2011年02月22日

【 BRACES A 】


 こんにちは。
皆様に大変お世話になっております弊店のこのBLOGは、御蔭様で今回50話目を迎える事が出来ました。
毎回更新に対するプレッシャーがかなりありますが、楽しみにして下さっている方々の為にも出来る限り頑張って参りますので、これからもどうか宜しくお願い申し上げます。




さて、先週やっと別注しておりましたBRACES(サスペンダー)が納品されました。
この度は、こちらの紹介を兼ね、ALBERT THUSTON社について御紹介したいと思います。


 現代では圧倒的にベルトを使用なさる方々が多い事と思いますが、この歴史あるBRACESの魅力についても御興味を持って頂けましたら幸いで御座います。


BRACESといえば、やはり『ALBERT THURSTON』です。
長い歴史の中でTROUSERSにも移り変わりが御座います。それに伴いBRACESも変わって参りました。

スーツも三つ揃いが全盛の頃には、TROUSERSのバックスタイルは『HIGHT BACK STYLE』と呼ばれるデザインがあり、名の如く お尻の上(帯の部分)が山の様にせり上がっておりました。

 WAIST COAT(ベスト)の裾からシャツが見える等、有り得てはいけない事!
ハイバックであれば、少々前かがみになっても後裾からシャツが見える様な事は御座いませんし、腰回りのホールド感も増す事に成ります。

この当時のBRACESのバックデザインは、それに伴うデザインでしたが、今では古着屋さんでもなかなか見る事は出来ないでしょう。

また、良くボックスクロス(フエルトタイプ)に合わせられるエンド、昔はクジラの髭を腸で巻いていた!?ものが長く使われていましたが、今では羊の皮を使用し、エンドは手縫いでまとめられております。

 やはり古い物の方が手縫い工程含む手間が掛かっておりますが、それでも世界的に服飾に携わる職人さん不足に陥る中、世界中からオーダーを受けるA社の製作は、必ずこの手縫い工程で行き詰る訳です。
 故に、発注から数カ月は待たなければ成りません。

今となっては、クジラ髭のエンドを探す事さえ困難ですが、現行の手作り羊革エンドでさえ10年後作ってくれているでしょうか、、、、、。


 ここ最近、色々な原材料が高騰しておりますね。
綿花、ウールやカシミアなどまでも上がっているらしいですが、A社も次からは値上げをするそうです。


前置きが長く成りましたが、A社の御紹介を(かなりリアルに訳したもの)させて頂きます。






ALBERT THURSTON LTD
SUPERIOR BRACES & GENTLMEN’S ACCESSORIES SICE 1820


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アルバート・サーストン社は1820年 ロンドンにショップとしてオープンし、英国紳士の為のサスペンダー、ベルト等を扱っていました。
以来、190年以上の長きに渡り一貫してサスペンダーを作り続けております。

英国では、サスペンダーの事を『A PAIR OF BRACES』と呼ばれています。
サスペンダーは主としてズボンを吊る為の道具ですが、実は英国紳士にとってはそれ以上に大切な役割を担っております。
 曰く「ズボンとは吊り下げて穿くものであり、締めつけるものでは無い。」
これは英国人の間では今でも守られているスタイルの一つです。

確かに世の中にある道具の中で、これほどまでにズボンのシルエットを美しく見せてくれる物は存在し得ないと言えます。
英国では、今でもアウトドア・ワーカーからオフィス・クラークに至るまであらゆる場面でブレイシーズを見かける事が出来ます。

同社は英国において名実ともにNO.1メーカーとして広く認められており、英国で歴史と伝統あるメーカーのみが入会を許されるBRITISH MENSWEAR GUILDの正式会員としても選ばれており、その名声を確固たるものにしております。

 同社の製品は、丹念な手作業で一本一本作られています。
あくまで英国国内での生産に拘り続け、熟練した職人達のきめ細かい作業工程を経て、今も昔も変わらない品質の製品供給をしています。

今では高級紳士アクセサリーの代名詞的存在になり、英国王室、各国大統領、著名なビジネスマンにも広く愛用されております。





・・・・・・・・如何でしたでしょうか。
私は個人的にですが、『ズボンは締めつけるものでは無い。』というフレーズが好きですね!



サスペンダーの中には、クリップタイプで止める物も御座いますが、あれが許されるのは子供だけです(笑)。
特に、釦もクリップも両方使えます!というデザインもありますが、あれも選んでは成りません。A社でも作っておりますが、あれはプライドを持って作ってほしくなかった所ですね。


 構造的に見ても、クリップ式が3点、もしくは4点のポイントで吊り上げる事に成りますが、ボタン式では計6点のポイントで吊り上げる事に成ります。

吊り上げポイントが多ければ多い程、バランス良く均一的に吊り上げる事が出来ますね。
また、見映えの問題もありますが、帯(ウエストバンド)をクリップで挟むなんて、、、。

上記に関係してきますが、2連ずつ付けられる釦のスタンス(釦間隔)もかなり重要です。好みはさて置き、適正なバランス(スタンス)はやはりある訳です。
たまに異様に狭いスタンスのものも見受けますが、、、


 その釦付けをクローズアップしても様々です。
外付け、内付け、デザインと共に効果も多少変わります。




 歴史あるBRACES、掘り下げると流石に結構深い事がお分かり頂けましたでょうか。


『ウォール・ストリート』でのマイケル・ダグラスは、今回も前作同様素敵なBRACESをしているのでしょうか!? 見たい映画の一つです!




A3.jpg

● BOX CLOTH (100% pure wool)
16,000円(税別価格)




A2.jpg

● PLAIN BARATHEAS & JACQUARD DOTS
14,000円(税別価格)





・・・・・以前もBRACESの御紹介をさせて頂きましたが、サイズもかなり重要です。
御購入頂く折には是非ご確認させて頂き、必要であれば無料にてサイズ調整もさせて頂きます。

まだBRACESを未体験の皆様、『締め付けないズボン』を御体感なさってみては如何でしょうか!
圧倒的に楽で、安定し、かつTROUSERSが綺麗ですので、きっと病み付きになる方もいらっしゃるかも知れません!!








A4.jpg

ALBERT THURSTON、いつまでも頑張って頂きたい素晴らしいブランドです。











posted by 水落 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | おススメ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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