2015年11月17日

【 H.S S様の秋冬 】


 こんにちは。
最近は結構雨が多い中、いよいよ11月も後半に入り 夜の帰宅時などは本当に寒く成って参りました。

 反面、この季節は三つ揃いを気持ち良く着用出来る事は嬉しい限りです。


さて、ダークスーツの三つ揃いは今の時代でも欠かせぬ存在ではあります。
そして、それらをエレガントに着こなす術という部分では 先人達から多くを学ぶ事が出来ますね。

その中でも、このお方のスーツ姿はいつ見ても惚れ惚れしてしまいます。





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 アンソニー・イーデン氏のスーツ姿は正に正統的なブリティッシュスタイルと言えるでしょう。


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沢山のスーツを所有されていた事と思いますが、氏と言えばシングルのピークドラペル
そしてダブルのウエストコート姿などはお好きだったのか写真が沢山残っており、本当に素敵です。

多少の時代性はあるものの、やはり憧れてしまいます。
















 今週は HOUSE STYLE ORDER より、S様のご注文を紹介させて頂きます。





S様におかれましては、今年の春よりお付き合いをさせて頂いております。
その時は春夏用ですし 2P-SUITSでのご注文でしたが、今回の秋冬より 3P-SUITS を御注文頂く事と成りました。


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S様は逆三角形で凄く身体が確りとされており、とても引き締まっております。
スーツも大変お似合いです。


 お選び頂きました生地は、
H.Lesser の VINTAGE であり、Taylor & Lodge(OLDらしく、刻印入りでした。)で織り上げられた生地です。

実はこの生地、レア度がハンパではありません!
実際に織ったT&L社が、自社のアーカイブに保存したいので買い取らせて欲しいとまで言わしめた生地です。


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ダークネイビー地のクラシックなピンストライプ、
GOLDEN BALE が主体ながら、更に贅沢にもカシミアとビキューナをブレンドしてあります。
(混率はほんのチョッピリではあります。)

H.Lesserらしい、最高品質を求める姿勢とプライドさえ感じられる正に最高の逸品です。
同時に、織られた当時の時代性さえ垣間見る事が出来ます。

低速織り機で織り上げられたその味わい、何とも言えぬ肌触り、しっとりとした高級感と気品があり、、、かつ確りと打ち込まれた織り密度。

 低速織機すらままならない昨今、もうこんな贅沢な品質の生地に巡り合う事は滅多に無い事でしょう。



洋服に拘りを持ち、この生地の良さが分かって頂けるS様に御着用頂ける事は嬉しい限りです。





HOUSE STYLE ORDERの中でも、最高スペックでお作りさせて頂いております。
S様のように、このレベルのスーツをデイリーに気兼ねなく着用出来る男に成りたいです。


2面2ダーツ裁断、シングル3釦のピークドラペルでお仕立て頂きました。












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 ウエストコートはダブルブレスト、衿付きのスタイルでの御注文です。
隙無くフィットしてこそ、紳士の着るべきウエストコートです。


ウエストコートの丈は、トラウザースの股上に連動しています。
採寸される その股上は、当然腰位置より好みを反映の上 吊り用として算出致します。

上着の着丈は 良く『総丈の1/2が目安』と言われます。
勿論その通りでもありますが、あくまでも「目安」です。時代性が加味されるのも少なからずあるでしょう。

 ただ、仮に同じ身長の方でも腰の位置等は人それぞれ随分と違うものです。
そういった部分も加味した上で個々でのバランス配分が成されます。





 ダブルのウエストコートはシングルの様に前裾剣先がありません。
上下で確りと分断線が出来る訳ですが、そこから間違ってもシャツが見えたりしては成りません。




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立体的な背中にも綺麗に合っています。

腰回りも安定感があり、とても確りされていますね。
1-PLEAT のシャープなシルエットであるトラウザースはハイバックスタイルでご注文頂いております。















 この度、同じスタイルで もう一着スーツを御注文頂きました。

二着目は極シンプルでスマートにソリッド系とのご要望から


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弊店 5周年生地より、ミッドナイトブルーのバラシアヘリンボーンにてご注文頂きました。
こちらも弊店拘りの別注生地、GOLDEN BALEで織られた Taylor & Lodge製です。

http://dittos.seesaa.net/article/369975398.html
( ↑ 5th ANNIVERSARY CLOTHA )




 パッと見は黒!? とも見間違うくらいに濃いネイビー。
照明下のもと、黒よりも黒く見える色との事で考案された 物凄くドレッシーな色でもあります。

エレガントですね。とてもお似合いであり、凄く素敵で御座います。

















 そして最後に、、、、
実はこの度、オーバーコートまでご一緒に御誂え頂きました。




インナーはこれらのスーツ達です。

インナーから算出されたアウターの相性をもご確認、ご堪能くださいませ。


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A.イーデン氏を彷彿させるエレガントなシングル:ピークドラペルの王道的な
チェスターフィールドコートです。


お選び頂きました生地は、
W.Bill よりCASHMERE:100% のブラックです。


 上衿には英国製のコットンベルベット、
腰ポケットは片玉縁ポケットでお作り頂きました。

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丈も勿論重要ですが、このエレガントなシルエット(シェイプ)が無ければチェスターFコートとは呼べません。






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なんか、、、写真ですと黒無地は真っ黒になってしまい あまり良く見えませんね。
恐縮です、、、、。











 S様はお仕事で良く欧州へ行かれます。
「こういったクラシックなコートは本当に助かる。」と言って頂きましたが、
確かに昨今では こういった正統的なコートは探してもなかなか無いですよね。


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有難う御座います、お作り頂いて良かったです!



ウエイトは中肉ながら、カシミアですから本当に暖かい筈です。
日本よりもっと寒い国々でも、是非ご利用頂けましたら幸いで御座います。
















・・・・・・・・S様、この度も素敵な御注文を 誠に有難う御座いました。

今度は休日着や寛ぎ着など
タウンスーツやカントリースーツ、様々なジャケットスタイルなどもお楽しみ頂ければと思います。

装いを楽しまれるのは まだまだこれからです!
 いつでもお気軽にご相談頂けましたら幸いです。










・・・・・・・・・先週御紹介させて頂きました タイスライダー、及びチェーンストッパーが届いております。
ご予約頂けました方々にはご連絡済みですが、初回は結構作りましたので 是非店頭でも現物を御確認頂けます。









 では、皆様どうかご体調管理にはお気をつけ下さいませ。

今週も誠に有難う御座いました。






posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | クライアント様の洋服 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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