2015年12月22日

【 S様のご注文:台湾より 】


 もうクリスマスは目の前です。
街中も随分と賑わっておりますね。

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この写真は 六本木のミッドタウン
ここのイルミネーションは結構有名だそうですが初めて行きました。

凄かったです!
入口からずっとイルミネーションが続き、、、幻想的で大変綺麗でした。
ホテルやレストランから見たら一層綺麗なのでしょうね。(12月25日まで)


















 さて、今週は弊店においては少し珍しい ご注文を紹介させて頂きたいと思います。





 ある日、弊店HPよりお問い合せを頂戴致しました。
なんと、台湾よりのご連絡です!


台湾に住むS様、この度ご結婚される事に成りました。
それで是非弊店でスーツをとのご要望です。 何とも光栄なお話を頂きました。

S様は日本へ留学されていた事もあり、随分と日本語が上手く、とても親日家な方でもあります。




 先ずは日程のご確認です。
BESPOKE ORDER は絶対に間に合いません。 この度は HOUSE STYLE ORDER にて 仮縫いをお付けしてのご注文と成りました。


ご注文、仮縫い、そして御納品と最低3回は来日しなければ成りません。
日程についても工場さんへのご協力が不可欠となります。



 この部分はクリア出来ました!
さて、どんなスーツをご要望なのか、、、



先にも書きましたが、かなり日本語がお上手な方です。
ややタドタドしくも 御来店前に随分とメールでの打ち合わせを繰り返しました。









何かイメージは御座いますか?


「 C.ディオールが好きで良く着ています! 」


『 えっ・・・・・・・・・・・』







クラシックとは真逆です!

基本前提として、注文服はお客様の為にお作りしますので
出来る限り耳を傾け、尊重致します。
ただし、伝えるべき事は確りと御理解頂かなくてはなりません。




「 モダンでミニマル、シャープでタイトなスーツが欲しい! 」


台湾ではクラシックよりもモード系の方が人気あるようです。
日本ではかなり選択肢が広く、ある意味何でも手に入れる事が出来ます。しかし、台湾での事情はそこまでではありません。
国内でのオーダーもあるそうですが、日本に比べればまだまだ物足りないとの事。




 S様のお好みになるスタイルを どこまでHS ORDERで表現出来るのか、、、そもそも御満足頂けるのか、、、、悩みながら様々な説明など含めたやり取りが続きました。


S様の頭の中には確固たるイメージがあります。
デザインやバランスなどの優先順位が高い部分もありますが、そこに高品質な仕立てと着心地を加えたいというのも重要な希望であります。


 わざわざ数回来日してでも弊店のスーツを着たいと思って下さるS様の強いお気持ちに対し、私自身 出来る限り寄り添い ご注文をお受けさせて頂く事に致しました。








 いよいよ初来店です。


とても笑顔が素敵な好青年、、、ジャニーズにいてもおかしくない程にアイドルの様な方です!
そして、細部まで気遣い下さる 物腰柔らかな素晴らしい紳士で御座いました。




早速打ち合わせです。
本国よりお持ちに成られたファッション誌の切り抜き写真やコピーなどの資料を御持参下さりました。


台湾で仕立てられたスーツも拝見させて頂きました。

お蔭様で色々な現状把握や情報を沢山頂く事が出来ました。










「 とにかくタイト目で、無駄な皺など一切出ない服が欲しい! 」


・・・・・実はS様、怒り肩度合がとても強く、これでは既成服を着る以上 ほぼ突き皺は出てしまうでしょう。
ハト胸でスーツはとてもお似合いに成りますが、特にタイトで細いモード系スーツでは合わないです、、、、。


台湾にてオーダーで作られたスーツ然りでしたので、それ故に余計な皺が入らない服への拘りが強いのだと思いました。







既製服の限界や価値観、モードとクラシック、仕立てのステージなど 今一度御説明の上
『 あくまで私のフィールターを介した Dittos の服に成りますし、それが HS ORDER でもあります。 それでも良いですか!? 』



S様は別に C.ディオールのスーツを真似て作りたいという訳ではありません。
 上記を御理解頂くと共に、むしろ望む所として 一層の期待感を膨らませられたようです。





次は、生地選びです。

この度は、弊店5周年記念生地のバラシアヘリンボーン柄:ミッドナイトブルーをお選び頂きました。 これでしたらフォーマルなシーンでの御着用にバッチリです!
http://dittos.seesaa.net/article/369975398.html





そして採寸を行い、先ずは終わりました。

早くも翌月には仮縫いで再会を果たす事に成ります。




2回目のご来店、
とにかくタイト目をご希望ですから、、、入念に打ち合わせをしながら FITTING。
次にお会いする時はお仕立て上がり時であり御納品でもあります。

日程もギリギリですし ミスは許されません!




・・・・・S様の来日予定に合わせ、工場さんにも懸命にご対応頂き本当に感謝です。
いよいよ最終FITTING、最後の確認です!!

 ではご登場頂きましょう。














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デザインは ベーシックなシングル:2釦のスタイルながら
ラペルはシャープに結構細くされています。




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体型もさることながら、とにかくユトリ自体を極力無くす事。
私なりの解釈と表現をさせて頂き はれてスーツになりました。

S様の好みや拘りが詰まった ONLY ONE のスーツです!










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逆光で見え辛いですが、ハト胸の立体感がお分りに成りますでしょうか。
この胸をまんべんなく綺麗にホールドしつつも皺を出す事無くウエストのシェイプへ。

体型は個性ですから良いも悪いも無いとは良く書きますが、このスーツを着用して下さった事で様々な事を御理解頂けた事と思います。

御自身の身体への理解無くして身体に合ったスーツ等を着る事は出来ません。
それをどの様に、どこまで寄り添って型紙を補正し、仕立てるのか。
TAILORとしての力の見せ所という事に成りますが、それが特にイージーオーダーというカテゴリーであれば そもそもの技術的な事を具現化出来得るシステム自体が必要と成ります。


BESPOKEの様に全てが自由という訳ではありませんので プレッシャーも御座いました。
大切な着用目的、そしてスーツのお代金代もそうですし、渡日費をも無駄にする事は出来ません。







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ウエスト周りのシェイプもかなり細いですね、、、、
拘られていた肩周りのFITも抜群です。

度合いにもよりますが、S様は右肩下がりです。
これも追いかけられなければ 右側のみ皺が入る事に成り、FIT感さえ左右で変わってしまいます。

左右均一に肩にのる事、これは大変重要な事です。
懸念されていた無駄な皺にも通じてしまいます。












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トラウザースです。
弊店では珍しい NO-PLEAT! とにかく細いっ!!


シルエットが細ければ細い程、身体に(脚)合わない分は脚にぶつかり皺と成りますし、あまり心地良くは無く 綺麗ではありません。

 逆を言えば 細い程にクセ取りによる曲線を作り出す事の効果がお分り頂ける事と思います。





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ここまで筒が細いにも関わらずにクセ取りなき直線の筒では 先ずふくらはぎに当ります。
ふくらはぎのボリュームと言う部分もありますが、立つという事は度合いの差が有れど 身体は案外反っているのです。 脚は真っ直ぐの様で真っ直ぐではありません。

写真でも後ろのクリースラインが曲線になっている事が、
そして ふくらはぎに突っかかっていないのが見てとれます。













S様には良い意味で色々と驚かれておりました。
FITTING にも着心地にも、そしてバランス(デザイン)においても御満足頂き
無事にお持ち帰りです。


「 台湾ではここまでのスーツは手に入らない。日本に、Dittosに来て良かった!」


 本当に喜んで頂けて、最後は握手!


恐縮ながらも嬉しいお言葉を頂戴し、お別れです。







 間に合って、そして御満足頂けて本当に良かったです。

今頃は幸せな新婚生活を送っておられる事と思います。
 どうか末永くお幸せに!!

またいつかお会い出来る日を楽しみにしております。

 S様、素敵な御注文を誠に有難う御座いました。

















・・・・・・・・・・・・今週もお付き合い頂きまして誠に有難う御座いました。
本年のBLOG更新は今週で最後と成ります。

 今年も本当に多くの皆様にお世話に成り、何とか新年を迎える事が出来そうです。
つくづく感謝しか御座いません。

心よりの感謝とお礼を申し上げます。


どうか来年も引き続き宜しくお願い致します。






・・・・・・・・・・・・改めて 年末・年始のご連絡です。

年内営業は 12月28日 までと成ります。
年始営業は  1月4日 より通常営業となります。


 色々と御迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い致します。



 では、皆様 良いお年をお迎え下さいませ。




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2015年12月15日

【 H様の御注文:REAL HOMESPUN 】


 こんにちは。
12月も半ば、皆様それぞれ冬の装いを楽しまれている事と思います。

私は寒くなれば やはりTWEEDが着たくなります。













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・・・ウインザー公のクローゼットです。
TWEEDが多いですね。 勿論 お手持ちの極一部に過ぎないと思いますが、カントリー系でまとめられている部分でしょうか。






 以前、日本の岩手県にて 昔ながらに全てを手作業で行う REAL HOMESPUN TWEED を織り続けている蟻川工房さんの御紹介をさせて頂きました。
http://dittos.seesaa.net/article/421513960.html




 今週は、とうとう御納品させて頂きました H様の
BEPOKE ODD JACKET:REAL HOMESPUN を御紹介させて頂きます。

今回はお仕立てだけでは無く、生地からの BESPOKE となります。
ある意味では究極とも言える BESPOKE をご堪能頂きました。
















 先ずは生地についての御検討です。

『 柄はとにかくベーシックなヘリンボーン柄で!』

蟻川工房の生地サンプルや、HARRIS TWEED などのサンプルよりイメージを膨らませて頂きました。

『 幅はこの位のヘリンボーンで ブラウン系。 ただし、単なるブラウン系では無く、TWEEDらしく様々な色を織り交ぜた深みと奥行き有るMIX調の独特なブラウンを出してほしい。』




ご注文が昨年の9月、生地が織り上がるまで約1年待ちです。

いよいよ生地が織り上がり、私の手元に届きました。
H様はご遠方の為、気軽にご来店頂く事が出来ません。 写真を何枚か撮りつつ私の検証を加えたFILEを作りご確認して頂きます。

M様にGOサインを頂戴し、これにて裁断へ取り掛かります!
M様のご期待もどんどん膨らむ一方ですよね。












 原毛を仕入れ、洗いから染色、糸に引き揃えカタカタ昔ながらに地味に織り上げ、最後に縮絨をかけて参ります。 織機も昔ながらのシングル幅であり、機械織りでは通常生地幅の約半分と成ります。

どれだけ手間と時間が掛かるのか、、、、なかなか想像出来ないと思いますが、蟻川工房さんより こんなサンプルを頂きました。





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これは【 原毛 】 です。 コレすら中々目にする事は無いでしょう。

左側をご覧ください。仕入れたばかりの原毛です。
当たり前ですが、脂と汚れにまみれています。

この原毛を先ずは洗います。 とにかく綺麗に洗います!



右側は洗い上がった原毛と成ります。
素朴で綺麗な生成り色に成りました。随分と繊維もフワッとなりました。



 そして やっと原毛を染色致します。












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・・・ヘリンボーン柄は、濃淡2色の色糸で柄を表現致します。

その主体となる濃淡の糸が 写真手前で左右2色 結んで糸になっているものです。

右側のベージュ調な糸を表現するのに手前から生成り・グレー・青と、、、7色もの色を掛け合わせて一つの糸に撚られています。



左側のダークブラウンは、計6色で撚られています。


全部で13色もの色を多彩に掛け合わせ、今回のH様のご注文のヘリンボーン柄は表現されているのです。

 流石にここまでとは思ってもみませんでした。




織り上がりました生地を良くご覧に成られてみて下さい。
黄色や青、赤、、、、様々な色がカラーネップの様になって感じられます。

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複雑なMIX調の色出しは、この様な糸作りから始まっている訳ですね。
















・・・いざ裁断です。
ミスは許されません、、、、。 緊張しながらチョークを引きますが、消えやすいし見え辛い(汗)。

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無地などの生地であれば、生地を2枚重ねで一気に左右パーツを共に裁断致します。
 しかし、柄物はそうはいきません。

上の一枚を裁断して、柄合わせ。 そして下側の生地を改めて裁断致します。






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やっと裁断が終わりました。

裁断されたパーツ生地を重ねただけで このボリュームです! 迫力満点のジャケットになる事は間違いありません。

















 さて、いよいよ仮縫いが組み上がりました。

H様が本織り生地を直に目にするのは この日が初めてとなります。


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嬉しさと驚き、そして感動と共に 『 待った甲斐がありました!』 と、言って頂けました。
結構仕立てるのは色々と大変な部分も御座いますが、やはり御注文主様の喜びを拝見する事が出来れば苦労などは吹っ飛びます。





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それにしても、物凄い迫力と存在感、
色や柄の雰囲気も絶妙ですね。

シングル3釦の軽い段返り、2-パッチポケットでのリクエストで御座いました。

これが 本当に本物のホームスパン ツィードです!!

















・・・仮縫いをさせて頂き、いよいよ仕上げです。

このジャケットに合わせて、
ACRONのカントリーチェックシャツも上がりました。
同時に弊店の格子柄ウールタイもお選び頂き、後は上着のみ!

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・・・・凄いのが仕立て上がりました、、、、。


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今回のODD JACKETですが、生地のボリューム感なども加味し
革バスケット釦を御選択です! 凄く合いますよね。

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さぁ、ご注文から ここまで1年を超えています。

いよいよ御納品の日がやって参りました。











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・・・・ボリューム感があり、ハードにも見えますが柔らかい。
空気を良く含みますので とても暖かい事と思います。

独特の表情と雰囲気、、、生地は頑張っても生地です。 これではれて洋服に成りました。


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 着込めば着込む程に 体に馴染んで参ります。

柔軟性もあり、とても動きやすくもあるでしょう。
生地の特性を尊重しながら、縫い方だけでなく 裏地などのユトリ量なども含め、全てにおいて生地と対話を重ね、寄り添って組み上げて参ります。

 人間の性格や個性と同じ様に、生地にも様々な特性や個性が御座います。


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H様、本当に素敵です。
お似合いで御座います!!


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・・・・・・・・H様には大変お喜び頂けました。
蟻川工房さんにも仕立て上がった上着の写真を送り、深く感激されていました。


次は このBLOGを見て頂かないとですね!





H様、ヨボヨボのお爺ちゃんになるまで ずっと愛用されて下さい。
肘が薄くなってきたら、革バスケット釦に近い革を探しますので エルボーパッチを付けましょう! スエードなども良いですね。

 今年から素敵な御付き合いが始まります。

ODD WC や ODD TR の誂え足しの楽しみを残しつつ、先ずはこの冬を このリアルホームスパンと共にお過ごし下さいませ。




この度、私自身も素晴らしい経験と学びを頂く事が出来ました。

H様、今回も素敵な御注文を本当に有難う御座いました。






・・・・・・・同じくREAL HOME SPUNで御注文頂きました御二方におかれましては 来年の冬となりますが、どうか楽しみにお待ち頂ければと思います。 ご期待下さいませ。












・・・・・・・今回の蟻川工房さんによるREAL HOMESPUN TWEEDですが、FLAT CAPとしてお気軽に楽しんで頂く事も可能です。
 ご興味が御座いましたら是非お勧めで御座います。
http://dittos.seesaa.net/article/428951218.html














・・・・・・・今年も早いもので残り約2週間と成りました。

年末・年始のご連絡です。

年内は、12月28日(月)まで通常営業と成ります。
(27日 日曜日も通常営業致します。)

お休みは、29日〜3日までと成ります。

年始は、1月4日(月)より営業開始と成ります。


 何かとご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。







では、今週も誠に有難う御座いました。

忘年会やクリスマスなど、何かと行事も多い事と思いますが
どうぞご自愛下さいませ。




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2015年12月08日

【 H.S. チェスターフィールドコート 】


 こんにちは。
陽が落ちるのも本当に早く、いよいよ本格的に寒くなりました。




 さて、先日 久しぶりに MEN’S EX様より 光栄なる取材・撮影を頂戴致しました。
しかし、今回の主役は名靴職人として知られる福田洋平さんの靴です!

私自身、彼の作る最高の靴を履かせて頂いているファンの一人として 勿論喜んでご協力をさせて頂きました。

年が明け、2016年1月6日発売 2月号と成ります。
 靴好きの方、靴の特集らしいです!

宜しければ是非皆様もご覧頂けましたら幸いです。














 では参りましょう。
こうも寒くなれば、やはりコートに手が出る時期と成って参りました。













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・・・C.ビートン卿のエレガントなチェスターフィールドコート。
この方は本当に素敵で憧れてしまいます。

今の時代では、膝丈から膝をホールドする丈となるコートを探す事は とても困難である事と思います。












今週は、HOUSE STYLE ORDER より
エレガントでクラシックなチェスターフィールドコートを仕立てて頂きました御二方を御紹介させて頂きます。












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身体にピッタリと合ったスーツをいつもご愛用下さっているN様です。

この度は満を持して、いよいよオーバーコートを御注文頂きました。


お選び頂きました生地は、
Taylor & Lodge より、GOLDEN BALEにCASHMEREを15%ブレンドしたコート地らしい最高の生地です。

ウエイトは650gもあり、やはり本来ではこの位のウエイトがあるとオーバーコートたる風格や迫力が断然変わって参りますね。


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上衿にはベルベット、袖口はベーシックに本開き仕立て。
丈も確りと膝丈ですが、あまり重たい雰囲気が出ぬようホールドまではされておりません。

 これから長きに渡り N様のお供を致します。
上衿のベルベットが擦り切れたら、勿論掛け直します。
もし、『共生地での上衿に』と心変わりしても良い様に、上衿分の共生地も確保しお渡しさせて頂いております。 (是非リクエストを頂ければと思います。)

 こんな所も誂えならではです!





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ステッチは敢えてウエルトステッチを御選択、生地のボリュームがありますのでウエルト感がとても綺麗に出ます。

しかし、、、良いシルエットが出ております。
バランスも凄く綺麗で本当に素敵です。










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 やはり大事なのは後姿です。
完璧です! コートのサイジングはインナーの精度次第ですので、これがあるべきフィッティングの精度です。





N様のご要望通り、本質的なチェスターフィールドコートを!
御満足頂けまして 何よりも嬉しい限りです。

















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・・・ケーリーグラント氏も激渋なダブルのチェスターフィールドコートです。
スラっと背も高く、本当にクラシックなコートがお似合いです。

足の長い氏でもありますが、丈は膝をホールドしている丈ですね。

















では、次の御紹介です。

やはり長きに渡り御贔屓頂いております S様からのご注文です。

S様はとにかく体が凄い方です!
逆三角形で厚みもあり、スーツが本当にお似合いですが 何を着ても格好良い事でしょう。

http://dittos.seesaa.net/category/7813863-7.html
( ↑ インナーとなる S様のスーツです。)










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ダブルブレストでエレガントなチェスターフィールドコートを御注文頂きました。


もうフォルムが凄いです、、、、。



お選び頂きました生地は既に完売済みなのですが、
やはり Taylor & Lodge より、SUPER 150:GOLDEN BALE にCASHMEREを15% ブレンドされた生地です。

迫力のある太目なヘリンボーン柄が特徴です。

 この生地は、上記N様の生地と比べ もう少しソフトで軽い 500gです。
コート地としては軽量部類のウエイトです。

ただし、実際面として建物内に入ればどこでも空調が効いておりますので カシミア入りですし このレベルでも十分温かいです。

コートを脱がれ、手で持っていても これでしたら大した重さではないので、そういう意味でも使いやすいかも知れません。

 昨今では、ご注文頂くコート地のウエイトは随分軽めが好まれつつあります。




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打ち合いも深く、迫力も満点です。
実は釦サイズも少し大きめなのですが、こんな所も昔ながらに拘りどころでもあります!

本当に素敵です、、、、。


 この生地はシットリとして滑らか、、、ドレープが本当に美しい生地です。










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また後姿もエレガントなのですが、本当に逆三角形のフォルムが男らしくて羨ましい限りです。







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確りと厚みのある胸に綺麗に沿い、袖のバランスも申し分ありません。

丈も絶妙ですね!
















・・・・・・・・・・大変エレガントで正統的なチェスターフィールドのシングルとダブルでご覧頂きました。

N様、S様 素敵な御注文を誠に有難う御座いました。








 今年は極上のカシミアを仕入れ、皆様に素敵なコートのご注文を頂きました。
まだお仕立て上がり待ちの方も居りますし、
既に仕立て上がり、ご来店待ちの方も居ります。

驚く程に気品に満ち溢れています、、、、オーラを纏っています、、、、。
 カシミアはカシミアの魅力がありますので、是非ご期待下さいませ!!




コートのご注文も、早急にご注文頂ければ まだまだこの冬には十分間に合います。
2月は一番寒いですからね。
 同時に、お仕立て上がれば この先ずっとお供致しますので長い目で見れば 思い立った時がお仕立てのタイミングでもあります。 魅力的な生地との出会いもあるかも知れませんね。


















・・・・・・・・・世界的なカジュアル化が進む中、ダーク系のチェスターフィールドコートは重過ぎる!? とお感じに成られる方もおりましょう。


デザインやバランスはベーシックでも生地を変えるだけで随分と印象やポジションさえ変わります。

 こんな素晴らしい生地も御座いますので紹介させて頂きます。



ESCORIAL : 100%



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エスコリアル、これは山羊ではなく羊です。 ウールです。
希少価値性高き特別なウールと言え、その特性は正にカシミアに近いものを持ち合わせているのが特徴です。
 以前に詳しくエスコリアルを詳しく取り上げた事もありますので、下記BLOGをご参考にされてみて下さい。
http://dittos.seesaa.net/article/227695099.html



この Joshua Ellis製のエスコリアルを使ったコート地
エスコリアルのコート地を見るのは初めてです。 近年Joshua Ellisのコレクション内で展開されております。


 これがウール、、、カシミアとも違う 独自性が御座います。
ナチュラルなストレッチ性はどんな感じで健在なのでしょうか!?



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使いやすいミディアムグレーです。
基本的にチェスターフィールドコートは黒含めダーク系の色で作られるものです。

 かなりドレッシーでエレガントなポジションのコートなので、TPOによっては少々重過ぎる時もあるでしょう。


そんな時、もっと気軽に着用出来るこういったグレーのコートは かなり重宝出来る事と思います。

 2着目のコートにも大変お勧めです。
膝上丈で軽快なバランスでお作りされても素敵だと思います。

こんな生地も出物として出るなんて嬉しくも驚きの買い付けでした。


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何も知らずに触ってみれば、多くの方はこれもカシミア!? と勘違いされるかも知れません。
 その位に通常のウールコート地とは別格な気品となめらかな肌触りを持ち合わせております。



 この他にも魅力的なコート地は沢山御座いますので
是非お気軽にご相談下さいませ。 BLOG内で御紹介出来ている生地達は一部でしかありません。 どうぞ宜しくお願い致します。

















・・・・・・・・・・前回のお話の中で、最後に極上ストールのお勧めをさせて頂きました。

JOSHUA ELLIS のフェザーカシミアストールと言うシリーズであり
色バリエーションが豊富のソリッド、生地の様に織られているものですが 名の如く本当に軽く薄いのです。

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 それだけ甘く織り上げ、大きめなサイズは多彩な巻き方を楽しむ事が出来る素晴らしいストールです。

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毎年弊店でもお勧めして参りましたが、実は廃盤になってしまいました、、、、、。
 お勧めしておきながら本当に申し訳御座いません。



現在、定番的な色目は弊店在庫として御座いますが、もう色指定で新しく仕入れる事は出来なくなってしまいました。
 そういった意味でも貴重な在庫です!

宜しければ是非ご確認頂けましたら幸いで御座います。

カシミア:100% に加え、
カシミアに リネンを30%ブレンドした柄物も御座います。 これも凄く綺麗です!


 合せて宜しくお願い申し上げます。












 では、何かと多忙な年末では御座いますが
皆様どうかご自愛下さいませ。

今週も誠に有難う御座いました。









posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | クライアント様の洋服 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする