2016年05月31日
【 SPORTS SHIRTS @ 】
こんにちは。
今年は梅雨入りが例年より少し遅い様で、しかも台風第1号の発生もまだのようです。
どちらにせよ来るのでしょうが、少しだけ先延ばしになっているようですね。
ウインザー公夫妻のエレガントなリゾートスタイル、
公の着用する半袖のスポーツシャツはプルオバーでもあり、たっぷりとしたユトリが特徴で とても印象的です。
こういった綺麗な色が、季節や風景に本当に良く似合います。
御二方ともに半袖のスポーツシャツ、
鮮やかな赤系ソリッドとマドラスチェック、双方リラックスした雰囲気がとても伝わります。
品もあって素敵なノータイでのカジュアルスタイルですね。
来月になれば梅雨入りするでしょう。
そして明ければ いよいよ厳しい夏がやって参ります。
弊店では 皆様に自信持ってお勧め出来るスポーツシャツを開発中ですが
心待ちにしていたサンプルが仕立て上がって参りましたので、早速御紹介させて頂きたいと思います。
・・・・・清涼感溢れるリネンにトロピカルなプリントをあしらった生地です。
衿はノータイを前提としたオープンカラーシャツとなります。
所謂 開襟シャツ等は大抵ゴージラインがあります。
しかし、これは無いですね。 刻みのある変形イタリアンカラーとも言えます。
ゴージラインが無い分、刻みの部分では柄がそのまま繋がりますので
特にチェックやストライプの生地ですと大変綺麗に見えます。
この衿は 返り具合が正に命です!
やや小ぶりに設計されたその衿は、スーツやジャケットのインナーとして着用した時にもバランスが良い様にと加味してデザインしてあります。
・・・・・先ず、上記で述べたように インナーとしての着用を大切にしていますので、ドレスシャツ同様に『肩ヨーク』を採用しています。
弊店のドレスシャツは、裁断(型紙)と縫製により 前肩ショルダーに成る様仕立てられていますので、やはりこの部分は是非生かしたい所です。
冒頭の写真やイラストにある様な時代では、シャツの裾は基本的にトラウザースに仕舞う事が多いのですが、今では よりラフに裾を出して着用される事の方が多いでしょう。
本来、ドレスシャツに見受けられるラウンドしたテールは、着丈も長く トラウザースにINして着用する前提のデザインです。
英国の古着スポーツシャツ(半袖)でもラウンドテールは弊店のドレスシャツ並みにロング丈です。
最近では、そのラウンドテールを極端に短くしてOUTで着てもおかしくない着丈のシャツが多く出回っています。
しかし、裾をOUTで着用するのであれば、こういったスクエアカットが本来あるべき姿ですね!
これであれば、INでもOUTでも 両方の着こなしをお楽しみ頂けます。
・・・・・この生地は、イタリア:TESTA リネン:100%のプリント地です。
爽やかでとても涼しげですよね。
・・・・・もう一着御座います。
こちらは長袖バージョンです!!
スーツやジャケットのインナーとしては、長袖は欠かせぬと言う方、、、これも正統派なご意見です。
シャツの衿やカフスの内側がどれだけ汚れるのかは皆様ご存知の事と思います。
人間が着用するのですから当たり前なのですが、シャツは簡易に水洗い洗濯出来るので汚れても安心ですし、常に清潔な下着(シャツ)を着用出来る事になります。
考えてみて下さい! 首元や袖口、上着はシャツのお蔭で直接地肌に触れないのですね。
これが半袖だと、上着の袖口は汚れやすくなるのは必然であり、拘る方におかれましては常に長袖と成ります。
この辺りは皆様の価値観とお好みにより自由に半袖、長袖とお選び頂けます!
・・・・・こちらの生地もリネン100%
イタリア:ALBINI より、鮮やかで少し濃い目のブルー地です。
ネイビー、、、という程には濃紺では無いと言う事です。
こういった中間的で綺麗な色出し、イタリアはとても上手いですよね。
・・・・・肩ヨークから下、ドレスシャツではギャザーを採用していますが、今回は敢えて左右にプリーツを裾までたっぷりと畳んでいます。
もともとスポーツシャツですからボクシーなシルエットでユトリは十分にあります。
しかし、ギャザーやプリーツに託される意味は尊重すべきです。
敢えて裾まで畳んでいますが、ウエスト位置ではステッチで止めているのが特徴です。
上半身と腰回りの運動対応はしますが、その軸であるウエストはあくまでもスッキリと!
バックベルトの付いたスポーツジャケット等がその類と成りますね。
水洗いすればプリーツは折り目ですから消えてしまいます。
しかし、ウエスト部に押さえステッチがあり、その上下間のプリーツには奥襞止めステッチが裾まで掛けてありますので簡易にプレスで復活させる事が出来ます。
クリーニング屋さんでも、御自身でも楽にプレス出来る安心設計と計算されたディテールとなっております!
・・・・・ドレスシャツでは袖口も細かくギャザーを寄せてありますが、こちらはデザインの統一感を優先にプリーツにしています。
・・・・・胸ポケット、本来ドレスシャツでは付けないものです。
スーツのあるべき姿とは昔ながらに三つ揃いが前提であり、ウエストコートを省いた2Pは略式と成りますが、現代社会ではこちらの方が主流でしょう。
ウエストコートを着用しているのであれば、シャツの胸ポケットなど使えません。
そういう意味でも、ウエストコートにはポケットが基本4つも付いているのですね。
同じくデザインバランスを考慮し、プリーツを畳んだポケットです。
デザインと共に、少々立体的な物を入れてもOKです!
また、この胸ポケットには違った役目も担ってくれます。
やはり暑い時期に着用するシャツです。
生地も薄かったり、通気性に特化したメッシュ地、そして白無地、、、、、
男性でも胸もとの透けを気にされる方は多くいらっしゃいます。
そんな時は是非両側にポケットをあしらって下さい。 一気に解決です!!
逆に、このシャツをインナーとして重要視するのであればポケットは付ける必要もありません。 誂えで作る以上、こういった所も皆様の価値観やニーズ次第で御座います。
・・・・・こちらは半袖ですが、袖口にもカブラを付けてアクセントに!
こういった細かなディテールにも気を配ったシャツとなっております。
・・・・・今回のスポーツシャツを開発するにあたり、重要視した事があります。
それは 『品のあるスポーツウェアである事』です。
カジュアルだからと言ってダラしなく成ってしまっては頂けません。
紳士の着るべきスポーツシャツを作りたかったのです。
衿やカフスに入る芯地にも悩んだ末に選定した 薄くて柔らかな芯地を採用しています。
故にリラックスしたソフトな着心地も約束される訳ですが、衿元くらいはシャキッとさせたいもの、、、
カラーキーパーが入れられる前提で作っておりますので、お好みに応じて御使用くださいませ。
・・・・・スクエアカットの裾、左右脇縫い目にはスリットが入っています。
これ、、、、重要なポイントです。
・・・・・如何でしたでしょうか。
2年前からずっと作りたかったのですが、やっと今年になって形に成りました。
弊店のドレスシャツは相当拘っております。
型紙から縫製までかなり高品質なシャツを御提供させて頂いている自負がありますが、これもご協力下さる工場さんのレベルが本当に高いからに他なりません。
カジュアルアイテムだからと言って品質を下げるのではなく、あくまでもドレスシャツと同じレベルで作りたかったのです。だからこそ、同じ工場さんに是非お願いさせて頂く事を前提にした開発です。
それは同時に、オーダーでもあると言う事、、、
シルエットはある程度ルーズでもある訳ですが、丈やユトリ量などは当然皆様のお好みを反映出来ます。
そんな事よりも、ネックや肩の乗り具合です。
肩幅や肩傾斜、左右非対称の角度、こういった部分にもドレスシャツと同様に対応出来るのです。
弊店で誂えて頂く重衣料は、HSでもBESPOKEでも皆様のお身体の個性を素直にとらえ、身体に寄り添う服をお仕立てさせて頂いております。
ジャケットやウエストコートなどのアウターがそうであれば、インナーもアウターと同レベルで仕立てられてこそ 高い適合性と着心地を御体感頂けるのです。
TAILORを生業にしていれば、沢山のお客様との巡り合いと御縁があります。
撫で肩や怒り肩の度合いが強い方、スリムな方、恰幅の良い方、それはもう本当に千差万別で御座います。
個性が強い体型であれば、それだけ最大公約数である既製服との適合性は低くなるのは必然です。
気持ち良く着用出来るスポーツシャツを自信持ってお勧めさせて頂きます。
もう私自身が嬉しくて仕方がありません!
アウターとしても勿論良いのですが、インナーとして着用された時の格好良さは必見です!
と、、、、手前味噌ながら言ってしまいましたが、アウター(上着)もインナー(シャツ)も同じTAILORが設計しているのです。
デザインやサイズ含め、様々な価値観と共にバランスの連動性高き服達の相性の良さは一番ご納得頂けるところであるとも思っております。
近々御紹介させて頂ければと思います。
・・・・・この新型シャツですが、皆様よりのご注文を頂くまでには もう少し時間が掛かります。
受注スタート出来る日が少しでも早く来るよう努めて参りますので
何卒宜しくお願い致します。
では、今週もお付き合い頂きまして 誠に有難う御座いました。
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