こんにちは。
先月末から急に気温が下がり、随分過ごし易くなりましたね。
もう残暑はいらないですが、、、どうなるでしょうか。
さて、今週は!?
ある意味では究極のツィード生地とも言える素晴らしい HOME SPUN TWEED を御紹介させて頂きます。
・・・弊店の顧客様で岩手県ご出身の方がおられます。
もう随分前に成りますが、NHK【美の壺】にてTWEEDに関する番組が放送されました。
このBLOGをお読み下さる方々におかれましては、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file228.html
その顧客様は番組をご覧になり、御自身の地元にて超本格的な HOME SPUN TWEED を織っている事を知ったそうです。
そこで、地元である岩手県の地場産業に貢献する意味でも『 一生物のTWEEDを 』とお考えに成られ、光栄にも弊店にご相談頂いた次第で御座います。
震災により、本当に多くのご苦労と共に、お辛い思いも相当されてきた事とお察し致します。言葉では簡単に表現出来るものでも御座いません。
今では瓦礫なども随分整理はされたものの、やはりそこから先へはなかなか進まず 逆に何も無くなってしまったという状況だそうです。
勿論地域によっても違いはある事と思いますが、色々とお話を伺わせて頂きました。
私は喜んでそのご相談をお受けさせて頂き、何とか形にしたいと調べ 行動させて頂きました。
美の壺で御紹介されていたのは、日本ホームスパン社です。
その他にも素晴らしい TWEED を織られている方々を知る事が出来ました。
【 ホームスパン 】
本来では名の如く、家庭で紡いだ 手紡ぎ・手織り毛織物を指します。
羊毛を厳選し糸から紡ぎ、染めや織り、仕上げまで全て人の『手』によって作り上げられます。
作り手の意図と価値観により様々な糸、織り、そして表情が御座います。
【 蟻川工房 】
検索して頂ければ、幾つかの情報が出てきます。
http://teshigoto.jp/serial_report/kuno/vol58.html
http://teshigoto.jp/serial_report/kuno/vol34.html
( ↑ 手仕事フォーラムというサイトで紹介されたページです。)
( 蟻川工房さんのHP等は特に御座いません。 )
・・・蟻川様に伺いましたが、今月号!?のブルータスにもご紹介されたそうです。
是非確認させて頂きます!!
凄い、、、素晴らしいとしか言いようがありません。
ご連絡させて頂き、サンプル帳とスワッチを送って頂きました。
早速拝見させて頂きましたが、
感動しました・・・・・・。
糸から紡ぎ、染色し、カタカタと地道に織り上げる、、、
昔ながらの、本当の意味での HOME SPUN です。
なんて味わいがあるのでしょう。それには手作りならではの素朴さと、圧倒的な存在感、説得力があります。
味わい、温もり、立体感と共にフワッとした膨らみもあり、何て言えば良いでしょうか。
上手く言葉では言い表せません!
一体 どれだけの時間が掛かるのか、、、、。
こんなに素晴らしい生地を私個人の感動と、ご要望下さった顧客様だけでは無く
是非皆様にも知って頂きたいのです!!
こんなに素晴らしい手作りの TWEED が存在する、
しかも日本で、岩手で!!
岩手を、そして手作りなさっている職人さんを応援したいという気持ちは大きくあります。
しかし、それらを抜きにしても この感動的な TWEED は本当に素晴らしいと思います。
正に圧倒的です。
先ずは見て頂きましょう!!
この手作り感漂う SAMPLE BOOK のカバーも手織りでしょうか。
凄いバリエーションの数です。
これから紹介する生地は例外なく、全て手紡ぎ、手織りです。
織機の関係上 全て80p幅で織られます。
通常スーチングはダブル幅と呼ばれ、約150p幅で織られます。
シングル幅と呼ばれる企画もあり、織機により様々。
シングル幅はサンプル反を織る為に使われていたり、植物繊維の生地はまだまだシングル幅も御座いますし、裏地などを考えれば色々ありますね。
生地幅が狭ければ服を仕立てようとする際、通常ダブル幅で必要な要尺の約2倍は必要という事に成ります。
大変高価な生地を2倍御用意しなければ成りません・・・・。
そして、何度も申しますが 全て手作りです。
お値段もパンパではありません!! それだけの時間と技術を有します。
当然 大量生産も出来ません。
如何でしたでしょうか。
ほんの極一部を写真で御紹介させて頂きました。
この存在感と味わいは、本当に写真なんかでは伝わりません。
もう少しお見せ致します!!
サンプル帳とは別にスワッチがあります。
これら 8種類の生地は在庫があり、リクエストすれば直ぐに届き お仕立て出来ます。
今年の寒き冬には、手で織られたぬくもり高き TWEED に包み込まれて、、、。
しかし、それ以外の色、柄等がお好みであれば 生地を織りあげて頂く事に成ります。
正に生地からオーダーです。
沢山の在庫を抱える程織る事が出来ませんので、ある意味そうなりますね。
色味、雰囲気、柄、、、、
糸から作りますので何でも可能と成ります。
ラーメン屋さんで『 麺堅目で!!』みたいな(笑)
いえいえ、そんなレベルではありません。
● ザックリ系が良いのか、、、であれば少し太めに糸を引き揃えたり!!
● 打ち込みはガッチリで、コシがある感じで!
● ウエイトを確りと感じられる重厚感あるものを!
● 逆に軽く、しなやかで柔らかめ!
などなど、
ご要望があればシルクやカシミアなどを混紡する事も可能でしょう。
柄に拘りがあれば、他メーカーさんのツィードデザインをモチーフに織り上げる事もご相談出来ますね。
全て受注生産ですから、クライアント様のご要望のままに・・・・
(在庫生地でも、生地オーダーでもお値段は変わりません。)
これが単純でありながらも、どれだけ凄い事かお分り頂けますか。
全て手作り故に何でもアリと成ります。(勿論無理な事もありますが。)
しつこいですが、この凄さがお分りに成りますでしょうか、、、。
通常生地をミルへお願いするのであれば最低でも一反単位となります。
自分用に、自分が欲しい分だけ、自分のお好みにより生地を織りあげてもらう。
織り上がった生地を自身の為だけに誂える。
ワクワクせずにはいられませんよね。
20年、いや30年人生を共にすると考えれば、手に入れるまでに掛かる時間など微々たるものです。
・・・・・・・在庫品で御満足頂く色柄が無ければ、生地自体をオーダーとなる訳ですが
今オーダーを入れますと、織り上がり見込みは来年2015年9月頃となるそうです。
2014年 今年の秋冬は生地のオーダー
2015年 秋に織り上がり、そこからお仕立て という流れに成ります。
生地オーダーからすれば、着用出来るのは来店2015年の冬用という事に成ります。
(その場合、お代金のお支払は今年半分、来年のお仕立て時に残り半分でも結構で御座います。)
1934年製 英国で仕立てられた
BESPOKE 3P-SUITS ヘリンボーン:ハリスツィードです。
何ともエレガントなシングル・ピークドラペルのカントリースーツ。
この時代は2釦2掛けのスタイルが多く、ウインザー公やイーデン氏も愛用していました。
ウエストコートにはチェーンホールもかがられています。
御注文主様が徴兵され、納める事が出来なかったスーツとの事です。
白洲次郎氏もこんな素敵なブラウンの TWEED 3P-SUITS を着られていました。
この当時のハリスツィードは現行品とは随分違います。
これは時代の流れでもあり、仕方がない事なのかもしれません。
正にこんな感じですよね、、、、これはツイルですが、生地オーダーであればヘリンボーン柄の幅からリクエスト出来ますね。
目茶苦茶欲しいです・・・・・・。
・・・・・・・これら大切な SAMPLE帳 は蟻川様より御厚意でお借りしているだけであり
御返却させて頂かなければ成りません。
本日の BLOG更新より、9月21日(日)までお借りしております。
皆様、どうかこの機会に是非お時間をお作り頂き ご覧になりに来て下さい。
見るだけでも大変貴重なものです。
そして知って下さい。
日本の岩手県で こんなにも素晴らしいホームスパンが織られている事を!!
そしてお高くは御座いますが、一生物となる TWEED を御検討下さいませ。
スーツから上着単品、トラウザースのみでもご注文頂けます。
こんな素敵な生地でオーバーコートを誂えても絶対に素敵ですよね、、、。
HOUSE STYLE / BESPOKE 勿論どちらでも承らせて頂きます。
これらのホームスパンは、在庫生地でも生地オーダーでもお値段は変わりません。
どちらにせよ、お値段はある程度の御覚悟が必要です。
お客様に必要な要尺より、個々にお見積りを出させて頂きます。
≪原材料費(生地代)が大きいので、ご了承下さいませ。≫
シングルやダブル、パッチポケットやベンツの有無でも要尺は変わります。
身体の大きい方は恐縮ながら それだけ要尺が掛かります。
・・・このTWEEDで誂えられた服と10年付き合ったら
どんな感じに味わいが増し、育ってくれているのでしょうか、、、、。
いつまでも、いつまでもこんな素敵な生地を織り続けて頂けるよう応援させて頂きたいと思います。
皆様、是非とも御検討頂けましたら幸いで御座います。
皆様よりのご連絡、ご相談を心よりお待ち申し上げております。
どうも有難う御座いました。
・・・・・・・誠に恐縮ながら、来週のBLOG更新はお休みさせて頂きます。
次回は、9月16日(火)となりますので 何卒宜しくお願い致します。

