2017年02月21日

【 2017年 春夏シャツ生地 】




 こんにちは。
先週の木曜日、都心では21度まで気温が上がると共に、大変風の強い日でしたが
いよいよ春一番が観測されました。

 最近は特に寒暖差が激しく 体調を崩しがちになりますので
皆様どうかご自愛下さいませ。

しかし、こんな話をしていると そろそろ花粉も、、、、。












 さて、皆様におかれましては 今年の春夏に対する御構想は如何でしょうか。

今週は 今季春夏用の新しいコレクションが届きましたイタリアはカッチョッポリ社のシャツ地を御紹介させて頂きます。 (新4冊+1冊の計5冊展開となります。)


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シャツは地肌にも直接触れますし、インナーとしての役割は絶大です。
スーツやジャケット以上に素材(生地)の個性や特性を感じられるものです。

シャツ地においても スーチングの様にシーズンファブリックがありますので、シャツの衣替えもある程度行う事になりますね。

例えば ACORN社の名作である CAMBRIDGE などは通気性が良過ぎてとても秋冬には着用出来ません! 
 故に、春夏に関しては その分優れた性能を発揮するとも言えます。


生地の主素材、生地厚、そして織り方から色柄などでも かなり着心地の快適さと共に、見た目のイメージさえ随分と変わるものです。

シャツは軽衣料だからこそ、様々な生地の個性をお気軽に楽しめるアイテムでありますので 是非色々な生地をご堪能頂ければと思います。
















 では、早速ご覧頂きましょう。


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・・・・・先ずは発色の綺麗なロンスト系から もう少しシャープなストライプまで並んでおります。 色柄を見ているだけでも爽やかで清々しい気分に成りますね。

主素材であるコットン(68%)に、リネンを32% ブレンドした麻混生地です。

リネンの清涼感、そして性能としての涼しさを加えられた これからの季節には欠かせぬ生地種でもあります。

リネンの混率が低いので、リネンが100%の生地ほどに皺が気になる事も無く、独特の質感は健在です。
 これらは是非ワードローブに入れておきたいですね。













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・・・・・上記 同生地の白に ドットや小紋をプリントした生地と成ります。
ジャケットスタイル含め、ノータイでの着用には大変お似合いになる事と思います。












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・・・・・目の細かな コットン:100%のメッシュ地です。
これは随分とスポーティーに成りますが、涼しさやカジュアル感を求めるのであれば抜群の効果があります。

白メッシュは多少透けますので、こういったプリントなど含め色柄があった方が使いやすいでしょう。













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・・・・・上記 同生地となる目の細かなメッシュ地です。

これは結構私にはヒットです(笑)!!

手書き風のストライプはプリントで施しております。
ストライプシャツ特有のシャキッとした印象は皆無であり、ゆるーい感じがキモなのです。

この独特なゆるーい感じが暑き夏には凄くマッチするのではないでしょうか。














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・・・・・こちらは、この季節 やはり欠かせぬ リネン:100% です。

リネン地のかすれた感じがとても涼しげな雰囲気です。

一番上のドット柄のみプリントで柄出ししていますが、
以降の小紋調の柄は織り込んで柄出しを行っています。
 織りで入れると、やや立体感と共に独立感も出ますので プリント地とは随分と違った印象に成ります。













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・・・・・こちらの生地ですが、多くの生地は本来 双糸使いで織り上げられる所
あえて単糸を使い、少しでも薄く 涼しくしようと狙って作られたシリーズです。

スポーティーな装いには格子柄シャツは欠かせません!

格子柄の大きさ、そして配色バランス、どれもこれも魅力的です!!
特にブルー系やグリーン系は必ず手に入れておきたい所です。

 これは本当に素敵です、、、。















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・・・・・くすんだブルーベースの生地、上から1番目と2番目につきまして
こちらはシャツ地用に織られたジーンズ(C:100%)にプリントがほどこされています。

デニム含め、コットントラウザースが穿きたくなります。
シャツの個性が映えそうですよね。

三番目以降は リネン:100%の生地と成ります。
今度はプリントでは無く、先染め糸により織られた生地と成ります。















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・・・・・恒例の派手なプリント地に参りましょう。 今年も凄い!!

ボ、ボトルシップ柄、、、渋い、、、愛好家にはたまらないでしょう。

その他 魚、植物、動物などをモチーフにした 色とりどりのプリント地です。
全てコットン:100%となります。

カチョッポリはナポリのメーカーですが、実は このプリントシリーズ全て英国製の生地なのです! 有名な所がありますよね。


プリント地がお好きな方々、是非チャレンジされて頂きたいシリーズです。













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・・・・・こちらの生地は、ドレスシャツ地としても定番の刷毛目(END ON END)です。
その刷毛目に なんと多彩な色柄でペイズリー調の柄を織り込んでいます。

安心、安定感のある刷毛目が随分と可愛く、スポーティーに生まれ変わりました。

ノータイのスタイルなどには乙な生地となる事でしょう。













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・・・・・スーツやジャケット類のアウターは、春夏は強い日差しを避ける為にも ライトグレーやベージュなど 比較的薄い色目が好まれます。

だからこそ、インナーとなるシャツは少し発色強めなブルー地がとても映えますし、欠かせぬ存在でもあります。

 涼しげでクラシックでもあり、これは絶対にお勧めです。













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・・・・・先程、刷毛目のジャカードによる生地を紹介しましたが、こちらは本家のソリッドシリーズです。

しかも こんなに淡いペールトーンのシリーズ、、、、なんて綺麗で爽やかなのでしょう。
是非こういった美しい色目のシャツを涼しげな顔で着こなして頂きたいです。













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・・・・・これはかなりトップレンジの品質です。

170番の双糸で織り上げられた最高級のポプリンです。

もう驚く程にツルツルでサラサラです! 気持ちが良いに決まっています。

糸が細いので、生地厚は自ずと薄くなります。

綺麗なブルー系が揃っておりますね。 アイスブルーからネイビーまでとても美しい色出しです。

 高価ではありますが、その説得力は当然持ち合わせております。













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・・・・・一番冒頭で紹介させて頂きました麻混の生地によるストライプがありました。
勿論ソリッドシリーズも揃えております!

C:68%  L:32% 


色出し、そしてリネンによるスラブっぽい節が独特で 本当に涼しく快適なシャツ地です。
リネンのシャツをビジネスではと敬遠される方のお気持ちは分かります。
 しかし、このリネンブレンドシリーズであれば堂々とビジネスシーンにも御着用頂けます。

このシリーズ、春夏用には鉄板です。
綺麗で使いやすい色から品切れに成って参りますので、お早めに好きな色をセレクトして頂ければと思います。













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・・・・・やはり冒頭の方で、プリントされたメッシュ地を紹介しましたが こちらはソリッドシリーズです。(C:100%)


このメッシュのシリーズには、粗い目と細かい目の2種が揃います。
色も比較的に揃っておりますので、ポロシャツではカジュアル過ぎる、、、という感じの方には是非お勧めな生地で御座います。














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・・・・・沢山御紹介して参りましたが、こちらが最後となります。

リネンのシャツ地は随分と登場致しましたが、こちらは IRISH LINEN (100%)となります。

リネンにはリネンの特性やらしさがあり、代え難き素材でもある訳です。
これからの季節には欠かせぬリネンを、アイリッシュリネンを存分にご堪能くださいませ。















・・・・・如何でしたでしょうか。
今回ご紹介した生地はコレクションの極一部に過ぎません。

爽やかで涼しげなシャツ、スーツやジャケットのイメージや価値観に合わせて、
そして クールビズの期間はノータイをイメージしてお楽しみ頂ければと思います。

 これから他メーカーさんのシーズンファブリックも届きます。
シャツ地も充実して参りますので、是非お気軽にご覧頂ければと思います。













・・・・・大変恐縮では御座いますが、来週のBLOG更新はお休みとさせて頂きます。

次回は、3月7日(火)UPの予定です。

どうか今後とも宜しくお願い申し上げます。




 今週もお付き合い頂きまして 誠に有難う御座いました。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。








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2017年02月14日

【 FOX BROTHERS&CO:春夏A 】




 こんにちは。
先週は随分と冷え込み、東京でも雪がちらつきました。
西日本は積雪の影響がだいぶ出ておりますが大丈夫でしょうか。

まだまだ油断出来ませんね。







 当店では春夏用の生地へと総入れ替え致しました。
少しずつ生地等も御紹介させて頂きたいと思います。

 早いもので、HOUSE STYLE ORDERでは 今頃のご注文でお仕立て上がりは3月の半ば以降となります。
その頃はもう少し春らしさも感じられるでしょうか。


 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。














 さて、先週は FOX BROTHERS より
春夏用の お勧め生地を御紹介させて頂きました。
今週は早速続きを書かせて頂きたいと思います。

(先週 未チェックの御方は 是非先週分よりお読み頂けましたら幸いです。)
http://dittos.seesaa.net/article/446720901.html



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フランネル=秋冬 のイメージが強き同社ですが、今では秋冬物に留まらず幅広いコレクションが展開されております。



先週もお話致しましたが、暑い夏も含め 少しでも快適に過ごせ、尚且つ魅力的でもあり思わず着たくなってしまう様な春夏用のクロージングが欲しいものです。



勿論 生地だけでは無く、縫製仕様なども踏まえ 様々に有効な攻め方が考えられます。
しかし、主体となる生地自体の性能やスペックが高ければ、より一層高きパフォーマンスを生むでしょうし、着る側のモチベーションさえ変わる事もありましょう。



例えば今回御紹介の極薄生地、
個人的には英国製の生地で 200g以下のウーステッドを見た事はありませんでした。



 どんなに軽くて軽快なのでしょう。涼しさにおいては 実際にはどの位体感できるのでしょう。
そして、この生地を扱う上での縫製的な難しさは どの位予想を超えてくるでしょうか。

仕立ててみたい!
そして 着てみたい!

興味は尽きませんし、純粋に高揚する気持ちを抑えきれません!



多くの魅力的な色柄より、悩みながら絞り込んで 個人用に購入させて頂きました。













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・・・・・SUPER 120’S WOOL  6/7oz (約180g)

平織のウールトロピカル

強き日差しさえ かわしてくれそうで爽やかなライトグレー地に、ネイビーとブルーによる二重で構成された重ねウインドーペーン柄です。

 コントラストも綺麗で清涼感溢れる配色バランスです。 やはりブルーが入ると涼しげですね。


クラシックなウインドーペーン柄では御座いますが、バランスの良さと共に どことなく安心感さえも感じられます。

 それは正にこの配色にあります。


ネイビーとグレーの相性は鉄板でもあり、皆様 周知の通りですね!













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・・・・・肌触りは本当にサラサラでスベスベ、本当に気持ちが良いです。
この極薄生地、綾織のドレスシャツ地くらいなものです。













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・・・・・爽やかなホワイトやブルーのシャツがどれだけ映えるでしょうか!
リネンシャツも良いですし、ネイビーのポロシャツ等も素敵ですね。

昨年デビュー致しました ノータイ前提でのオープンカラーシャツも合わせたくなります。
http://dittos.seesaa.net/article/438429759.html
http://dittos.seesaa.net/article/438941155.html













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・・・・・ご覧ください。
通気性の高い平織で 更にこの薄さです。

涼しそうですよね! 今見ると寒々しいですが、、、、。



 私は悩みつつ、ジャケットとウエストコートの2Pに致しました。
トラウザースにおいては強度の心配もありますが、だからこそ実験と共に試してみたくは思っています。
上着などの具合をみながら そのうちに!











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・・・・・これは腰ポケットのフラップです。
実は昨年の冬より準備を進めておりますが、なにぶん牛歩なので全然進みません(笑)。

休みの日、そして ほんの少しの隙間な時間に 少しずつ、、、













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・・・・・フラップ、日本語では雨蓋と訳されます。
単にフラップと言っても幾つかの作り方があります。中にフラシ芯を入れる事もありますが、お安いスーツ等では大抵接着芯が貼られてしまいます。

 角の丸い部分が内側にロールしているのが分かるでしょうか。
些細ではありますが、これも縫製的なテクニックの一つです。

人体を包み込む様に仕立てられる洋服は、様々な個所で内側に、内巻きにと考慮されて仕立てられています。

例えばピークドラペルの剣先やフラップにしても、ピロっとはねてしまうようでは成りません。

 プレスしてしまえばロールも安定してフラット気味に落ち着きますが、このテクニックを内蔵しているか否かが重要なのですね。
何年経っても はねる事はありません!












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・・・・・フラップ裏は基本的には胴裏地を使用します。
表から裏地が除かぬ様に エッジはほんの少し裏地を控えて作ります。

エッジのハンドステッチは、飾りでもあり、縫代(縫い目)の安定を担います。
このステッチは全針裏地に揃って綺麗に乗る事が望ましい訳ですね。












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・・・・・出来ました。角丸のロールが見えますね。
控えられた裏地は余る事無くスッキリとしているのが理想です。

単にフラップをとっても 色々な考慮と共に仕立に対する時間の掛け方や価値観があるのです。

であれば、たかがフラップ如きでこの品質と価値観で仕立てられるのであれば、もっと重要な個所はどうでしょうか。
 それが品質のステージでもあります。











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・・・・・フラップを付けた腰ポケットが出来上がっています。
柄のコントラストがここまで強いと柄合わせも慎重になります。

ズレていたらかなり目立ってしまいます!
反面、綺麗に合い過ぎるとポケットが無いみたいですね。











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・・・・・これはラペル(下衿)の部分です。
左右 前身頃のラペルを、返り線で突き合わせている状態となります。

格子の柄合わせは様々な箇所で行われています。

例えばラペルにおいても
エッジの地の目(柄)もそうですが、ノッチ(刻み)の角にくる柄、
そして返り線とゴージラインの交点にくる柄、ここにも左右対称になる様に気を使って合わせます。



 お客様のなかには、体系的な事情により ラペルのサイズ(長さ)が違う方もおります。
その場合はやはり目立つゴージや刻み周り基準で左右柄合わせを行います。
故にラペルの長さ非対称による柄のズレは、ラペル自体の返り止りで発生する訳なのですが、言われなければ気付かぬ事でしょう。




今回はベースとなる芯や胸増し芯、衿芯も柔軟で軽めな新しい種類を仕入れました。
相性や具合も確かめたいですし、常に自身の服は実験台でもあります。

そうして得た経験値は全て皆様のご注文にフィードバックされて参ります。


牛歩ながらも そのうち仕立て上がるでしょうから、その時はまた御紹介させて頂ければと思います!













・・・・・では、シリーズより もう1種 御紹介させて頂きます。
これは同バンチにコレクションされているメッシュシリーズです。

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PURE NEW WOOL 100%   7/8oz(約220g前後)


激渋な配色、かなり複合された独特な格子柄です。












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・・・・・アイスブルー、ベージュ、オリーブ、カーキ、、、、
個人的には 和 のイメージも少し感じます!

これも涼しげな配色ですね。











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・・・・・先のウールトロピカルはサラッとしています。
それに比べ この様なメッシュはもっと起伏があり、素材感を感じる表情と成ります。

生地厚はこちらの生地の方が上ですが、メッシュゆえに通気性の軍配はこちらですね。
(そうは言っても約220gの十分に軽量級です。)



オッドジャケットとして楽しむのであれば、この位主張のある色柄は本当に映えます。

 その分インナーは大人しソリッドが落ち着くでしょう。
ですが合わせる色は発色の良い綺麗な色目でも素敵ですね。












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・・・・・見るからに涼しさを感じられる程の通気性ではないでしょうか。

メッシュ地はここまでの通気性(生地感の隙間)がありますので、裏地や袋地など 内部の色味が反映してしまいます。


裏地の色選びは気配りが必要でもあります。














・・・・・如何でしたでしょうか。

 これから段々と陽が伸びながら春夏へと向かって参ります。

暖かくなるのが待ち遠とおしくなるようなジャケットやスーツをお探しに
是非お越し下さいませ。




皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

 今週も誠に有難う御座いました。





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2017年02月07日

【 FOX BROTHERS&CO:春夏 】




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 当店の可愛いマスコット、FOX君です!

リアルでもあり、あまりの愛くるしさに つい購入してしまいました。

キツネを見ると英国を連想致します。










 さて、立春も過ぎ 季節も段々と切り替わってくる訳ですが
まだまだ寒い日は続きそうです。

しかし、街の洋服屋さんでは既に春物が立ち上がっている事でしょう。
弊店も近々に春夏用の生地へと入替を行います。




 こんな寒さの中では御座いますが 気持ちは春夏へと切り替えが必要です!

今週は今季春夏用の生地で 私の心にすこぶるヒットした素敵な生地を御紹介させて頂きます。













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【 FOX BROTHERS & CO 】




凛々しいキツネがトレードマークでもあり、社名でもある超老舗のミルです。

1722年 イングランドの南西部サマセットにて創業されました。
も、もう直ぐ300年、、、、創業された当時、日本は江戸時代ですね。


FOXと言えば やはりフランネルが有名ですが、1950年頃まで同社は商標を保有していたそうです。
今では誰もが耳にした事があるであろうフランネルの歴史は同社から始まりました。

 そのフランネルの評価は頗る高く、サビルローを始め 世界中のテーラーで扱われる様になりました。
愛用者の名前も錚々たるものであり、ウィンストン チャーチルやウインザー公を始め、ケーリーグランド等もFOXのフランネルで仕立てられたスーツに身を包んでおりました。


第一次世界大戦の頃には相当な量の生地を軍服用に納入していたそうですが、そんな老舗でも一時は経営難に陥ってしまいます。
しかし 今では新しいオーナーを迎え、ブランディングを強化し再び業績を回復させたそうです。



ダグラス社長に変わってから、確かに良い意味で生まれ変わったように思います。

今でもフランネルが主力なのは変わりませんが、他にも魅力的で様々な生地を展開しながら老舗の看板を守り続けております。
















・・・・・温暖化のせいもあるのか 年々夏は厳しく、
そして今ではすっかりと浸透してしまったクールビズ。

世界規模でカジュアル化は進行している昨今、特に夏において
私を含め洋服好きは何を着れば良いのか。
ほんの少しでも快適である服を模索する必要があります。


 少しでも生地を薄く、軽く、かつ通気性も良くして、、、これらは既にある訳です。


そんな中でも 心にヒットしたのが
FOX BROTHERS 春夏用のWORSTED CHECKS というシリーズです。


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3シーズンファブリックが大体300g程度とすると、多くの英国製春夏用の生地は240〜260gが一般的でしょう。 勿論更に軽い目付も御座います。

 しかし、このシリーズには なんと200gを切るレベルまでの薄地があるのです!

(このバンチ内にはいくつかの種類に分かれ、ウエイトは約180gから約240gという枠で展開されています。)

いくら薄くて軽くても、単糸使いなども多いイタリア生地には魅力を感じられません。


やはり フランネル=FOX=秋冬 のイメージが強い同社ではありますが、こんな生地も織っているのですね。



信頼のある英国製の生地で ここまで極薄の生地が、、、、興味津々になりますよ!









 シリーズ名の通りですが、全て格子柄でまとめてあります。

では早速 一部をご覧頂きましょう。















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・・・・・暑い日差しを避ける為にも、ダークな色よりは明るく 見た目も軽やかな色彩がメインとなります。

かなり格好良いです、、、、、、クラシックな柄をベースにセンス良くアレンジされ、配色も英国らしさが漂います。



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サラサラでツルツル、
大変しなやかな生地は 強撚糸で織られた平織のウールトロピカルより!

SUPER 120’S WOOL:100%













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・・・・・マドラスチェック!? こんな柄もありますね。
コットンやリネンでは無く、あくまでもウールに拘る紳士には是非!













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・・・・・この辺は綾織に成り、先のペラペラ極薄よりウエイトが上がります。
それでも210〜240g です。

安定感も有り、間違いなく素晴らしい服になる事でしょう。
これも凄く惹かれます。

 春夏系の生地では、清涼感のあるブルー系が入るだけで随分と涼しげな印象にも成りますよね。
















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・・・・・また織りが変わります。
所謂メッシュ地ですね。爽やかな色柄から 渋い格子柄まで本当に多彩です。

メッシュ地は無地ばかり見てきましたので とても新鮮です。














・・・・・先に触れました アンダー200gのシリーズは本当に薄いです! 


これは仕立てるのも色々な意味で気を使いますし、難しいでしょう。
だからこそ試したい!! 仕立ててみたい! そして着てみたい!

ここまでの薄地は仕立てた事も着た事もありません。

どんな着心地であり、どの位効果が感じられるのでしょうか。
この生地の個性や特性を生かすべく、どんな工夫をしましょうか、、、、






 ワクワクする生地でもあります。
こういう生地があると、暖かくなるのも楽しみに成って参ります。








 生地が薄くて軽いという事は、当然ながら強度が落ちてしまう事も否めません。
シリーズの一部はスーツにも全然仕立てられますが、逆に一部は上着用となる生地も有ります。

そして もしスーツであるならば、スペアのトラウザースをお仕立てしておくのも理想的と言えます。


 また、格子柄ですし ジャケットスタイルでの着用ならば
トラウザース地はせめて240g以上は欲しい所です。

敢えてポリ混のグレー無地なんかを合わせるのも良いでしょう。
どうしても下物は上物より酷使されますので、ある程度の確りさは欲しい所です。


 ですが、、、、アンダー200gの生地でトラウザース
どんな軽さで涼しさなのでしょうか。やはり興味は尽きません。















・・・・・では今週はこの辺りまでとし、近々に続きを書かせて頂きます。


FOX君と共に皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

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店頭もガラッと春夏用に切り替えます。
先ずは 3シーズンファブリックがお勧め所となります。

どうかお気軽に FOX BROTHERS の生地もご覧になりにいらして下さいませ。

 今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。















・・・・・ミューゼオ・スクエアさんのサイトで弊店を御紹介頂きました。
宜しければお手隙の折にでも覗かれてみて下さいませ。
https://muuseo.com/square/articles/276


 この度は光栄なお声掛けを頂きまして心より感謝しております。

倉野様、廣瀬様と共に、スタッフの皆様方
誠に有難う御座いました。









posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする