2017年03月28日

【 Dittos.TIE 14th-COLLECTIONS 】



 こんにちは。
今年の桜ですが、東京は既に開花宣言が出たものの 最近は随分と肌寒いです。

昨日の月曜日は季節外れの雪も一時的に降りました。
なかなか冬服が仕舞えませんね。

 満開を迎えるのは4月1日頃との予想ですが、少し先になりそうです。

入学式の頃などは満開で式を迎えられるかもしれませんね。
毎年ながら やはり桜が咲くのは楽しみです!














 さて、気付けば もう4月は目の前
新しい新年度を迎える時期になりました。

しかし、今の時期は着る物を選ぶのが難しいところでもありますが、やはり春には変わり御座いません。

今週は仕立て上がったばかりの新作タイを御紹介させて頂きます。











 今回でオリジナルタイの展開は 早くも14回目となります。
様々な企画を練り、根本的には私が企画者である以上 自分が締めたくなる様な魅力あるタイを作って来た次第ではあります。

 それらコレクションの中では、秋冬用に特化したシーズンタイは御座いましたが
基本的には通年ご使用頂ける物がメインでした。


しかし、、、
今回は初めてとなりますが 春夏用のシーズンタイを御用意させて頂きました。








 年を追うごとに期間もルーズにと酷くなるクールビズ、スタイル持つ皆様におかれましては
これからの時期はタイを締めたくても環境的に出来ないという御方も多くいらっしゃる事と思います。
 個人的には自主性に任せるべき範疇だとは思いますが、それはさておき、、、。


だからこそ 春夏用のシーズンタイは難しいと思っていましたが、
ついに我慢が出来無くなった次第です(笑)。








 爽やかで清涼感溢れる今回の春夏用シーズンタイを是非ごゆっくりとご覧頂けましたら幸いです。














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・・・・・そう、今回はレジメンタルストライプです。
これもコレクションの中では 僅か2回目なのです。

レジメンタイは縞柄を斜めに裁断してネクタイにしますが、
米国と英国では 右下がり裁断、左下がり裁断と違うのですね!
(例外もある事と思います。)



タイは基本的にシルクが主流ですが、春夏と言えば
そうです! リネンです!!

シルクとリネンをブレンドし、清涼感溢れる素材感に対し
スモーキーなペールトーンで配色をまとめてみました。















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・・・・・英国でのシルクと言えば、欠かせぬ老舗
VANNERS へ今回も別注をかけ、織り上げて頂きました。

毎度ながら素晴らしいファブリックを織り上げてくれるものです。













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・・・・・植物繊維である麻のらしさが垣間見られるでしょうか。
やや張り感があり、独特の植物繊維らしい節も入り込みます。

素材感も抜群ですが、何といっても色出しが本当に絶妙で綺麗なのです。

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・・・・・今回のコレクションですが
3種の計5色で御用意させて頂きました。

 ご覧下さい、いよいよ仕立て上がりです。

皆様のスーツやジャケットスタイルがこれらVゾーンの演出によって
ガラリと季節感溢れる爽やかなVゾーンとなるのです。

 そう考えると、面積小さなタイも結構な存在感があるのだという事が分かります。














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・・・・・シルク:55%  リネン:45%

ベースはアイボリーです。
素敵ですよね、、、、、。

白いシャツに合わせても良いですが、少々ボケがちになりますので
やはりブルー系のシャツに大変映えます。


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 これからの季節、一番頼りにするシャツは ACORN社の名作でもある CAMBRIDGE
これのRIVIERAという英国らしいくすんだブルーに抜群です。

もう既に妄想は始まっております!













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・・・・・こちらは上記アイボリーとの色違いです。

ベージュも欠かせぬ色です!


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ダークスーツにも是非合わせて下さい。
チャコールのPICK & PICKに凄く映えますよ。勿論ネイビーでも当然合うのは言うまでもありません。

茶靴も履きたくなりますね。














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・・・・・シルク:25%  リネン:75%

こちらの種は リネンが主体となり、シルクを1/4ブレンドしております。


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このツートンカラー、、、、取りあえず押さえておくべきです!
相当気に入っております。















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・・・・・上記ツートンと同じ生地です。

これが一番ベーシックかも知れません。

明るめなグレー地に、ネイビーの細目で主張が強くない縞がとても洗礼されています。


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何のお気兼ねも無く皆様のスタイルへ スッと溶け込んでくれる事でしょう。
















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・・・・・上記グレー×ネイビーの色違いです。

ベースはもう少し淡いグレー地であり、若草色のグリーンがとても魅力的です。


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グリーンを上手く取り入れてみて下さい!
気分は新芽の様に新鮮で爽やかな気持ちを持って出かける事が出来るでしょう。

チーフやソックスなども小物で上手くグリーンを取り入れてみて下さい。













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・・・・・2本を重ねてみました。

ベースのグレーがどの位違うかお分り頂ける事と思います。














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・・・・・サイズや仕立てにも拘り満載の弊店オリジナルタイ、
詳しきスペックなどは過去記事を御参照頂けましたら幸いです。

 いつも通りの一重仕立て、丁寧に始末されたエッジは 全て手縫いでまつられております。




各タイの色味や雰囲気など、様々な写真でご確認下さいませ。
どうしても写真では100%のリアルは伝えられません。


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・・・・・如何でしたでしょうか。

今回も大変素晴らしいタイが仕立て上がりました。

もう春です! クールビズ期間に入るまで 今すぐにでも是非お楽しみ下さい。

そして、ビジネスの場においてタイが締められなく成りましたら
あえて是非ともOFFの日にタウンスーツやジャケットスタイルに合わせ、このシーズンというものをご堪能頂ければと思います。




 店頭では既に展開させて頂いております。
週末には多くの方々にご共感頂けて本当に光栄なかぎりで御座います。


「コレは!」と
気に入った色柄など御座いましたら是非ご予約のご連絡をお待ちしております。

また、ご遠方の方々におかれましては
喜んで御発送も承っておりますので、どうかお気軽にご連絡頂ければと思います。


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 では、年度末のお忙しい中だとは思いますが
どうかご自愛下さいませ。






今週も誠に有難う御座いました。












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2017年03月14日

【 John Cooper 】




 3月14日 今日はホワイトデーですね!

この日は他にも 円周率の日、数学の日 でもあるそうですよ。












 さて、弊店にとって最早定番となりました シルバーのタイスライダー。

英国のアンティークをそのままに、職人さんによる1点1点 丹精込めて手作りされた逸品となります。
http://dittos.seesaa.net/article/176653612.html


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在庫切れしておりましたが、また少し作って頂きました。
常に在庫がある訳では無いので、気に成られておりました御方は是非この機会に如何でしょうか。


ヘラクレスノットによるデザインの歴史は古く、『繋がり』や『縁』なども意味します。
構造的にも至ってシンプルであり、壊れる事もまず無いでしょう。

ホールド感が甘くなって来ましたらメンテナンスでお預かりし、職人さんに戻して締め直しという技術にて再調節する事が出来ます。
 もう一生物と言えるでしょう。










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・・・・・奥が出来たてのホヤホヤ、新品となります。
当然ですが、素晴らしい輝きと品があります。

手前は私の私物となります。 もう7年位は経ちますが これからもずっと使い続けたい愛着のあるアイテムです。

全く何もしていません。ただ使っています! この硫化したシルバー独特の色味が何とも好きなのです。

黒くなり過ぎず、良い感じの所で保ってくれています。
シルバーの純度が高いそうですが、関係あるのでしょうか!?


 ピカピカがお好きな方はシルバー磨きで常にこの輝きを維持するも良し、本物たるエイジングを楽しむも良し。

Vゾーンにエレガントなアクセントと共に、締まり感さえ与えてくれる 古よりの紳士が許された数少なきアクセサリーです。


 そんな大切なアイテムを無くしては困ります!
宜しければ 落下防止用のチェーンもオリジナルで作りましたので、合わせて如何でしょうか。
http://dittos.seesaa.net/article/429334917.html



 店頭でご覧頂けますので、お気軽にお声掛け下さいませ。















 では、今週の本題に入りましょう。


先週は VINTAGE の個性高きジャケット地を御紹介させて頂きましたが、今週は 同じく VINTAGE のスーツ地を御紹介させて頂きます。












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・・・・・ライトグレーとライトブラウンの2色、ピッチの狭いストライプの生地です。










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John Cooper ( John Cooper & Son )


 創業家であるクーパー家は古くから羊牧場を営んでおられ、その流れより服地屋へとなったそうです。
J.クーパー氏は1770年にお店を構え商売を始められました。

1847年には御子息を向かい入れ、John Cooper&Son社として本格的にロンドンのマーチャントとして発展されてきたとの事です。

 かなり品質には拘った高級マーチャントとして名を馳せました同社に付きまして
生地好きな方におかれましては、John Cooper = DOBCROSS(ドブクロス)の生地をイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

(1971年 HOLLAND&SHERRY社と合併致し、現在に至ります。)




耳をご覧ください。

SUPER DELUXE FETHERWEIGHT WITH SUPER 100’S

スーパーデラックス!  凄く高級で豪華と謳っていますね。
フェザーウエイト、、、、本当に羽根の様な軽さです!

スーパー100の糸で織り上げられた WOOL:100% となります。
 当時を考えれば、スーパー100は相当高級です。

その糸は 超強撚糸に撚られ、モヘアがブレンドしているかの様なシャリ感があります。
皺にも強く、糸が細く薄い分 そういったところでも確り度を加味されております。



 この生地において最大のポイントはウエイトです!

6.2oz = 約175g   なんと、175g、、、、です。



FOX BROTHERSの超軽量ウールトロピカルより、更に軽いのです。
http://dittos.seesaa.net/article/446967833.html


しかも、VINTAGEです、、、。

そう考えると、やはり昔の方が個性的な生地種は圧倒的に豊富であったとも言えるのではないでしょうか。



FOX BROTHERSの超軽量ウールトロのトラウザースなんて
全然心配いらないのではないかと思えて参ります(笑)。











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・・・・・爽やかなライトグレー、質感はとてもシャリシャリしています。

ピッチの狭いストライプ、シャープな感じが出ていますね。
離れればストライプは沈み込みます。











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・・・・・ベースは ピンヘッドの様な感じです。
縞も複雑ですね。

本当にシャリ感が強く、強撚糸だけではなく、モヘアやポリエステルをブレンドしているのではないかとも思わせます。

 しかし、WOOL:100% だそうです!












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・・・・・落ち着きもあり、渋いデザインですよね。

線の主張は弱く、ほぼ無地感覚で御着用頂けます。












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・・・・・ギュッ・・・・力いっぱい握りしめてみます!!












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・・・・・パッ! と手を放します。
全然皺になりません。復元力がパンパではありません!

これ、動画では無く写真だと良く分かりませんよね(汗)。













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・・・・・名門シャツ地メーカーであるスイスの ALUMO社 と言えば
有名なVOILEという生地種があり、ハリ・コシのあるガーゼの様な生地です。

かなり似ているというか、系統は同じです!!


 ボイル程ではないですが、本当にベーシックなシャツ地と同じレベルの薄さ、軽さです。




当然ながら、御出張や御旅行などの持ち運びにも適していますし
これ以上涼しいスーチングは もう本当に無いのではないでしょうか!



ここ数週の間に私の極薄認識値は軽々と更新されたのでした。













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・・・・・もう一色御座います。

ライトブラウンとなります。
カラーのトーンはライトグレーと同じです。 ベージュ系スーツよりも落ち着きと渋みがありますね。











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・・・・・平織のサッパリした雰囲気と、表情のあるベースにストライプの感じが絶妙です!












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・・・・・2色を重ねてみました。

この写真は結構リアルな色が出ていると思います。












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・・・・・窓際、自然光下で見るとこんな感じです。
サラリとした質感が伝わってくるようです。















 如何でしたでしょうか。


これなら 少しでも快適な春夏をお過ごし頂ける事と思います。

 春夏にも装う楽しみが欲しいです。
こんな素敵なスーツを着て 日差しを跳ね返しながらお過ごしいただければと思います。


 どうかお気軽に このフェザーウエイトの生地をご覧になりに来て下さいませ。














・・・・・お知らせが御座います。


 本日の 3月14日(火:定休日)から、21日(火:定休日)までの1週間ですが
私事に付き 臨時休業 とさせて頂きます。

皆様には多大なるご迷惑をお掛けしてしまう事になり、誠に申し訳御座いません。

3月22日(水)より通常営業に戻ります。


また、上記に伴い 来週のBLOG更新もお休みとさせて頂きます。
(次回は3月28日予定となります。)



 誠に恐縮では御座いますが、何卒ご了承頂きたく 宜しくお願い申し上げます。






では、花粉の舞う辛い季節では御座いますが
どうかご自愛下さいませ。

 今週も誠に有難う御座いました。










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2017年03月07日

【 Neill of Langholm 】



 こんにちは。

 早くも3月に入り、学生さん達は就活が解禁になったそうです。
うちの愚息も行動を始めているようですが、ふと気付けば もうそんな歳に、、、、。

まだまだ似合わぬスーツを着込み、初々しくはありますが スーツに着られてしまっている感じは否めません。

これから頑張って経験を積みながら スーツも似合う魅力的な大人になってもらいたいものです。








 さて、前回は カチョッポリ社の春夏用シャツ地を御紹介させて頂きました。
皆様にご注文頂きました生地が続々と到着してきております。

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上からジーンズに Vespa のプリント柄(逆向きですが)、イタリアらしいですね。
ネイビーリネンにジャカード、そして薄地のコットンに花の織り柄。
 やはりブルーベースは大人気です!



Caccioppoli はナポリのマーチャントです。
膨大なコレクションを抱えたマーチャントゆえ、そして1点1点 受注の度に空輸で取り寄せますので 少しお高めなのは否めませんが、今回はこんなオマケ!? が付いていました!!



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ガラス細工の可愛いチャーム、唐辛子ですかね!
(総じてコルノというお守りのようです。)

上手いですね、こういうのはちょっぴり嬉しくもあり 得した気分にさせてくれます。
皆様のシャツが仕立て上がった折には このチャームも一緒にお渡しさせて頂きます。














 では 今週の本題に入りたいと思います。



買い付けていた素晴らしい春夏用のジャケット地が届きました!!
是非そちらを御紹介させて頂きます。













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・・・・・アイボリーがベース色となり、グレーの杢糸などで構成された格子柄のジャケット地。


明るく爽やかな色目、さっぱりとした配色と 強過ぎない格子柄は大変コーディネイトもしやすく重宝して頂ける事でしょう。


こちらの生地ですが、特筆すべきは かなり珍しい クレープ織り となります。
VINTAGE なのですが、昔はこういった手の込んだ生地も豊富に御座いました。

本当に独特であり、勿論 紳士服地になりますが、若干婦人物っぽくも感じられる方もおりましょう。

 この生地を織ったミルの歴史を見れば 成る程と頷ける事と思います。












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Neill of Langholm ( R.G.Neill )



綺麗なエスク川と共に、自然豊なスコットランドのLangholm(ランガム)という場所にて、1918年 ロバート・G・ニール氏と御子息によって設立されました。

スコットランドです。地場産業では やはりツィードやカシミアの織物ですね。
同社も素晴らしいツィードを織って参りました。



 昔の話にはなりますが、高級で有名なマーチャントである FINTXE へ
当時では当たり前であったチェビオットのコードストライプ(日本で言うフォーマル用縞ズボン地)を織っていたのも このNeill of Langholmでした。

 ですが、こういった王道的なチェビオット等の服地とは別に
他のミルが作らない様な特殊な糸や織りを巧みに使い、独自性の高い生地もデザインし 織り上げていた事も同社の特徴と言えましょう。




この独自性高き部門、見る人は見ているのです。

フランスのオートクチュール界でも多大な評価を受ける事になります。
シャネルを始め、ディオールなどにも多くの生地を供給して参りました。

 かの有名なシャネルスーツ、独特のシャネルツィードは勿論 同社の作品でもあります。



時代の流れから、多くのミルが廃業、もしくは買収などされていく中
同社のこういった独自性は確りと生き残り、逆に王道たる紳士服地のツィードなどは縮小されていったとの事です。



競争に伴う切磋琢磨こそ、生き残る術を生み出し
それらは時代が生み出した財産とも成り得るのですね。 正に歴史を感じずにはいられません。





 同社の独自性ある紳士服地は 勿論VINTAGEでしか味わう事が出来無くなってしまいました。


最近ではイタリア製で織り糸をループ状にしたブークレ(タオル地の親玉の様な感じ)素材なども良く見受ける様になりましたが、随分と昔から そういった特殊生地こそ同社のお得意分野であったという事ですね。





 そんなテクニックと共に 独特なセンスと素晴らしい性能を持ち合わせたクレープ地をじっくりとご堪能ください。










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・・・・・グレンストライプ調の大き目の縦縞をメインに、横柄を合わせた格子柄となります。


全体感はかなり明るくはありますが、大変落ち着きのある色調でまとめ上げられています。

このクレープ織りというのは、織りの性質上 横方向にナチュラルなストレッチ性が効いており、これは動きに対する追従性が上がりますので とても動きやすい織りなのです。












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・・・・・WOOL:100%  200g


 霜降り感のある色調は、このグレーの杢糸の効果ですね。
アイボリーの優しい色調にとても合います。


かなり強く撚った『 強撚糸 』を使い、立体的に織り上げる事で起伏感を強く持たせています。

ふっくらした触り心地とは別物に感じられる位 軽い質感の生地なのです。







この生地をギュッと 力いっぱい握り込んでも、
パッと瞬間に戻り、皺になる事も有りません。

撚糸効果もさることながら、やはりこのスカスカな織りの特性もあるのでしょう。
ご旅行などにも最適と言えます。









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立体的でザラッとした織りながら、触るとフワッとして大変柔らかく とても軽くて気持ちが良いのです。

肌やインナーが汗ばんでも この上着はペタッと張り付くような事も無く、常にフワフワと孤立してくれている事でしょう。


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・・・・・これ、、、、ご覧の通り スカスカの隙間だらけ!
そう狙ってデザインされた生地ながら、これより軽くて ここまで通気性の高い生地は最早無いのではないでしょうか。



コレは、この生地ばかりは 総裏地の仕様では無く、少しでも裏地の面積を練らした方が良いでしょう。

ここまで通気性に特化した生地です。 裏地がその邪魔をしてしまう事が勿体なく感じてしまいす。
















・・・・・では、もう1種 参りましょう。

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こちらは縦縞の強いウインドーペーン柄です。

その縦線が強い分、とてもシャープな印象で服に仕上がります。











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・・・・・こちらも同じく強撚糸を使い、立体的に織られたクレープ地ながら
ベースの織りにも着目です!













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・・・・・綾織の様な斜行線を表現しつつ、それらは一つ一つの立体的な鱗のようです!

こちらも杢糸使いが効いています。 この霜降り感のある表情はたまりませんね。











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・・・・・ヘビやトカゲ等の鱗を彷彿させる様なベースは、細かくも立体的です。
この独特で規則的な織り柄が凄く綺麗で個性溢れる生地の表情をしています。

本当にVINTAGEの生地には学ばせてもらう事が多く、感動すら与えてくれます。




( 今回の R.G.Neill  クレープ生地に付きまして、御紹介2種と、それ以外にもう2種柄が御座います。 )















・・・・・こんな素敵で快適な生地を使って ODD JACKET を仕立てたら、どんなにワクワクするでしょうか!

多少暑い日でも上着を持参したくなりますよね。

ご旅行などでも、避暑地で涼しき風を受けながら散歩を楽しみたくもなりませんか。






 このスポーティーな上着に合わせるトラウザースは、
コットンでも、リネンでも、勿論ウールでも 何でも合わせる事が出来ます。

そして雨にも強く、頼りがいのあるポリエステル混紡生地でも良いですね。


 実は今期 私が是非トラウザース地にお勧めしたい魅力的な春夏用の生地がデビュー致しました!
それはそれで、近々にでも御紹介させて頂きます。






 皆様、どうかこれら魅力的な生地を是非ご覧に来て下さいませ。

この生地を目の前にし、独特の表情を実際に感じると共に、
触って下さい、そしてギュッと握ってみて下さい。 きっと笑みもこぼれるのではないでしょうか!



これも欲しいですし、作ってみたい、着てみたい、、、
魅力的な生地は多く、本当にキリがありません(笑)。

















・・・・・さて、話はガラッと変わりますが
最後に ここでニュースを一つ!




 弊店では 無から生み出し、全てハンドメイドにてお仕立てする BESPOKE と、
高度な技術を持ち、私が心底 信頼をおく工場さんへ加工委託をお願いさせて頂いている HOUSE STYLE ORDER が御座います。


BESPOKEの方は、私の知識と技術が伴うものであれば何でも有りの世界となります。
デザインやスタイル、仕様面を始め、芯地のセレクトから組み方まで自在に操る事が可能です。( 細かい事は勿論お任せでも構いません。)

反面、HOUSE STYLE ORDERには どうしてもある程度のルールと制限があります。
BESPOKEと比べ、それが故の工期とお値段という事も否めぬ事実であり、メリットでもあります。


 さて、そのHOUSE STYLE ORDERにつきまして
今年は更なる進化と発展をすべく、先日工場さんにお邪魔し 様々な事を打ち合わせして参りました。
 それら多くの案件は、これから具現化に向け 少しずつ準備を進めて参ります。



しかし、この春夏受注分より 直ぐにでも御利用可能になるのが芯地についてです。

今までの弊店がお願いしております芯は、以降もレギュラー芯として使用致します。


 今回はレギュラーと比べ、かなり軽く、柔らかく仕立て上がる芯地をお選び頂ける様にさせて頂きました。

例えば、春夏用のスーツやジャケットは やはり軽く、柔らかく、少しでも楽チンで快適に!と思われる方は多いのではないでしょうか。

 また、カシミア等のソフトで風合いも素晴らしい生地でジャケットを仕立てる場合、
その生地の特性を更に生かすべく、やはり支えとなる芯地自体もソフトに成れば 一層生地の魅力も感じて頂ける事と思います。



 お客様方におかれましては、芯の種類や組み方などを御説明させて頂いたとしても
それらは専門的過ぎて いまいち分かり辛い事と思います。

故に、御自身の誂える上着に対し どんな価値観で着用したいのか、、、
単純に 今まで通りのレギュラー芯か、ソフト芯にするか、どちらかを御選択を頂けます。



 拘らなければ敢えて変える必要もありませんが、BESPOKEでは当たり前に行える選択肢を ほんの少しだけ具現化でき、より皆様の価値観に伴う上着が仕立てる事が出来るという事になります。



 詳しくはご注文時にでもお気軽にお問い合せ頂けましたら幸いです。
どうか今後とも 弊店 HOUSE STYLE ORDER を宜しくお願い申し上げます。










 では、今週も最後までお付き合い頂きまして 誠に有難う御座いました。


皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。







posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする