先週より、当店では【 至高のシャツ地フェア 】を開催中で御座います。
( 期間は、〜7月6日までの開催となります。)
http://dittos.seesaa.net/article/475630552.html
沢山のお問い合わせと共に、この梅雨の最中にも関わらずご足労頂き 光栄なるご注文を頂戴致しまして心よりのお礼と共に感謝を申し上げます。
ご遠方の御方含め、ご都合が儘ならぬ方もおられます。
今週のBLOGを楽しみに待って吟味して下さる顧客様もおられ、続きを謹んで御紹介をさせて頂きます。
さて、まず始めに 先週御紹介させて頂きました CARLO RIVA におきまして
既に幾つかの品切れが発生しております。
色柄によっては在庫数が少ない物も御座いますので、『コレは!』と思われる生地が御座いましたら是非お早目な御連絡を頂けましたら幸いです。
㉒ ㉚ ㉜
上記3種が 22日(月)時点で早くも品切れとなっております。
誠にご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
では、早速後半戦の生地を御紹介させて頂きます。

DAVID & JOHN ANDERSON
・・・・・もともとは英国を代表するシャツ生地メーカーでしたが、今はイタリア:ALBINI社の傘下となっております。
1822年創業の老舗たるプライドと拘りの品質、そして膨大なるアーカイブからなる沢山の貴重なコレクションはイタリア製となっても何ら変わる事がありません。
少し寂しい気もしますが、、、、。

・・・・・そもそも シャツ地たるは基本コットンです。
あのフワフワの綿花から糸にするわけですが、沢山の種もある綿花(原綿)は その繊維長によって品質の区分けがされております。
全ての原綿から たったの5%しか生産されていない最も優れた原綿、それが【 超長綿 】と呼ばれる別格な極上綿なのです。
その超長綿の中で多分一番有名なのは皆様も良く耳にするであろう『 シーアイランドコットン 』でしょう。
もともと高品質で知られるエジプト綿、その沢山生産されているエジプト綿の中で やはり最高品質の超長綿があり、それが【 GIZA 45 】となります。
上記写真の中にも記載がありますね。
先ず前提として、この至高レベルのシャツ生地達は 超長綿 で無ければ具現化出来ないのです。
故に全てが当たり前に最高品質である原綿=超長綿を使用している事になります。
C.RIVAもD&J.Aも同じく GIZA45 を使用しております。
(D&J.Aはシーアイランドコットンも使用していますね。)
レベルはシーアイランドコットンと同じであり、GIZA45とは 産地が違う同じグレードの最高原綿という事になります。
その超長綿の特徴たるは
● 綿花の繊維がもともと長いので超長綿と呼ばれ、その繊維が長ければ長い程に細くなり、反射率が高くなるのでシルクの様な手触りと光沢感が生まれます。
● 繊維長がもともと長いので、糸をつむぐ際につなぎ目が少なくなる事になります。
故に細い繊維にも拘らず強い糸が出来るという事にもなるのです。
コットンなのにシルクの様な肌触り、糸が細い分 生地としては当然薄くなる訳ですが、逆に強い糸になるという素晴らしい長所を兼ね備えております。
あとは、最高の原綿に対し 糸への作り方や織機、そして各メーカーの拘りなどで品質が変わりますし、良いコットン地に綺麗な水も欠かせぬ存在です。
今回の D&J.A は、全て 200/2×200/2 の品質でラインアップされております。
これは200番手という糸を双子で撚り合わせた撚糸を経糸×緯糸で使用しているという表記になります。
この数値が大きければ大きい程に糸が細くなります。
今ではもっと高番手も御座いますが、もうこれ以上はあまり意味が無いでしょう。
C.RIVA では170/2 が使われているので、糸だけで見れば今回の D&J.A の方が細いですね。
それぞれ両雄の違いは、糸作り、織機等に違いがある訳です。

・・・・・先ずは無地のシリーズです。 計6色ありますが、その中で織り方の種類が3種御座います。

・・・・・約3o位のミニヘリンボーン柄です。
ヘリンボーンは綾織りですので平織と比べ確り感と共に より光沢感が出るのが特徴です。
凄い艶感です、、、もう本当にツルツルです!

・・・・・細かく美しい織り柄ですが、これらは綺麗に沈み込んでしまいます。
若干シャドーストライプの様な縦方向の流れを感じさせてくれる程度であり 上品で控えめです。
私も何年も前に仕立てた同生地シャツがありますが、今でも大切に着用しています!

・・・・・A / B
Aは拡大写真の生地です。 色出しが無透かしいのですが、薄めの青紫を感じるブルーとイメージされて下さい。
Bはドレスなホワイトです。
(全体写真で見ると、上段 左側の2種となります。)

・・・・・凄く綺麗なドレープと艶感、でも良く分からないですね。
無地は写真が難しい、、、。

・・・・・実は ROYAL OXFORD なのです。
200/2のオックス地ですよ、凄いです!
独特な粒々の表情が出るオックスフォード、本来はスポーツシャツに良く利用されますが、ロイヤルOXはドレスシャツ地です。
しかもD&J.Aクオリティーですから正に別格です。

・・・・・C / D
左のCはホワイトです。
Dは拡大写真の生地となりますが、色出しが写真ではとにかく難しく 淡い桜色 となります。

・・・・・お次はツイルであり、ヘリンボーンの原型織りですね。
艶やかな光沢感が特徴であり、安定した確り感があります。

・・・・・E / F
左のEは 淡い爽やかなアイスブルー、Fは拡大写真の生地であり 赤紫に近いピンクと言えるでしょうか。
それぞれの織り違いで3種6色のソリッドとなります。

・・・・・次はクラシックなストライプシリーズです。
以降は全て平織地であり、シャツ地として一番ベーシックで代表的なポプリンとなります。
ストライプはご存知の通り、色や縞の太さによりかなり印象が変わります。
皆 似ておりますので、下記写真で迷った時はこの写真へ立ち返って下さいませ。
左上が一番細い縞で右上がもう少し太めですね。

・・・・・上の写真で見ると左上の細縞とまります。
有色縞1mm 白のベース縞で1.5mm といった感じです。

・・・・・とにかく縞柄が鮮明で凄く綺麗です。
織糸が細いという事はデジカメで言う解像度が高いと理解して頂ければと思います。
この鮮明で美しく表現されたストライプの印象は 至高レベルだからであり、極ノーマルな100/2と比べれば一目瞭然です。

・・・・・G / H / I
Gがワインレッド、真ん中のHが拡大写真であり、Iが控えめなスカイブルーとなります。

・・・・・全体写真で見ると右上のストライプであり、上記よりやや太めです。
有色縞が1.5mm ベースの白縞が2oといった印象です。
コチラの方が線の太い分、確りとした印象と共に 着用されてもストライプシャツと認識できるレベルであり大変クラシックなストライプとなります。

・・・・・J / K
左のJが拡大写真であり、ネイビーストライプです。
Kは鮮やかなブルーですね。

・・・・・次は集合写真で見ると手前下段の2種です。
このストライプ、白ベースに間隔をあけた細縞 実はブラウンです!

・・・・・ロンストと呼ぶには少し細めかな、、、といった印象ですが確りストライプであり堂々としています。

・・・・・L / M

・・・・・L / M
Mはソラーロに合いますので個人的に欲しいところです!
これで D&J.Aは全て御紹介が終わりました。
至高レベルはここまで、、、、、今回はもう一社参加してくれております。

ALUMO
スイスの名門であるアルモ、
この老舗も超有名であり、綺麗な水と空気からなる最高の環境で織り上げられています。
多くの一般的なシャツ地メーカーは仕上げの際にホルマリンを使用されるそうですが、同社は勿論使用せず 環境問題にも熱心なスイスで今でも当然の如く名門であり続けるメーカーです。
その品質に対する信用度は計り知れず、エルメスなどにも供給されているようです。
ALUMOのシャツ生地はとにかく基本レベルがとても高く、同社でも当然ながら至高レベルのシャツ地を織り上げております。
しかし今回、至高レベルは両雄に任せ
敢えて極中堅のレベルを揃えております。
品質で言うと 120/2×120/2 全てポプリンのシリーズとなります。
至高レベルで見ると普通に見えるかも知れませんし 差があって当然ながら、同じレベルで比べたらやはりALUMOは強いです!
品質 ≒ 糸番手 ⇒ お値段
という図式は否めぬ所ではあるものの、だからこそ価値観やご予算でご判断頂ければと思います。
それぞれのポジションで それぞれのメリット・デメリットが存在するという事ですね。

・・・・・先ずはストライプのシリーズ 2種5色 となります。

・・・・・濃過ぎないネイビーベースに白のストライプがコントラストも効いて引き立ちます。
渋くて素敵です! 明るめなグレーやベージュ系などのスーツに合せるとかなり引き立ちます!

・・・・・N / O
Oはコントラストが低い分 優しい雰囲気になりますね。
ホワイトベースでは無く、ブルーベースでのストライプ、涼しげでもあります。

・・・・・P / Q / R / S
極細の縞柄、これは正にノートの罫線であり エレガントでドレッシーなストライプです。
まるでシャツ地でのバンカーストライプと言えますね!
このエレガントな縞柄、これは小さなスワッチ(生地見本)では全然魅力を感じませんでした。
やはり大きく見ないと魅力が伝わり辛いという事です。

・・・・・見て下さい!
そのバリエーションの中で更にストイックな、、、、黒の縞柄、モノトーンの構成です。
何て生真面目さを感じるのでしょう。
銀縁眼鏡にキリリと手をかけそうです(笑)。

・・・・・縞柄は0.3oの製図用シャープペンの線くらい、ベースの白部分で8mmです。
これ、、、お気に入りの10周年記念生地:ピンヘッドストライプのスーツに無彩色コーデをしたくなります!
正にストイックで潔く、超が付く程のいぶし銀だと思います。
これも欲しい、、、。

・・・・・P / Q / R
Pがいぶし銀です!
ネイビー、そしてスカイブルーのRと並びます。

・・・・・小さくQ、真ん中にR、そして最後のワインレッドの縞 S となります。

・・・・・T / U / V / W
最後の御紹介となります。
ソリッドシリーズ、綺麗なペールトーンのカラーシャツとなります。
発色が大変綺麗でこれからの季節にも是非取り入れたいですね。

・・・・・左にT 淡いややくすんだブルー、そしてUは綺麗なピンク色です。

・・・・・左にWのペールグリーン、、、ブルーっぽく見えますが淡いグリーン地です。
右にVのイエローです。 色が飛んでしまって全然イエローに見えませんね、すみません。
並べた集合写真で御確認願います。
・・・・・ふぅ〜〜〜、これで先週分と含め 全60種 全ての御紹介が終わりました。
沢山ありますので、ご覧下さっている皆様も相当お腹一杯に成られたのではないでしょうか!?
シャツは何枚あってもキリがありません。
魅力や個性はそれぞれにあり 選び出すのも大変ですが、直感や単純なお好み、そしてお手持ちのワードローブを考えて、、、じっくり、ゆっくりと吟味されてみて下さい。
どうしても写真やモニター越しでは若干の色ブレなどもあると思います。
もし可能であれば是非お時間を捻出頂き、この御機会に是非お越し頂けましたら幸いで御座います。
ご来店が厳しい方々におかれましては、ご質問など含めお気兼ね無くご連絡頂けますようお待ち申し上げております。
7月6日までフェアを開催しております。
中には在庫数の少ない色柄も御座いますので、お気軽にお問い合せ下さい。
シャツは下着であり、基本は地肌に着用するアイテムです。
だからこそ、生地の良さは肌触りや着心地に直結致します。
笑みがこぼれる至高のシャツをお試しくださいませ。
皆様とお会い出来る日を心よりお待ち申し上げております。
・・・・・誠に恐縮ながら 来週のBLOG更新は休みとさせて頂きます。
次週は 7月7日(火)の予定となります。
どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。
今週も最後までお付き合い下さりまして誠に有難う御座いました。

