2017年04月25日

【 リネン、リネン混の魅力 】



 こんにちは。
4月も後半に入りました。

 今年のゴールデンウィークは最長で9連休となるそうです。
皆様のご予定は如何でしょうか。


弊店でのゴールデンウィーク期間中は通常営業しておりますので、
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。








 さて、流石に春は天気も安定せず、急な夏日や雨、そして強風など目まぐるしいですね。


一番過ごし易い春や秋は少しでも長く続いてほしいものです。
これから梅雨までは心地良き3シーズン用のスーツや爽やかな春の装いお楽しみ頂ければと思います。









春夏、特に夏へ標準を合わせれば 欠かせない素材として麻は欠かせぬ一種となるのではないでしょうか。

人類最古の繊維と言われ、麻との付き合いは本当に長く 歴史ある素材でもあります。
吸水性も高く丈夫でもあり、独特のナチュラルな質感は大変魅力的です。

 大雑把に麻と括ってはいますが、その麻にもいくつか種類もあり、それぞれの特性があります。













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・・・・・Downton Abbeyより

リネンらしい雰囲気満点であり、生地が馴染んできた頃の このクタッとした感じはたまりません!!

 時代を思わせる素敵な三つ揃いです。
中に着込む シングル6釦のウエストコート、裾はまだストレートカットであり
今では当たり前に見受けられる剣先のあるデザインが生まれる前の原型スタイルとなります。










 リネンと言えば高品質で知られる IRISH LINEN が念頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
今では原材料であるリネンも含め 糸への紡績も輸入に頼り、アイルランドで織られたアイルランド製のリネンが IRISH LINEN となっているのが実情のようです。

様々な麻の種類、そして糸の作り方や染め、そして織り方などで個性的なリネンもありますが、やはり IRISH LINEN のハリコシや独特の雰囲気は一日の長があると思います。













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・・・・・HS ORDERにて、M様の御注文がお仕立て上がりました。

SPENCE BRYSON社より、肉の確りとした アイボリーのIRISH LINEN で御座います。
ダブルの上着を合わせた 大変エレガントな三つ揃いのスーツが仕立て上がっております。



同社の IRSH LINEN:TROPICALシリーズは不朽の定番とも言えるでしょう。

こちらのリネンですが
ウエイトは380g ありますので、いくらリネンと言えども あまり涼しさを求める事は出来ません。 (もっと軽いウエイトも勿論御座います。)

しかし、『らしさ』と共に 迫力は圧倒的であり、軽いものに比べ 皺の入り方さえ全然違うものです。

着馴染んできた頃の風合いは また格別なものなのです。




ただし、その多くはソリッドカラーでのバリエーションが一般的ではあります。

そこで、今週は 私のお勧めリネンシリーズを揃える中の一社を御紹介させて頂きます。













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・・・・・1881年創業 英:BATEMAN OGDEN

ここのコレクションは結構膨大な種類がありながら、他メーカーでは無い様なひと捻りあるコレクションも揃えている事が特徴と言えるでしょう。

 その中で、【 THE WIMBLEDON COLLECTION 】というシリーズがあります。













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・・・・・リネンはソリッドが多い中、ウインドーペーン柄です!

スポーティーでとても素敵ですね。
スーツでも勿論素敵ですが、オッドジャケットとしても大変重宝出来ます。














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・・・・・こんなタッターソールチェック風でもあるオリジナルの格子柄も揃います。
コレは、それこそウエストコートを仕立てたくもなりますよね。













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・・・・・やはりスーツが! という方にはストライプも揃っております。













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・・・・・その他、様々な縞や格子柄のバリエーションも多彩です。
凄いバリエーションです。














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・・・・・勿論ソリッドも御座います。


これら上記ご紹介のリネンシリーズは全て IRISH LINEN であり、
ウエイトは 約280g となっております。

 涼しさも加味すれば、一番使いやすいウエイトとも言えるでしょう。







このバンチにはイタリア製の生地も内蔵されており、かなり多彩な種類がまとめられているのですが
その中で個人的にヒットした生地は、、、
















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・・・・・リネンを含めた3者混生地であり、英国製で御座います。

WOOL : 50%
LINEN : 25%
COTTTON:25%

ウエイトは約290g、通気性良き平織となっております。



 弊店で取り扱う 最早春夏の定番的ポジションでもある LAMOGE社の ウール×リネン。
http://dittos.seesaa.net/article/418783730.html
http://dittos.seesaa.net/article/414169617.html

リネンは皺が魅力でもありますが、ウールをブレンドする事により、柔軟性と共に融通性も増し クセ取りなどのアイロンワークにも確りと応えてくれます。

 また、皺自体にもウールの復元力が内蔵されますので 皺になり過ぎる事も無く、それなりの復元力さえ御座います。

本当に使いやすく仕立てやすい素晴らしい生地で御座います。

この生地は そのウール×リネンに似ていると言えますね。




LOMOGE社は、リネン:50% / ウール:50% と綺麗に半分ずつです。

B.OGDEN社は、同じく動物性繊維であるウールを50% は同じですが、植物性繊維である残りの半分を、更に半分の 25% ずつ コットンとリネン で分け 3者混としています。


 先ず とても柔らかく、しなやかな肌触りの良さに驚きます。
そして その素朴さに何だか安心感さえ感じられます。
















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・・・・・これはアイボリーです。


皆様ならどんなイメージが湧きますでしょうか。

 勿論 敢えて三つ揃いスーツも絶対に素敵です!

この生地であれば、各アイテムはそれぞれ単品使いへと崩して着回しが効く事も大いなるメリットであり、むしろそちらの使い勝手の方が多いかも知れませんね。

盛夏を考えれば、こんなトラーザースを軽快に穿きたくなりませんか。












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・・・・・植物繊維らしい節なども入り、雰囲気は抜群に良いです!!
マットな表情と共に、この素朴な感じが何とも言えません。

平織なので通気性も良く、麻、綿、毛 それぞれの個性や特徴を感じて頂けます。


イタリア製での多くの3者混では、ウールにリネン、そこにシルクをブレンドする事が多く、全てでは無いでしょうが柔らかい風合いを優先する為にも 織りが緩い生地がある事も否めませんが、これは安定の英国製生地となります。


コットンやリネンがそれぞれ内蔵されておりますので、
それこそ リネンのシャツからコットントラウザースまで かなりスポーティなアイテムにも相性が良いのは言うまでも有りません。














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・・・・・もう一色、

この明るめなトーンでありながら、どこかあか抜けない くすんだ感じのブルー、、、英国らしい青ですが これがたまらなく素敵!


 ODD WCでも、ODD TRでも お手持ちの明るめなアウターに大変良く映える筈です!













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・・・・・コレですよ、、、この色味や雰囲気!

BESPOKE : POSTBOY STYLE WAIST COAT

これについては その内に もう少し触れてみたいと思います。


 薄くて涼しげで、、、柔らかそうでありつつも、植物繊維らしさが滲み出る感じ。
これが この3者混独特の雰囲気なのです。

他にもかなり多彩な色バリエーションが用意されておりますので、悩む事間違いなしですね、、、。



春夏の装いは、本当に涼しく快適であって欲しいところではありますが
日本の夏では流石に限界があります。


 だからこそ、涼しげに見える・見せる、
そして魅せるという事が大切な要素となります。















・・・・・如何でしたでしょうか。

この春夏も、魅力的な【 麻 】を存分にご堪能頂けましたら幸いです。

 いつでも素敵なリネンやリネン混の生地を御用意してありますので
どうぞお気軽にお越し下さいませ。






 では、今週も最後までお付き合い頂きまして
誠に有難う御座いました。


 どうか素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいませ。











posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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