2019年05月21日

【 御縁を求めて 】






 5月も後半に入り、日中は好天になれば既に暑さも感じますが
朝晩はまだまだ過ごしやすく、春の装いをお楽しみの事と思います。
沖縄は既に梅雨入りしましたね。こちらの地方も梅雨入りまで存分にご堪能頂ければと思います。


















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・・・・・爽やかで軽やかなるスーツスタイル。
これからの季節は強き日差しを避ける為にも 淡いトーンが主流になりますよね。
グレーもチャコールより、ミディアムやライトグレーを自然に欲します。














 今週は 魅力的で、かつ貴重な出物を仕入れる事が出来ましたので 早速御紹介させて頂きます。
2種の御紹介をさせて頂きますが、双方ともに『 一着分 』のみとなります。
ご興味をお持ち下さる方がおりましたら、是非お気軽に会いに来て頂けましたら幸いで御座います。

素敵な御縁がありますように!
















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【 SMITH WOOLLENS 】


 1921年 ロンドンにて設立された高級マーチャントである スミス ウーレンズ。
名立たるメーカーと比べれば、まだ比較的歴史は浅いとも言えるでしょう。

しかし、既に有名で評価の高き名作を織り続けているのはご存知の通りです。
あの SOLARO は同社がオリジナルとなっているのは以前に当BLOGでも御紹介させて頂きました。


VINTAGEというには やや手前かもしれませんが、数十年前の古在庫となります。
昔はハンギングシールが当たり前に付いていたものです。













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・・・・・明る過ぎず、暗過ぎない 頃合い良きミディアムグレーです。

爽やかな春夏用のスーチングであり、
SUPER 100’のウーステッド、スパイス程度にカシミアもブレンドされています。
 軽く、風合いの良い素晴らしいスーチングです。

ウエイトは 約240g となります。

















・・・・・有名でもありクラシックな 『グレンチェック』(グレナカートチェック)は皆様もご存知の事と思います。 ワードローブに入っておられる方方も多い事でしょう。
しかし、これは滅多に見ないと思います!



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GLENSTRIPE



 グレンストライプと言います。知識として知ってはいますが、現物はそうそう出会える柄ではありません。
織りはグレンチェック同様に ヘアラインなど複合的に組み合わされ、独特の柄を生み出します。 そこは同じですが、このラインで格子にはせず 単純に縦縞のみで構成されます。












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・・・・・目を凝らして見ると、細く微妙に色糸が使われ、ウインドーペーン柄を重ねてあります。
 ブルーとグリーンで清涼感のある配色ですね。
ただ、本当に控えめですので少し離れれば溶け込む位です。












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・・・・・格子では無く縞柄なので、縦のシャープな感じはとても良く出るでしょう。

有りそうで、、、無い生地、正にコレもですね。貴重です!
コレクション心さえ擽られる逸品です。

ですが、また柄合わせに付き 裁断者泣かせの生地とも言えます(笑)。
 信じられないお値段も出物ならではの大いなる魅力です。

ビジネスシーンでも十分に使えると思いますし、小奇麗な普段使いのスーツとしても素晴らしく映える事でしょう。























・・・・・次に参りましょう。
泣く子も黙る 【 VNTAGE MOXON : JACKETING 】です。
超激レアな部類ともなる こちらの生地は 秋冬地となります。 



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以前に御紹介させて頂きました この生地を覚えておられますでしょうか。
http://dittos.seesaa.net/article/453049453.html
【 VINTAGE MOXONA】

かなり珍しくなってしまった ロシアンツイル という織り柄であり
シットリとした GOLDEN BALEにCASHMEREがブレンドされた最高のネイビージャケッティングです。
 この生地はボチボチ量がありましたので、目の肥えられた顧客様方に嫁ぎ、とてもお喜び頂けました。
 こんな素晴らしいネイビーのジャケット地なんて そうそう手に入るものではありません。
色や織り含め正に殿堂入りの一種です。( LAST一着分のみ在庫が御座います。)













・・・・・この度は同年代に織られた 兄弟を手に入れました。
なんて魅力的で良い顔立ちをしているのでしょう、、、。

こちらもハンギングシールが付いていますね。

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・・・・・ロシアンツイルと兄弟なので、品質はほぼ同じです。

最高のGOLDEN BALEにCASHMEREをブレンドした 本当に肌触りが最高の生地です。
ウエイトは 約320g カシミアは約10%の混率との事です。


どんなコーディネイトにも合う無彩色、独特でピンヘッドの様な織り柄が見受けられます。
ニヒルにモノトーンで攻めてもシックですし、綺麗な差し色を加えても 何色だって受け入れてくれます。













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・・・・・ピンヘッドとは違いますね、千鳥でもありません。
バーリーコーン柄にも似ていますが、三角形の独特な織り柄です。
これは固有名称を見出せません!

ジャケット地らしく、この位 柄の存在感がある方が理想的です。












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・・・・・凄くシットリとしており、温かそうで最高の風合いながら、主体はウールですのでお気楽にご使用頂ける事も嬉しいところです。













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・・・・・スタイル抜群な C.グランド氏によるジャケットスタイル。
本当にエレガントですね。 上下はこの様にコントラストを付けると見栄えと共に落ち付と安定感が出ます。


ジャケットスタイルでは茶靴を合わせがちですが、敢えてブラックのダービーなども合わせたくなる この度の素晴らしいジャケット地です。













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・・・・・分かり辛いですが、生地のフィニッシングは LONDON SHRUNK で行われております。
印が見えますでしょうか。
この印はアイロンに付きますので 今では捺されていません。
VINTAGEであると共に、当時ではやはり信用たる証であったとも言えましょう。













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・・・・・個人的に これも絶対にコレクションしておきたい逸品です!
が、1着分しかありません。 
この生地を気に入って下さる御方に嫁げ、洋服となってクライアント様に喜んで頂けますように!




















・・・・・如何でしたでしょうか。

こういう出会いは常に突然です。 季節なども関係ありません。

私も皆様同様に生地が好きであるからこそ 今回の様に御縁があり、
当店を介して皆様に御縁がありましたら 是非お声掛け頂けます様 宜しくお願い申し上げます。


 では、今週もお付き合い頂きまして 誠に有難う御座いました。






posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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