。
(文字での説明ですと 分かり辛いですね、、、。)

独特の斜めに走る畝は、皆様もお持ちであろうジーンズをみれば良く分かるでしょう。
チノパンの生地も綾織であり、ジーンズほどでは無いですが この斜めに走る畝が見える筈です。




 さて、PICK & PICK である特徴をもう少し御紹介致しますと、
この生地は目を凝らしてよく見てみると、その綾織たる斜めの畝が かなり細かな階段状になっているのです。 その階段が細かく羅列して綾織たる畝模様が構成されているのです。

また、PICK & PICK では無い とてもベーシックで当たり前な綾織ウーステッドのスーチングは、基本的には経糸・緯糸同色でネイビーやグレー、ブラック等と色を構成しています。
 しかし、PICK&PICKはグレー系であれば モノトーンでの範疇において、数色の色を織り交ぜて織られるので 独特な霜降り感が表情に出るのです。






 今週は、紳士の着るべきスーツに対し 欠かせぬ存在でもある 【 PICK & PICK 】 より 3種の個性溢れるお勧め生地を御紹介させて頂きます。


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・・・・・先ずは、名門 H.Lesser からの PICK & PICK です。

ここは高い!、、、その代わり、その期待と信頼を裏切る事は絶対にありません。
100年以上の歴史ある生地メーカーがひしめく英国では、比較的に歴史が浅いとも言えるでしょう。 逆に、その短期間でここまでサビルロー界隈を始め、世界各国で支持されてきた経緯には確りとした理由があるという事です。
 当店でも多くの生地を扱ってきております。
『格上』そんな表現が適する数少なき素晴らしい生地メーカーです。

HARRISONSグループの傘下になった事は記憶に新しいのですが、この生地は傘下に入る前に織られていた所謂 古在庫となります。
 この生地種、実は廃盤が決まってしまい 在庫限りです。
出物で入手したので 正規販売されていた頃を考えれば驚きのお値段でもあります。

(生地ネームもHARRISONSグループに入って少し変わりました。このネームは勿論それ以前のネームです!)

















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・・・・・この生地ですが、なんと 16oz : 475g あります!!

圧倒的な迫力です。 誂えスーツは子の代までと言われていた時代を考えれば普通ですが、古き良き英国服地を好まれる方におかれましては もう間違い無き御選択です。

 コシがあり、かなり密に織られた打ち込み具合は 必ず仕立て映えを持って応えてくれる事間違いなしです。

皺にも強いでしょうし、復元力も高いはずです。

 これは もう生涯のパートナーとして寄り添ってくれる事でしょう。















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・・・・・あっ、階段、、、ちょっと分かりますね!! 分かりませんか!?

PICK & PICK は、仮にワードローブに入っていたとしても、数着は欲しくなる程に魅力にあふれています。
 仮に この H.Lesser を所有するなれば、今度は春夏用でも欲しくなります。
その時は色目ももう少し明るめでの御選択も良いですね。

名門 H.Lesser のヘビーな PICK & PICK 、チャコールグレーのシックでエレガントなこの生地は もはや貴重な逸品となりました。


















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・・・・・お次に紹介するのは VINTAGE となります。

VINTAGE のスーチングは当店 BLOG でも随分と御紹介して参りました。
実は、この生地 どこで織られたのかは不明なのです。

PICK & PICK の らしさ溢れる オックスフォードグレー ですね。

ウエイトは 約350g です。 秋口から御着用でき、冬を越して 寒さ残る春先まで御着用頂けます。

















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・・・・・ご覧ください、何とこの生地には、カシミア、そして ミンク がブレンドされているのです。 超高級毛皮のあのミンクです!
とは言ってもカシミアと共にスパイス程度ですから、ほんのりと味付け程度となります。
 ゆえに、デリケートでは!? との心配には及びません。

そのミミ部分には 金糸 が使われており、あからさまな高級感を演出しています。

 70年代後期に織られたとの事ですが、当時のMOXONやTAYLOR&LODGEなどが挙って良い生地を! 高級な生地を! と切磋琢磨していた時代の物であると ブレンドやミミより推測する事が出来ます。

( VINTAGE MOXON:GOLDENBALEも金糸使いでしたね。 TAYLOR & LODGEのVINTAGEでは、GOLDENBALEにCASHMERE、そしてSABLE、VICUNAをもブレンドした至高の4者混生地が存在しました。)



 現代の高級生地には欠かせぬ、スーパー200、もしくはそれ以上も、、、。
今とは高級たるベクトルも違いますし、そもそも そんな糸を当時は作れませんね。
だから良いのです。 高番手過ぎる生地は実用的ではありません。

当時の高級なレベルはスーパー100から、トップレベルで120程度です。
それで十分であり、むしろその位がベストと私の価値観では思っています。



















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・・・・・この写真だと、耳の金糸がキラキラしているのが見えますね。
仕立屋に並ぶ生地は大抵この様に ミミ表記があり、様々な事が織り込まれています。 MADE IN ENGLAND や、メーカー名、素材などですね。

 今は既製服が主体であり、既製服用に織りあげられる生地には ミミ表記など不要です!
ミミ、、、仕立屋には沢山の生地が並びます。 ある意味では同じ様な物ばかり!?

ミミは とても大事なアピールポイントでもあったのです。

 この生地、実はメーカー不詳というのもあると思いますが 品質を考えると信じられないほどに激安です、、、。 
旧型織機でゆっくりと織り上げられ、当時の手間の掛かった丁寧なフィニッシング、それが風合いに表れています。
 目の肥えた『通』の方こそ こういう生地を見抜き、選び出されますので 本当に流石で御座います。

是非皆様も一度 手に取って、その品質を、風合いを感じて頂けましたら幸いです。



















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・・・・・ラストを飾るのは、英国 HARDY MINNIS より
ほんのりブラウン味の掛かった絶妙な チャコールブラウン です!

似たような渋い色目が、FOX BROTHERS のフランネルでもありましたね。
http://dittos.seesaa.net/article/452503990.html


カントリー系含め、スポーティーな生地には欠かせぬブラウン。
しかし、ダークスーツなどのビジネス系スーチングでみれば 野暮ったくなりがちに感じられる方も多い事でしょう。

 しかし、この子には品の良さが漂います。
チャコールブラウンの PICK & PICK 、なんて乙なチョイスでしょうか。
余裕ある大人の渋みが滲み出ます!

















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・・・・・HARDY MINNIS
ウエイトは こちらも 約350g といった所です。
これもかなりの打ち込み密度でコシがあります。 素晴らしい生地です。
こういう生地は本当に仕立て甲斐があるのです!

HARDY MINNIS、耳にされた事の無い方も居られるかも知れません。

皇室御用達でもあり、ハダーズフィールドに構える やはり名門ミルの内の一つでもあり、大きなグループでもあります。

1859年 創業の老舗ミルである MARTINSONS & Co
フレスコで有名ですね。 その MARTINSONS 、実は HARDY MINNIS の傘下に入りました。

 悲しいですが、昨今では この様にグループ化しなければ太刀打ちできなくなってきた事は否めぬ事実です。

ネームは、MARTINSONS & Co できておりますね。

(この写真でも階段が見えますよ! PICK & PICK たる顔です。)



















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・・・・・みな PICK & PICK です。
微妙な色味の違いや表情の差が分かるでしょうか。

右上より、左に向かい
H.Lesser
VINTAGE
HARDY MINNIS  と並んでいます。













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この写真は自然光下ももとで一応撮りました。
が、写真は写真でもあり、皆様のモニターを通せば また色味も変わるでしょう。





 同じ PICK & PICK にも拘らず、これだけ三種の個性が違います。

持っているべきスーチングでもある PICK & PICK 、皆様ならどの子がお好みでしょうか。

色味だけでは無く、風合い含め 写真ではお伝えしきれません。

是非店頭にて現物を手に取り、個性を感じて下さい。
 BESPOKE でも、HOUSE STYLE ORDER でも、そのステージ内において最高のスーツに料理させて頂きます。




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 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
今週も誠に有難う御座いました。



・・・・・今月の中旬位を目安に、今季の新作 オリジナル・タイが仕立て上がって来る予定です。
今回も素晴らしい生地が織り上がって参りましたので、是非ともご期待下さいませ。

宜しくお願い致します。







posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

【 2018AW SHIRTING 】





 皆様 こんにちは。
二週に渡り三連休が続きましたが、如何お過ごしでしたでしょうか。

雨はよく降りますが、いよいよ上着を着ていても タイを締めていても心地良い季節に差し掛かって参りました。

10月も目前です。街では既に来年のカレンダーも発売されていますね。
毎年ながら焦ってしまいます。



















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・・・・・1920年 衿型のバリエーションです。
まだまだスタンドカラーも多いですね。
しかし往々にして 衿腰高き ハイカラー である事が当時の特徴でもあります。
 
【 はいからさんが通る 】
ご存知でしょうか、耳にした事ぐらいはあるかも知れません。大正時代を舞台に描かれたマンガであり、アニメ化もされているようです。

ハイカラとは、明治時代に西洋の格好を取り入れられた方や西洋帰りの方々を指して言われていたそうです。 そうです、皆 写真の様なハイカラーシャツを着用されていた方々の事を指していたのですね。

 そしてハイカラな・・・等と形容的に使われ出し、大正時代には お洒落な方や流行的な格好の方をハイカラさんと呼ぶようになったそうです。

 ハイカラさん、、、お若い方々は聞いた事も無いかも知れませんね。




さて、まだ全てでは無いものの 今季秋冬のネタが揃いつつあります。
今週は 頼りにしている国内のシャツ問屋さんより、2018年 AWのコレクションが届いておりますので御紹介させて頂きます。


 先ずは寒くなると恋しくなる暖かなシャツ、コットン フランネルのシリーズよりご覧頂きましょう。

















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・・・・・イタリアに買収されてしまった THOMAS MASON より
贅沢なネルシャツ地です。  コットン:85%  カシミア:15%

なんとカシミアがブレンドされていますね。
 柔らかく、肌触りは最高ですし、天然繊維でもあるカシミアの暖かさは
ほぼ化繊からなる有名なヒートテックとはある意味対極の暖かさと価値観とも言えましょう。

ご存知の通りシャツは下着です。肌に触れあう生地の風合いを直に感じて下さい。















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・・・・・スイスの名門 ALUMO より
上記に同じ混率で織られた カシミア混ネルシャツ地です。

合わせやすそうで 色も温かみを感じずにはいられぬキャメル色。
 タイを締めても、勿論ノータイでのスタイルでも重宝出来る上品なシャツとなる事でしょう。














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・・・・・同じく ALUMO より
コットン:83%  ウール:17%

今度はカシミアをウールに置き換え、様々なカラーバリエーションを取り揃えます。
 肌触りや保温性はカシミアに劣るものの、充分な暖かさと共に やはりお値段がカシミア混とは大きく変わって参ります。

淡いペールトーンのネルシャツを 暖かさと共に是非お楽しみ頂ければと思います。
















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・・・・・オーストリア GETZNER より
コットン:100% での純粋なコットン フランネルであり、クラシックなヘリンボーン柄です。
 こちらのシリーズは、先の上品シリーズと比べると肉身が確りとあり よりスポーティーでもありますので、デニムに合わせ ニットを合わせたスタイル等でも様になります。

この辺りは ノータイでのスタイリングがお似合いになるでしょうか。
















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・・・・・イタリアは ALBINI より
コットン:100% の同じくネルシャツ地です。

こちらは織り糸も細く、地薄で滑らかでもあり かなり上品に仕上げられています。
 表情は刷毛目調な顔立ちであり、霜降り感がまた素敵!

アイスブルーと、かなり薄いライトグレーの 2色展開です。
 これは素晴らしい!















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・・・・・ポルトガル SOMELOS より
上記にかなり同じテイストながら、ヘリンボーン柄が織りなされています。
 よく見ないと分からぬ程度に沈み込んだ控えめな織柄となっています。
起毛感も主張も ほんのり程度で これまた上品さが滲み出ています。

センターの淡いベージュは鉄板ですね! 今期はこのシリーズが個人的に一押しです。

















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・・・・・イタリア ALBINIより
コットン:100% のネルシャツ地です。

線もなかなか太くやや主張のある格子柄ですが、縞の境をグラデーションをかけて色糸をセッティングし、更に起毛加工により柄のボケ加減が際立つ 芸の細かな格子柄です。

肌触りも最高です!

















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・・・・・イタリア TESTA より
織り柄のベースに、小紋系のプリントを施したスポーツシャツ地です。

同じくコットン:100%であり、ネルシャツ地となります。

















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・・・・・ポルトガル SOMELOS より
親しみと落ち着きのある格子柄は、クラシックなタッターソールチェックをベースとしてデザインされた コットン:100% のネルシャツ地です。

ブルー系にグリーン系、間違いなく頼りになる存在であり カントリー系コーディネイトの為にも ワードローブに加えておきたいシャツですね。
















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・・・・・イタリア THOMAS MASON より
モノトーンシリーズであり、ブラックの織り柄も揃えます。
ニヒルな感じが漂うこのテイストは一定の指示があるのでしょう。

 さて、ネイビーのスーツにブルーのシャツ、そしてネイビータイ。
皆様もされるであろう これ以上無きミニマルでクラシックなコーディネイトです。
 単にブルーのグラデーションですが、これをグレー版で行うと とても新鮮でありつつ落ち着きと共に洗礼された大人のコーディネイトとなります。

是非お試しに成られてみて下さい。

















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・・・・・イタリア THOMAS MASON より
大胆なストライプです! 配色やデザイン自体はクラシックながらも、ここまで大胆だと派手な部類に入るかも知れませんね。

良い意味でイギリス的な らしさも感じられますが、如何でしょうか。
個人的にはとても大好きです!!

















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・・・・・イタリア LEGGIUNO より
カチョッポリのシャツ地コレクション同様に、やはりプリントシリーズも御座います。

パイプ柄!!、、、、パイプお好きな方はおられますか?
















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・・・・・オーストリア STORMTEX より

えっ、、、ダイス柄、、、、、目は4、全て4、、、、いかさま!?(笑)
ダイスは対面との点の和は必ず 7になりますよね。


















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・・・・・ポルトガル SOMELOS より

クロ、黒、くろ、、、織り柄による表現で!
一定のファン層がいるのでしょうね。
















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・・・・・ポルトガル SOMELOS より

『 !!・・・ 君らは DASHING TWEED かっっ!? 』

と、ツッコミが入った所で今週は閉幕とさせて頂きましょう。

http://dittos.seesaa.net/article/461462399.html
( ↑ DASHING TWEED )



















・・・・・如何でしたでしょうか。
コレクションは勿論これだけではありません。 クラシックな色柄も豊富に御座います。

多岐に渡るこれらコレクションは見ているだけで楽しくなります。
 様々な価値観と好みのお方が居られる訳です。 

きっと皆様にとっても素敵な生地が見つかる事と思います。

 是非とも店頭にて吟味されてみて下さい。
パイプやダイス柄であろうと、弊店拘りのフィッティング精度と仕立てによる最高のシャツへと料理させて頂きます。






 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。






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