2022年10月04日

【 2022.AW SHIRTING 】





 早くも 10月に入りました。
2022年もあと3ヶ月ですよ、早いですね。

皆様におかれましては この秋冬用に何か仕込まれましたでしょうか。
当店でも秋冬物の御納品が着々と進んでおります。

 寒い冬にはツィードも欠かせぬ存在であり、秋になれば早く着たいという衝動に駆られます。
リモートが増えて好きなテーラードの着用頻度が減ってしまった方こそ 普段着としてツィードを楽しまれてみては如何でしょうか。

HOUSE STYLE ORDER では旬のアイテムがお楽しみ頂けますので、どうかお気軽にお越し頂けましたら幸いです。










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LOVAT MILL

SPORTS COAT / FLATCAP ( & ODD TROUSERS )








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LOVAT MILL

3P-SUITS / FLATCAP







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W.BILL







ツィードに合うシャツは様々に御座いますが、やはりブラッシュド・コットン系を含め カントリーチェックの類は欠かせません。

ノータイであればプリントシャツ等も素敵です。
通年物で選ぶのであれば OXFORD や END ON END も外せぬ定番ですね。








・・・・・今週は 先日届いたばかりの 2022年AW用シャーティングを御紹介させて頂きます。
AW用に暖かそうな起毛系も揃いますが、通年用の生地も含まれます。

また、クラシックなシャツ地は定番として 常に沢山の準備が御座います。
だからこそ、今回の新着では 私が気になった生地を主体にご覧下さいませ。










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【 MILETA 】 チェコ


 始めてご紹介するメーカーの筈です。
1949年にチェコで創業されました比較的新しいメーカーで御座います。

とても発色が綺麗なストライプですが、実は案外凝った生地でもあります。
ベースの白地は平織りですが、ストライプは綾織りになっていて縞柄が引き立つような光沢感を持ち合わせます。

THOMAS MASON で有名な JOURNEY の様に、こちらの生地もイージーケアの加工入りでもありますので使い勝手も大変良い事でしょう。









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【 MILETA 】 チェコ


 先に同じくミレタ製であり、ドビー織機による織り柄のバリエーションです。
このメーカーはもともとハンカチを生産されていたとの事、イタリア人をデザイナーに起用し人気もどんどん上がっているそうです。

ホワイトシャツながら、織柄による独特な表情を醸し出してくれるドビーシャツ。
是非お試しになられてみては如何でしょうか。









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【 ALBINI 】 イタリア


 あのアルビニ製であり、品質と共に信用・信頼度の高さも抜群ですね。
これはスポーツシャツ地での代名詞でもあるオックスフォードを上品にまとめたピンオックス(ピンポイント・オックフォード)です。

良く見受けられる一般的なオックスと違い、結構細い糸で織られているので砕け過ぎない感じが良いポジションです。

色味も含め、使いやすく間違い無いシャツですね。







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【 CANCLINI 】 イタリア


 おっと、一見は英国的で T.MASON にありそう!
左から3種、ポプリンに刷毛目(END ON END)を織り交ぜて縞柄を構成しています。
このコンビ、好きなんですよね!

上の写真だと 一番右側。
この繊細なグラデーション、、、、凄いですね。
この生地はシャツに仕立てた時の顔が見たくなります!

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【 SOMELOS 】 ポルトガル


 突然 ラテン系のカウンターを頂きました! 凄いパンチ力です。
当然ながら イギリスやイタリアとは違うセンスを味わって下さい。







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【 SOMELOS 】 ポルトガル


 強烈なパンチが飛んできます!
ジグザグ、、、、階段織りといえば PICK & PICK ですが、このジグザグは線の太いグラフチエックを操作して表現しているようです。

個性的なシャツをお求めであれば ソメロスは強そうです!







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【 SOMELOS 】 ポルトガル


 ダーク系シャツのバリエーション、毎回欠かさずラインナップされ、そして案外目を引くのです。
このジャンルがお好きな方々にはたまらないコレクションです。







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【 SOMELOS 】 ポルトガル


 ダ、ダウンしてしました! ソメロス選手、、、、本当に強いです!
サイケでもあり、むしろここまでイケば心地良い。

インパクトは強いですが、色柄だけで見れば クリーム色のジャケット等に凄く映えそうです。







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【 TEXTA 】 イタリア


 このメーカーはプリント地を得意としております。
色々あって、見ていても楽しくなって参ります。
腕時計柄なんてありますが、日本のメーカーもあるかしら!?



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トリさんたち、パラシュートや飛行機を使って空の旅を楽しんで、、、
って、自分で飛べるのに!?(笑)。
みんな真面目な顔して このユルさも味わいですね!



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おっと、キツネさん達の大群衆です。
これまたお洒落に様々な毛色がオツですね! 毛染めが流行っているようです。

キツネの皆さん、今なら 日本の札幌ドームに来て一緒にダンスは如何でしょうか!
とても人気みたいですよ。







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【 THOMAS MASON 】 イタリア


 これは欠かせぬシーズンの顔、今年もいますよ!
コットンにカシミアを15%もブレンドしたツイル地です。 
とにかく肌触りは最高であり、糸も細くやや薄地ですが かなり暖かい筈です。

シャツは直接地肌に触れるものです。
肌が敏感な方はウール混や化繊系などは痒くなったりと影響がありますが、カシミアは別物であり これであれば心配なく御着用頂ける事でしょう。


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同じカシミア混のヘリンボーン。
美しいドレープを奏でてくれるシャツになるでしょう、、、、とても贅沢な逸品です。







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【 GETZNER 】 オーストリア


 見るからに暖かそうなネルシャツ地です。
こちらのシリーズは コットンにウールを20%もブレンドしてあります。
柔らかくて優しい着心地なのでしょう。
ウールの恩恵を受けられる反面、デリケート肌の方は控えられた方が無難です。

 様々な格子柄が揃いますので選び甲斐もありそうです。
ニット等のインナーには是非欲しいポジションのシャツで御座います。







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【 GETZNER 】 オーストリア


 秋冬用では同社の顔とすら認識する程に欠かせぬソリッドシリーズのネルシャツ地。
品質はコットン 100%であり、当然肌には優しいですから敏感な方にも安心して御着用頂けます。

ヘリンボーン柄、そしてツイル地の2種揃い、ツイルの方が少しだけ薄いでしょうか。
色バリエーションも豊富でスポーティーな装いには欠かせぬシリーズです。

まだお試しになった事が無い方が居られましたら 今年は是非如何でしょうか。

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【 SOMELOS 】 ポルトガル


 ラテンの雄、ソメロスの格子柄スポーツシャツ地もバリエーション豊富です。
やはりデザインや配色バランスを見ても、それぞれにお国柄の様な個性が出ますね。







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【 SOMELOS 】 ポルトガル


 かと 思わせておいて、同社にはクラシックなタッターソール調も御座います。
急に安心感が湧いてしまいます!
軽く起毛を施した ブラッシュド・コットン となります。

 カントリーチェック、もし これでは物足りない英国贔屓の方々は 是非RINGHART社(イギリス)へご案内申し上げます! 

http://dittos.seesaa.net/article/417248297.html
【 RINGHART 】














・・・・・以上となります。

やはりこの時期は気分も盛り上がります。
仕込まれたアイテムや、お手持ちのアイテムに合わせ 少しずつシャツも誂え足し頂けましたら幸いです。


 では、皆様とお会い出来る日を楽しみにしております。
今週も誠に有難う御座いました。






posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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