こんにちは。
4月の天候は目まぐるしいですね。
好天になれば暑さを感じる位気温が上がりもしますが、朝夕はグッと下がってちょっと寒かったりと 本当に着るものに困る季節です。
皆様におかれましては ご体調など崩されておりませんでしょうか。
こんな季節には、やはり3シーズン物のスーツが一番心地良く 大活躍で御座います。
今週は、HOUSE STYLE ORDER より
S様の御注文を御紹介させて頂きたいと思います。
以前に御紹介させて頂きました俳優の デイヴィッド・ニーヴン氏。
http://dittos.seesaa.net/article/382284219.html
氏の見とれてしまう様な三つ揃いの着こなしによるスーツ
控えめなグレンチェックは、本当にクラシックで 『こんな風に着こなせたら、、、』とウットリしてしまいます。
伝統的な古典柄の一つである
【 GLENURQUHART CHECK 】
(正式には グレナカートチェック、通称グレンチェックと呼ばれていますね。)
スコットランドはネス湖の近く、
アーカート渓谷(グレン=渓谷)の地域にて生まれたのが発祥とされています。
綾織でヘアラインや千鳥格子などが織り交ぜられて構成される組織(格子柄)です。
レッドやブルーなどのウインドーペーン柄を重ねた物も多く見受けられます。
スーツ地から、ジャケット、コート、そしてシャツ地に至るまで
幅広く愛されている大変伝統的な格子柄の一つですね。
梳毛や紡毛、柄の大きさなど、適するアイテムにより格子柄の大きさや存在感など様々にデザインバリエーションが展開されています。
大きく堂々とした表現ならカジュアル向きであったり、
または生地の使用面積大きなコート地などがそんな感じです。
対し、比較的に小さくまとめられたものや、控えめに表現されたものはスーチング用と成り、色の重ね格子の有無もその生地のスタンスを表していると言えます。
ツィードもありますので本当に様々です。
あのケーリーグラント氏も素敵なグレナカートチェックのスーツを着こなしております。
氏の端正な出で立ちは本当に素敵です。
このグレナカートチェックも是非ワードローブに入れておきたいものです。
私は随分若い頃に仕立てたスーツがあります。
しかし、、、サイズ的にお直しをしないともう着られませんし、、、
何より当時の技術に満足出来ません。丁寧に仕立てた仕事ではあるものの、現状の技術からみれば懐かしいお思い出の様なものです。技術とはそういった積み上げがあってこそですからね!
とは言え捨てる事など絶対に出来ませんので、息子にでも降ろそうかと思っています。
着ないかな、、、(笑)
Taylor & Lodge
SUPER 120:ウーステッド、極スパイス程度にカシミアもブレンドされており
風合いも勿論の事 肌触り心地よく、上品に上手くまとめられた素晴らしい生地です。
遠目には全くの無地に見えるでしょう。
それだけ同系色で控えめに表現されています。
この控えめさこそ魅力でもあり、スーチングにすべきグレナカートチェックだと思います。
ウエイトは320g前後といった所、かなり広い期間御着用して頂けます。
ソリッドのダークスーツと違い、こういった物は黒靴だけでは無く 茶靴も本当に合いますので、カッチリと決め過ぎず やや力を抜いた着こなしも凄く似合う筈です。
スラッと背も高く、洋服が本当にお好きで お洒落なS様で御座います。
2面の3釦、ごくベーシックに御誂え頂きました。
立体感も良く出ており、シルエットもエレガントに出ています。
コテが良く効いていますね。
S様は肩が結構確りされているのが特徴です。
男らしい背中、自分では見る事が出来ないので新鮮だと思います。
後姿は重要です! 男は背中で語って下さい!!
ウエストコートも抜群に綺麗ですね。
S様、大変素敵なご注文を誠に有難う御座いました。
次の ODD JACKET も是非ご期待下さいませ!!
やっとコートが必要なくなってきまして、スーツのみで気持ちの良い季節と成って参りました。
是非春の心地良い日差しを浴びながら、弊店へもお気軽に遊びに来て下さいませ。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。
今週も誠に有難う御座いました。

