皆様 こんにちは。
関東地方もいよいよ梅雨入り致しております。
当然ながら雨も多く、装いも頭を悩ませる時期でもありながら
かくして夏を迎える事になります。
少しでも快適で気持ちの良い装いが望まれますね。
さて、今年もいよいよ【 至高のシャツ地フェア 】を開催させて頂きます。
その生地たちは至高が故に高額でもある事、仕入れ量も限られておりますし 当店では普段は生地見本さえ常備されておりません。
それらを一堂にご覧頂く機会でもあります。
見て、触って、そして感じて下さい。 至高たる所以を、、、。
そしてもう一つ大きなポイントがあります。
このフェア期間内で御紹介させて頂く対象生地に限り、特別価格でのご提供となります。
これは かなりお得で御座いますので、宜しければ是非この機会を御利用頂けましたら幸いです。

では早速御紹介に入りますが、今回ご用意の生地が全部で60点御座います。
今週はその中でも世界一の超絶品質であり、『シャツ地の宝石』とまで謳われる CARLO RIVA から御紹介させて頂きます。

CARLO RIVA
・・・この度はCARLO RIVAだけで47種御座います。
何故最高なのか、何故高いのか、何が特別なのか、、、
同社の拘りはパンパではありません。
下記に詳しき拘りや詳細を御説明しておりますので、是非合わせてご覧頂ければと思います。
http://dittos.seesaa.net/article/458692004.html
【 至高のシャツ地フェア@ 】
是非店頭にお越し頂きたいところでは御座いますが、ご遠方の方々含め ご来店される事が難しい御方もいらっしゃる事と思われます。
当店シャツの型紙ホルダーである顧客様方であれば、BLOG写真で生地をお選び頂き リモートでのオーダーも承れますので、是非お気軽にお声掛け頂けましたら幸いです。
今週は凄い写真の量です! お腹一杯になる事でしょう(笑)。
ゆっくり、そしてじっくりと吟味されて頂ければと思います。

【 LISCIO 】
100%:COTTON
・・・・・これからの季節には欠かせぬシリーズであり、リシオとは 所謂ボイル地のシリーズとなります。
同社仕入れの極上な原綿による細い糸に対し、通常より多く撚った強撚糸を用いて平織で仕上げられた織地となります。

・・・・・とにかく薄く、軽く、そして強撚糸による弾力性が独特のフワッとした着心地を体感させてくれます。
もうこれ以上涼しいシャツ地はありません!
その最高に気持ちの良い着心地は、正に快適でありつつ 軽過ぎて着ている事さえ感じさせません。
ボイルもやはりRIVAクオリティーで、、、。
美しき発色の良さは勿論、滑らかな肌触りでサラッとしており、強撚糸によるハリ感から汗ばんだ肌にもベタ付く事はありません。
ご体感者であればある程、その魅力に引き込まれ 次の色柄を欲してしまいます。
私自身も今回追加する予定です!

・・・・・メリットでありつつ、デメリットととも成り得る諸刃の剣、かなり薄地が故に白無地などは透けます。
ウエストコートやジャケット等の上着、もしくは下着(そもそもシャツが下着ですが)での着用があれば問題ありませんが、夏を加味すれば それらは厳しくなりますね。
なので、懸念される場合は有色や柄物を選ばれて下さい。

・・・・・リシオのシリーズだけで20種御座います!
シーズン的にも それだけ一押しなシリーズであるという事です。
(この写真はLISIOだけであり、色柄確認にもお役立て下さいませ。)

・・・・・同じデザイン、色違いとなります。
左より @ A B C と致します。
@はUP写真でご覧頂いた色となります。茶のストライプが効いており、SOLAROのスーツにも凄く合いそうですね。
AやBもイタリアらしく美しく鮮やかな発色です。
Cはグレーベースとなります。

・・・・・A B C
有りそうで見つけるのが困難なグレーベース、これも格好良いですね。

・・・・・D E F
2色のオルタネートストライプ、同じデザイン、色違いとなります。
線も細く密度もありますし、先のデザインより上品でシックな感じとなります。

・・・・・D E F
配色、同系色、良さの違う縞柄ですが、皆様であればどれがお好きでしょうか。

・・・・・G H I
リシオとしては初お目見え、格子柄となります。
盛夏にノータイで釦ダウンカラーなどのスポーティーなシャツは如何でしょうか。
これも良いですね!

・・・・・G H I
コットンやリネンのスーツやトラウザースを合わせたくなってしまいますね。

・・・・・J K L M
Jは以前 私も仕立てた生地であり、イタリアの風を感じるべく選ばせて頂いた生地です。
かなり気に入っており、既に今年も大活躍中です!
Lのカナリアイエロ―、これも『らしさ』があって惹かれますね。

・・・・・上 L M 下 J K
KとMのブルー系は使いやすく間違い無き御選択です。

・・・・・N O P
Nはベーシックな白無地となります。 これは透け注意となります。
OとPはかなり細かい小格子柄となります。 遠目には無地ですね。

・・・・・O P
Pはタイを締めても外しても様になる鉄板です。

【 LICIO OPERATO 】
100%:COTTON
・・・・・これもリシオのシリーズながら、ドビー織機により 織りで柄を出しているシリーズです。
素材や糸の特徴はリシオそのままに、近くで見ると立体味のある独特な表情を奏でます。

・・・・・これも相当綺麗で品がありますね、、、。
良く見ると、バスケット状っぽい織りが表現されています。

・・・・・Q R S
Qは上記UP写真の生地となります。
写真では白にも見えますが、ほんのりとブルー味漂うアイスブルーです。

・・・・・R S
淡い色出し、立体感と光沢感に溢れるドビーシリーズ、こんな大人の生地も選んでみたい。

【 SUPER RIVA 】
100%:COTTON
・・・・・同社の生地は全てが独特、独自であり至高レベルの品質です。
その中で一番のベストセラーとなるのが こちらのスーパーリーバです。
先のリシオ(平織)と違い、こちらは綾織(ツイル)となります。
より光沢感が際立ち、美しきドレープを生み出します。

・・・・・これらスーパーリーバのシリーズは、経糸と緯糸の色を変えて織り上げる交織も大いなる特徴となります。
ほんのりと色味感じる右側の表側に対し、左のペールグリーンが裏側となります。
緯糸に有色糸、経糸に白糸で織り上げられています。
綾織りは表側に経糸が多く露出する事になりますので、緯糸の色を白で抑え この淡い控えめなトーンを描き出しているのです。

・・・・・もう兎に角ツルツルです! 妖艶な光沢感もパンパではありません。
これ、触ったら口角上がってしまうヤツです(笑)。
これは確かに凄いです、、、、。

・・・・・㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ ㉖
㉑ ペールグリーンがUP写真の生地です。
これも欲しくてたまりません!
㉒ これはエクリュといますか、所謂クリーム色です。
このほんのりとした色付き加減が最高であり、とても優しく上品です。
㉓ これは白となりますので、唯一交織では無いという事になりますね。
白無地シャツで一番の光沢感と肌触りをもつシャツ生地と言えましょう。

・・・・・㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕
並べると色味の違いが分かりますが、単体だと淡過ぎて㉒など白に見えてしまうでしょう。

・・・・・㉓ ㉔ ㉕ ㉖
㉓の白を基準に、淡いブルーの2色、そして可憐な桜色なります。
スーパーリーバ、一度お試しに成られてみて下さい!

【 LINO ARSENAL 】
58%:LINEN
42%:COTTON
・・・・・清涼感溢れるリネンが主体となる涼しき生地種となります。
リネンが約6割と主体であり、独特の節が見るからに涼しげなスラブ糸使いの生地となります。

・・・・・発色が綺麗で鮮やかなブルー系ながら、ややグリーンが微妙に混じり合った絶妙な色出しです。
パリっとしたリネンらしさ、皺が味ながらも コットンがブレンドされているのでALL LINENまで砕けた感じにはならない所が魅力です。
これは写真での色出しが難しい、、、、。

・・・・・㉗ ㉘ ㉙
ブルー系、ホワイト、ピンクの3色が揃います。
これらリネン混もこれからの季節には欠かせぬ存在ですね。
ON/OFF どちらでも様になる 使いやすく涼しい生地で御座います。


【 LINEN OXFORD 】
63%:LINEN
37%:COTTON
・・・・・こちらは上記に同じくリネン混ながら、若干リネンの混率が高くなっております。
経糸・緯糸それぞれ2本ずつ引き揃え 平織にしたOXFORDはスポーティーな釦ダウンシャツで良く使われますね。

糸が太くなりますのでボリューム感もあり、ザラッとした独特の織地からなる表情が特徴です。
通気性も良く、汗も良く吸ってくれます。
ガンガン洗濯してもタフですから心配なしですね。

・・・・・㉚ ㉛
スカイブルー、そしてホワイトの2色。
これはノータイが似合いますね! デニムにも抜群の相性です。
OXFORDは皆様も少なからずワードローブに入っているともいますが、それがリネン混で かつCARLO RIVA であるならば、、、暑き夏の休日さえ楽しみに成ってしまいますね。


【 POPELINE 】
100%:COTTON
( ABOUT 170/2 )
・・・・・シャツ地の王道ポプリン、これを抜きにしてシャツ地は欠かせぬ程にベーシックな生地で御座います。
経糸・緯糸共に双子使いからなる平織のプレーンなこの生地は、多くの場合 その使われている糸の番手により品質ステージが区別されています。
数字が大きければ大きい程に その糸は細く、生地はシルキーなタッチになります。
ただ、同社の場合 約170番手というのは勿論高番手ながら、数字だけで見ればもっと細い糸は御座います。
何故この番手なのか、そして何故CARLO RIVAクオリティーが特別なのか。
冒頭のリンクページをご覧頂ければ 糸の番手だけで高品質かどうかを定められる訳では無い事が良く分かります。
RIVAクオリティーからなる究極にベーシックなポプリンを是非ご堪能頂ければと思います。

・・・・・クラシックなグラフチェック柄、糸が細く綺麗なので グラフの線も繊細かつ美しく表現されていますね。
肌触り、着心地は勿論最高です。
高番手であろうと170番手、私は家庭用洗濯機で普通に洗濯しています。
全く問題ありません。
これがポプリン!? 次元の違う着心地です、、、。

・・・・・㉜ ㉝ ㉞ ㉟ ㊱ ㊲ 計6色御座います。
㉜が上記UP写真のグラフチェック、㉝がホワイトです。
究極の白無地ポプリンシャツです。

・・・・・㉜ ㉝ ㉞
格子も小さく線も細いグラフチェックは遠目には溶け込みアイスブルーに見えるでしょう。
CARLO RIVAのポプリンが使われた某イタリア製の高級既製品シャツは なんと7万円レベルで売買されています!!
既製品ですよ、、、、。
誂えであれば御自身のお身体に寄り添うONLY ONEの型紙を使用します。
袖丈やネックサイズだけでは無く、肩傾斜や非対称、身体の厚みや姿勢まで加味された最高にFITするサイジングをお約束しつつ、デザインやディテールもお好み次第。
設計に対するポイントは機能性をかなり意識しております。
国内トップレベルの縫製工場さんで丁寧に仕立てられたそのシャツは、衿やカフスが擦り切れても取り換え交換が効きます。
BODYはまだまだ元気でも、既製品ではサヨナラしなければ成りません。
超高級なシャツだとしても、既製品と誂えでは抗えぬ大きな差があります。
折角のRIVAクオリティーです、限界まで、生地の寿命全うまでお付き合い頂きたく思っております。
なんだか当店シャツがとてもお安く感じてきました、、、、。

・・・・・㉝ ㉞ ㉟
㉝が白です。ブルーとレッドのそれぞれクラシックなヘアラインストライプです。
これも遠目には溶け込みますから無地のシャツに見える事でしょう。

・・・・・㉟ ㊱ ㊲
㊱がヘアラインです。 その隣2色は鉄板なクラシックストライプであり、模範解答の様なブルー系2色で御座います。
普遍的で どこでもありそうなベーシックなもの程、究極のレベルで自己満足を満喫されてみては如何でしょうか。
これで 今回のカルロリーバ:37種 全てとなります。
・・・・・皆様、お疲れ様で御座いました。
フェアは、7月6日(月)までとなります。
かなりありましたが、皆様のお眼鏡に叶う生地は御座いましたでしょうか。
是非店頭にて直にご確認されてみて下さい。
CARLO RIVAだけでは無く、あと2社分の素晴らしい生地が揃います。
残念ながらご来店が難しい顧客様方におかれましては、じっくりと写真より吟味の上 お気軽にお問い合せ頂けましたら幸いです。
では、来週も是非ご覧頂けます様 お願い申し上げます。
皆様お越しを心よりお待ちしております。
どうも有難う御座いました。