2011年12月13日
【 H・S S様の御注文:O.COAT 】
こんにちは。
早くも12月は中旬に差し掛かろうとしております。
もう直ぐクリスマスですね!
皆様は大切な方へのプレゼントは御用意されましたでしょうか。
私は凄く良いタイミングで素晴らしい物を入手する事が出来ました。
出来れば来週御紹介させて頂ければと思っております。
きっと喜んでくれるのではないかと・・・・・。
いや、むしろ自分に欲しい・・・・・(汗)。
皆様にも是非お勧めで御座います!!
さて、今週は 『 H・S S様のご注文 』を御紹介させて頂きます。
弊店が開店して三年目、ようやく受注がスタート出来た OVER COAT です。
今回の御紹介は、記念すべきコートの御納品 第一号も含まれております。
とてもお喜び頂き、『やっとここまで来れた!』という嬉しい気持ちと共に、、、
手前味噌ながら本当に完成度も高く、S様のコートが単純に羨ましくもあります。
S様におかれましては、以前 BESPOKE JACKET を御注文頂きまして、弊店BLOGにも御紹介させて頂きました。
長身でスラッとシャープなラインのS様は、少々ナデ肩でも御座います。
そんなS様、この度は 3アイテムの御納品で御座います。
先ずはシャツから!
カチョッポリ社より、爽やかな色目の格子シャツです。
遠目には柄が沈み込みますので、あまり柄は気にせずに合わせて頂けます。
写真でお分かりに成りますでしょうか!?
S様は左肩下がりです。
そもそも当り前にFITしている様に見えるシャツではありますが、肩幅や傾斜、胸幅、BODYのユトリバランスなどなど、かなり精度高く裁断(型紙)が出来ていると共に、立体裁断(縫製)された前肩部分などは弊店シャツの特徴でもあります。
(着比べて頂ければ、技術を施した物か否かは断然 着用感に違いが出ます!)
肩幅や傾斜を左右対象に合わせただけであれば、下がっている左側に『 タスキ皺 』が入ります。(左右差の度合いにもよります。)
このシャツは、左右にそれぞれ合わせているので その皺が入らないのです。
シャツのFITTINGを語ればキリが無いですが、、、
こんなにもバランス良く着用頂けているのは誂えシャツだからであり、拘った設計や作りは身体に合っていなければ発揮されません。
単純に考えてみても、既製で賄える訳が無いという事に成りますね!
それだけ人様の御体系はそれぞれという事です。
アップにさせて頂きますと、柄の表情が見えて参ります。
お次は、、、
WILLIAM CLARK社 の 100% IRISH LINEN で誂えて頂いた H・S のウエストコートです。
このアイボリーのリネンWCは大変重宝出来るアイテムでもあります。
では、その上に、、、
以前御紹介させて頂いた BESPOKE JACKET で御座います。
http://dittos.seesaa.net/article/191910579.html
大変御愛用頂いており、心より嬉しく思っております!
はいっ、ではここで真打の登場で御座います。
大変、大変エレガントな、これこそ王道的な 『 チェスターフィールド・コート 』で御座います。
生地は、TAYLOR & LODGE社の
GOLDENBALE:85% CACHMERE:15% 何とも贅沢な生地であり、ウエイトは635g御座います。
以前には、違うS様にBESPOKEでコートのご注文を頂き、御紹介させて頂きました。
その時はグレーでしたが、今回は同種の色違い ネイビーで御座います。
http://dittos.seesaa.net/article/184843361.html
圧倒的な迫力、存在感、気品ある光沢、しっとりとした肌触り、確りと打ち込まれたこの生地はとにかく最高です。
耐久性もあり、下手なカシミア生地よりグレードが高いと思います。
(この生地は、英国の有名マーチャントでも扱われております。)
エレガントにシェイプされたシルエットは、チェスターF・コートには欠かせません。
丈、シルエット、サイズ的適合バランス、、、、
また、お世話に成っているこの工場さんはとにかく前肩縫製が上手い! レベルが高いのです。
確かにBESPOKEの方が精度やレベルが高いに決まっています。
BESPOKE出なければ辿り着けぬステージがあるのも事実です。
ですが、良い意味で相当BESPOKEステージに近付けたという部分もあります。
だからこそ自信を持ってお勧め出来るのです。
OVER COATとは基本的にソフトに仕立てられるものです。
それは、芯の役割を担うのがスーツ(ジャケット)である為、コート自体の芯や肩パット等は より軽く柔らかく作るべきという事です。
であれば、そのインナーと成るジャケットがBESPOKEだとして、コートも前肩レベルの高さをポテンシャルとして持っていれば、自ずとアウターはインナーに準ずる事に成りますよね。
故に、HOUSE STYLE SUITSとの相性は勿論極上である上に、BESPOKEにも高次元で適合性が臨めるという事に成ります。
(設計者は双方 全て私ですから! 同じメーカー製のTVとビデオみたいなもの!?)
・・・・意味が分かり辛いですよね!?
とにかく、とても完成度の高い良いコートだという事です!
袖の幅、長さ、振り位置、、、、S様の腕、そしてインナーであるジャケットの袖に伴うバランスの良い袖。 JUSTバランスです! 写真は逆光ですがっ(汗)
スーツもそうですが、コートであれば尚更後ろ姿は重要です。
皺ひとつなく、肩の合ったバックスタイル。
機能性含め、優雅なユトリは美しいドレープと成り、綺麗に身体を包み込みます。
衿周りは優しく首をボールドし、程良くフィットさせます。
シャツの時も申しましたが、既製では100%辿り着けない次元です。
こんなコートを手に入れたら、どんなに寒い日でも通勤が嬉しくなってしまうのではないでしょうか(笑)。
ご通勤から冠婚葬祭まで、紳士たるもの いつかはこんな素敵なチェスターF・コートを誂えたいものです。
最近雑誌等に紹介されている様なコートには、それらの価値観とポジションがある事と思います。
ですが、、、私個人として見れば玩具みたいでもあります。
暖冬やカジュアル化が世界的に進む中、決して廃れさせては成らない大切な物、、、
ネクタイしかりですが、出来る限り私達は守っていきたくもあります。
紳士の着るべきOVER COAT、 是非誂えてはみませんか。スタイルは様々です。
流石に年内の納品は無理ですが、2月までは寒いですから まだまだ間に合いますよ!
ご注文頂いたコートはどんどん仕立て上がって参りますので、また御紹介させて頂きます。
S様、御協力頂きまして 誠に有難う御座いました。
・・・・・・・・・最後に素晴らしい靴の御堪能を!
1年以上待ち、先日ついに 福田さんへ注文を出していた靴が出来上がったそうです。
本日はそのおろしたての BESPOKE SHOES を御覧下さい。
そうきましたか、、、、。 S様、とてもお似合いで御座います。
オーラが漂っていますね!
皺の入り方一つとっても美しい! こんなに綺麗な履き皺の入る靴を履いてみたいです。
福田さん、いつか宜しくお願いします(笑)。
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先日伺った際にも拝見いたしましたが、今の時代、誂えでしか手に入らないようなクラシカルなオーバーコートで素敵でした。
今回の記事で取り上げていらっしゃるTAYLOR & LODGEで茶系の生地はありますでしょうか?
ダークブラウンであればなお幸いです。
先日納品になりましたDBスーツも大迫力で、DBの魅力にはまりそうです。
ところでフラップですが、室内ではしまうのが基本だということを聞いたことがありますが、チェンジポケットが縫い付けられて閉じておりましたが、これはこのままでよろいでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。
こちらこそ、平素より大変御贔屓にして頂きまして、誠に有難う御座います。
さて、お問い合わせに付きまして
下記御確認頂けます様 宜しくお願い申し上げます。
● 例のT&Lの生地種は、残念ながらネイビーとグレーの2色展開です。ご要望にお応え出来ず申し訳御座いません。
● Y様のDBスーツ、本当に御似合いであり、クラシックで素晴らしかったです!
お喜び頂け、私も本当に嬉しいです。
もう直ぐご紹介させて頂きますので今暫しお待ち下さいませ。
● チェンジPですが、ポケット自体は確り作り、その上で中綴じを施しておりました。
御説明不足で申し訳ありませんでした。
確かにフラップ(雨蓋)は室外着のディテールゆえ、室内に入ったら蓋をしまうのは『通』な拘りだと思います。
しかし、綴じてあればしまえないですね。
今度御来店される時に是非ご着用の上来て下さい! その場で2〜3分で解きます。
では、またお時間が御座いましたらお気軽にいらして下さいませ。
お会い出来る事を楽しみにお待ちしております。
どうも有難う御座いました。