2020年 東京オリンピック開催が決まりましたね!!
今から楽しみでなりませんが、2020年と言えば 私は50歳になっています。
長男は25歳、私は既に結婚していました。
2020年を迎える頃には 私も皆様もどの様になっているでしょうか。
今と変わらず、健康で元気に皆様と洋服の話を楽しくしていられる事を切に願い、
家族と共に東京オリンピックを楽しめる事が出来ればと思っております。
現在 超一流のアスリートも、7年後まで現役を続けられている方は少ないかも知れません。
ですが、職人は元気であれば何とか続けられます。
お爺ちゃんになるまで頑張りますので、どうかこれからも宜しくお願い申し上げます。
さて、今週は これからの季節には欠かせないシリーズ
BRISBANE MOSS 社より 発注していた生地が届いておりますので、ご紹介させて頂きたいと思います。
春夏は特にツイル(ドリル)に代表される COOTON TROUSERS が主体と成りましたが、秋冬と言えばそれらに加え、やはりコーデュロイやモールスキンが無くては物足りませんよね!
BRISBANE MOSS
1858年創業の老舗であり、今では様々な展開を見せますが
やはり同社の主力はコットン地であります。
あのオイルドコットンで有名な『 Barbour 』も同社の生地を使用しています。
ではご覧下さいませ。
先ずは CORDUROY です。
色やウエイトは本当に沢山展開されています。
シャツを作るような薄地から、ヘビーウエイトのガッチリ系まで、、、
その中より、タウンユースには一番使い勝手が良い種類を選びました。
ウエイトは 315g、 スーツにしても良いですし、やはり ODD TROUSERS も是非お勧めです。
細畝であり、確りはしていますが重すぎず、秋から直ぐにご着用頂けます。
水洗いもでき、穿き込めば柔らかく馴染んでもきます。
独特の毛足は光の反射により、陰影がとても良く出るのが特徴でもあります。
そもそもはカントリーウエアの生地ですから、気兼ねなくガンガン着用出来る 頼り甲斐あるパートナーと成ります。
かのウインザー公のも、コーデュロイを着用しています。
スーツではなく、上下色違いのコーデュロイですね。
CORN
・・・正にトウモロコシの黄色を彷彿させる色味で、一番お気に入りの色です!
黄色と言っても全く派手ではありません。
カントリーウエアのアースカラーとも抜群の相性です。
これは欠かせません!
DRAB
・・・訳すと淡褐色と出てきますが、もう少し緑味が入り、独特の魅力ある色です。
これも大好きでして、、、
色のトーンは薄過ぎず、濃過ぎず 微妙な中間色です。
使いやすい色でもあり、絶対に重宝出来ます!
BROWN
・・・安心感のある落ち着いたブラウン。
ODD JACKETやニットなどの上着の色目が比較的薄めであれば、ボトムの色は濃くしてコントラストを付けて下さい。
キャメル色の暖かそうなジャケット等には ベストマッチングですよね。
昨年仕立てました同生地種による ODD TROUSERS
色は MARRON という色です。
コーデュロイならではの陰影がとても良く見てとれると思います。
腰履きのベルトレス・スタイルでも良し! 股上深く吊り様にして、タッターソールの ODD VEST やニットベストなどを着用、仕上げは TWEED の上着を着て、、、
早く着られるほどに寒くならないかな〜〜っ!
お次は MOLESKIN です。
名の如く、モグラを撫ででいるかの様な肌触り、
目も詰まっており やはり暖かで丈夫なカントリーファブリックです。
用途はコーデュロイと同じです。
モサッとしていて、どこか野暮ったさを感じるモールスキン。
それこそが特徴であり、魅力でもあります。
味わい深い生地です。
弊店では、コーデュロイ同じく 皆様におかれましては一番使い勝手の良い 300g、そしてヘビーな 600g をご用意させて頂きました。
ヘビーな方は 流石に少し重たいですが、どんなに寒くても全然大丈夫です。
LOVAT(300g) 上
・・・くすんだ緑色と訳が出てきます。
正にくすんだ色味で絶妙な中間色です。
カントリーサイドでは、森林に溶け込んでしまう様な色ですね。
DARK OLIVE(300g) 下
・・・濃い目のオリーブグリーン、これはかなり定番的な色目です。
落ち着きもあり、安心してお使い出来る色でもあります。
MAROON(600g) 上
・・・海老茶色と訳が出てきますが、赤みが強くもあります。
写真は少し赤みが強く出過ぎていますが、、、私の穿いているコーデュロイの色が同じMAROONで御座います。
こちらは確りウエイトのシリーズです。
DARK BROWN(600g) 下
・・・?? 茶味は感じますが、ダークグリーンと言った方がシックリくる色目ですね。
こちらも渋い色、上記同じく600gあるウエイト。
上着と成る TWEED 生地のボリュームに合わせて選ぶのも良いですね。
最後は、COTTON DRILL
http://dittos.seesaa.net/article/309706310.html
(COTTON TROUSERS の紹介ページです。)
一年中穿いて頂ける TENNYSON(295g)は定番として弊店でも常にご用意があります。
それに加えて、KEATS というシリーズがあり ガッチリと打ち込まれたその生地は、正にデニムと同じとお考えください。
FAWN(400g) COCOA(400g)
・・・FAWNは小鹿色となります。独特な中間色、グレーとブラウンを混ぜた様な渋い色目です。
もう一色は ココアブラウン、そのままです(笑)。
穿き心地もデニムと同じです。
勿論カットとサイジングが違うので、同じ穿き心地というのは語弊がありますが
生地の雰囲気やタフさは通じる所があります。
TENNYSON(295g)とKEATS(400g)
綾織特有の斜めに出る畝の太さがが違います。
KEATSの方が織り糸が太いので地厚と成り、畝自体も堂々と大きく入ります。
比べてみると迫力の違いが見てとれる事と思います。
・・・・・・・・・・ご紹介させて頂いた物は単なる弊店在庫であり、
それ以外の色や厚さ(ウエイト)なども様々にお選び頂けます。
これからの季節には欠かせないシリーズです。
是非お勧めですので、ご覧に来て下さいませ。
皆様のお越しを 心よりお待ち申し上げております。
・・・・・・・・・・誠に勝手ながら、来週のBLOG更新はお休みを頂きます。
お楽しみにされていて下さる方々には本当に申し訳ないのですが、、、
ご了承頂けましたら幸いで御座います。
次の更新は、9月24日となります。
何卒宜しくお願い致します。
・・・・・・・・・・お知らせで御座います。 小学館様より
2013年 秋号 『メンズ・プレシャス』 が、10月4日に発売されます。
今回も光栄ながらお声掛け頂き、弊店のスーツを載せて頂く事に成っております。
秋冬気分が盛り上がる10月です。
是非皆様もご覧頂けましたら幸いで御座います。
関係各位の皆様、この度も誠に有難う御座いました。
私自身、拝見させて頂ける日をとても楽しみにしております!!


質問なのですが、コーデュロイとモールスキンのトラウザース(HOUSE STYLE ORDER)のそれぞれのお値段はおいくらになりますでしょうか?
JJ様
こんにちは。
コメント頂きまして、誠に有難う御座います。
さて、お値段に付きまして 折角コメント頂きましたが訳があってBLOG内含め、意図的にお値段の記載を控えさせて頂いております。
ただ、秘密にしている訳では御座いません。
JJ様のEメールアドレスが書かれていれば(BLOG内には出ません。)ご連絡をと思いましたが記入されておりませんでした。
・・・JJ様、そしてこのコメントを御読み下さっている皆様へ
お値段について、大変重要な要素です。
BLOG内では出来る限り記載しませんが、お気軽にお電話でも、HPの問合せ(メール)ででもお尋ね頂けましたら幸いで御座います。
その場で直ぐにご返答させて頂きます。
御面倒をお掛け致しますが、お汲み取り頂けましたら幸いで御座います。
では、JJ様よりのご連絡をお待ちしておりますので 何卒宜しくお願い致します。
どうも有難う御座いました。