2015年01月06日
【 明けましておめでとう御座います。】
明けましておめでとう御座います。
本当に寒い年末、年始でした。
思い返してみれば、暖冬との予想もどこえやら、、、。
東京も年越し前に早くも雪が降りましたし、元旦の日 初詣に向かう際にも降っておりました。
寒過ぎるのも厳しいですが、やはり冬は冬らしく寒い方が四季を感じられるというものです。
年末は、営業日ギリギリまでご納品の為 多くのお客様にお越し頂きました。
ご注文頂きました秋冬用のスーツは勿論、ツィードやコートがお役に立っておりましたら何よりの幸いで御座います。
さて、今年の干支は【 羊 】
WOOL の年です!
素敵な生地とのご縁がありますように!!
新しい年が明けたばかり、
まだまだ3月位までは肌寒いですから 十分に今からでも秋冬物を御注文頂けます。
今期の着用期間は短くとも、次の秋冬にはスタートダッシュで御利用頂けます。
長きに渡り御愛用頂く大切なご注文です! いつご注文されようともお客様次第で御座います。
また この春夏用に買い付けた生地達も本当に素晴らしいお勧めシリーズが御座います!
かなり自信があります!!
勿論有無を言わさず自身の分を確保しての買い付けであり(汗)、早くもワクワクしております。
その内 BLOG でもご紹介させて頂きますので、是非お楽しみにされて下さいませ。
他にも春デビュー予定の新作タイですが、
現在 英国にて私のリクエストした別注生地を織って頂いております。
御紹介出来るのは3月頃の見込みです。
こちらも間違い無きエレガントでクラシックなコレクションと成りますのでご期待下さいませ。
更に、、、、まだまだ今年行いたい企画も温めており、、、
これらはもう少し具現化して参りましたらご紹介させて頂きたいと思います。
・・・・・支離滅裂で恐縮で御座います。
最後に成りますが、お陰様で大好評を頂戴しております 弊店の5周年記念生地ですが、
PICK & PICK(シャークスキン)が昨年末の御予約で終了と成っております。
(強いて言えば、お作り頂いた方にはスペアトラウザース1本分位はギリギリ御座います。)
BIRDS EYE が残り約2着分となっております。
こちらもご注文が4P-SUITSであったり、お身体の大きい方であれば1着分と成り得ます。
御検討されておられる方がおりましたら、お早目に御決断頂けましたら幸いで御座います。
ご注文下さりました多くの皆様方、心よりのお礼を申し上げます。
誠に有難う御座いました。
(5周年記念生地については、右上検索小窓より『 ANNIVERSARY 』、そして『 記事 』をクリックの上で検索頂くと、ズラッと関連記事が出てきます!)
弊店の扱う生地の中で一番コストパフォーマンス度も高く、素晴らしい生地である事には間違い御座いません。
様々な物の値段が高騰し、最近の為替事情もあり、もう同レベルの生地をこの価格帯で御用意する事は不可能です。
絶対に損はさせません! 心底素晴らしいと思える生地達で御座います。
では、今年も頑張って精進して参ります。
皆様におかれましては、変わらぬご指導、御鞭撻の程 どうか宜しくお願い申し上げます。
また来週より BLOG も頑張っていきたいと思っておりますので、こちらも合わせてお願い致します。
2015年 皆様におかれまして 幸多き年に成りますように!!
まだまだ寒い日は続きますので、どうかご自愛下さいませ。
どうも有難う御座いました。
2014年12月16日
【 魅力高きシャツ 】
こんにちは。
今年は早くも初雪を観測しましたし、随分寒く感じられます。
皆様にお作り頂きましたコートやツィードが大活躍されているのではないでしょうか!
2014年もあと半月に成ってしまいましたね。
私は焦るばかりです(汗)!!
・・・・・秋冬物で気軽に穿ける ODD TROUSERS と言えば色々と御座いますが、
やはりコーデュロイは欠かせぬものです。
そんなコーデュロイにて、またまた +4 を!
しつこいですか(笑)。
愛弟子に +4 を教えながら仕立ててもらいました。
お客様からの問い合わせは頂くものの、未だにご注文を頂いた事はありませんが、、、
私が大好きなので 一応覚えてもらわないと、、、ですよ。
TAILORED の上着では無く、ニットで軽快に着用してみました。
色味もダーク系で合わせ、落ち着いた感じに。
少しは親しみやすく見えるでしょうか。
あえてスニーカーに合わせても GOOD です。
これでオイルドコートやキルティングコート(ジャケット)を合わせれば、全然普通に!? 普段着として着用出来るのではないでしょうか。
そうでもないかっ(笑)。
このコーデュロイは『 PLUM 』という果実の名称が付きます。 赤紫色ですね。
『 CORN 』 トウモロコシ色と散々迷いました、、、。
BRISBANE MOSS
コーデュロイは暖かく、適度に柔軟で本当に穿き心地が良いですよね。
モールスキンと共に充実しておりますので 皆様もお一つ如何でしょうか。
お作り頂ければ きっと1色では物足りなく感じると思います!
勿論 +4 では無くとも、普通に長ズボンでどうぞ!!
さて、今週は久し振りにシャツの御紹介をさせて頂きたいと思います。
http://dittos.seesaa.net/article/164759564.html
( ↑ シャツの受注スタート時、詳細など御説明したページです。)
シャツを展開させて頂き、いつの間にか もう4年も経ちました。
何枚持っていても、必ず他のも欲しくなる、、、、。
シャツは本当にキリが無いですが、私にも沢山のお気に入りやお勧めが御座います。
そんなお勧めの中より、今回はコチラ!
(各写真は、クリックして頂くと大きくなります。)
良い感じにエイジングしています。
イタリアは CACCIOPPOLI社が扱う
シャツ地での 『 JEAN’S 』で御座います。
色目は 濃・中・薄 と3色用意されています。(若干糸番手などの品質が違います。)
これが新品の時は、中の色目を選びました。
誰もが穿かれた事があろう 下物のジーンズの様に地厚でゴツイ訳ではありません。
シャツ地として企画されているので、野暮ったさも無く 小奇麗なジーンズシャツとして
カントリースーツやジャケットスタイル、ニットにも幅広く合わせて頂けます。
勿論タイもお締めいただけますので ちょっと砕けた印象を狙う時などには抜群に魅力を発揮してくれます!
もう数年着用しています。
衿やカフスをはじめ、各縫代まわりの アタリ など、とても良い感じです。
私はタイも締めるので、洗濯後は必ずプレスしていますが
洗い晒しでラフに着こなされても良いでしょう。
お客様よりご注文頂きました 新品のジーンズシャツです。
これはこれで魅力があり、とても良いですよね。
しかし、洗う以上はこの状態を維持出来ませんね!
ジーンズですから御自身なりに育てて下さいませ。
比べると、色落ち感やアタリなどが良く分かります。
良い意味で柔らかくもなり、本当に身体にしっくり馴染みますよ!
数あるお気に入りの中の一枚です。
・・・オーストリアのメーカーである『ゲッツナー』
暖かそうで可愛げのあるチェックです。 とても優しそうな感じが致します。
コットン 100% 起毛された所謂ネルシャツです。
これは本当に暖かい!!
左
・・・イタリア 『レジウノ』のプリントシャツです。
サラッとプレーンなフレンチフロント、完璧な柄合わせ裁断が際立ちます!
前空きが無く、プルオーバーみたいに綺麗ですね。
この個性的なプリントシャツ、こちらのお客様は あの LIBERTY も大好きとの事!
右
・・・オーストリアの『ゲッツナー』
パープルが程良く効いた綺麗な格子、こちらもコットン100% 起毛感は強くなく、綾織で確りもしています。
そろそろ英国製にも登場してもらいましょう。
ACORN社よりのご注文の数々です。
・・・パープル混の格子柄が出てきましたが、
これはバッチリ パープルです!
大きめなギンガムチェック、色の発色も綺麗で主張もあります。
カジュアルだからこそ、この大きさが良い。
あまり見えないですよね(汗)。
・・・ロンドンストライプを2色 (ロンストは日本語です!)
黒×白 赤×白 となります。
これはクラシックスーツには欠かせぬストライプ、
個人的にも不朽の定番柄です!
と、、、、、
明らかに縞が太いですね!!
ここまで来るとビジネスシャツ向きではありません。
ポップである意味アバンギャルド、
上記同じく ACORN のストライプ地です。
このセンスはイタリア人には きっと分かりません。
らしさをも感じさせる素敵なシャツです。
・・・この季節、ツィードやニットなどには ACORN のカントリーチェックは欠かせません。
この少しオッサンくさい感じ、、、これがまたこの柄の味わいです!
私も愛用している このお気に入りのシャツですが、
何とACORN社は このチェックを廃盤にしてしまいました。
膨大なカントリーチェックのコレクションが魅力でしたが、最近は少し整理を始めたようでもあります。
国内に買い付けていた在庫がまだ御座いますので、もう少しご注文頂けます。
気に成られたお方はお早目に!!
このシャツを着たら、やっぱりグリーン系のタイを合わせたいですよね。
他にもACORNの素敵なカントリーチェックを沢山ご注文頂いております。
皆様お手持ちのTWEEDなどをイメージされて、、、、。
楽しくて仕方ないですよね。
最後はこちらで締めくくりましょう。
この季節、クリスマスなど含め PARTYも多くなるのではないでしょうか。
フォーマルっぽく ウイングカラーのシャツは乙なものです!!
イタリア 『トーマス・メイソン』より
140/2の綺麗なドビーストライプのシャツです。
F様、まだ少し早いですが この度は誠におめでとう御座います!!
・・・・・・・・・・・如何でしたでしょうか。
皆様の想いが詰まった素敵なシャツを御紹介させて頂きました。
先週は御要望を頂き、かの CARLO RIVA や D.J.A の200/2シリーズ、ALUMO の170/2シリーズなどの超高級なシャツ地を揃えさせて頂きました。
極僅かな期間でしたが、、、それは圧巻で御座いました。
特に普段お目見え出来ない C.RIVA は、確かに圧倒的です、、、、。
流石に世界一と謳われるだけの説得力があります。
薀蓄も色々ありますが、今回はスルーしますね。
ただ、本当に品質は半端ではありません。最早シルクの様です。
例えばこのツイル地(アイスブルー)、このウソの様な光沢感、光の反射を見れば分かりますよね。シットリとしてコットンでは無い様な滑らかさがあります。
極上シリーズの仕立て上がりは とても待ち遠しいですが
これらこそ写真では品質の高さを伝える事は出来ません。
御着用者のみ ほくそ笑みながらお楽しみ下さいませ。
身体に合った拘りのスーツ、そのインナーと成るシャツは本当に重要です。
私の価値観に見合うシャツが市場に無い為に弊店で御用意させて頂いております。
デザイン、縫製含む仕様、サイズ、FITTING精度、
機能性が高くストレスを全く感じさせないシャツ
全てが高次元で凝縮された品質である事。
裁断(型紙)、縫製、そして採寸まで御用意させて頂きます。
あとは皆様が思う素晴らしい『ネタ』を選ぶだけです。
ネタばかりが良くてもダメです。
それを最大限に生かす調理法があってこそ 美味しい料理に成るのです。
皆様もシャツの魅力を存分に味わい、ご堪能して頂けましたら幸いで御座います。
今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。
2014年01月21日
【 Bespke Shoes 2 】
こんにちは。
早速ですが、年明けより 新作タイのお問い合せを沢山頂いておりまして 誠に有難う御座います。
今は一生懸命 手作りにて一本一本お仕立て頂いている最中で御座います。
仕上がりの予定を確認させて頂きましたところ、
1月30日には弊店に届くとの事でした。
手作りゆえ多少の前後があるかも知れませんが、宜しくお願い申し上げます。
今回の物は、春夏用という訳では無く年中通してご使用頂けるクラシックなシリーズです。
是非ご期待の上、もう少しだけお待ち下さいませ。
さて、今週は素敵な靴を御紹介させて頂きます。
黒い革靴、これは絶対に欠かせぬアイテムであり、誰しもがお持ちの事と思います。
紳士が履くべき BLACK SHOES
その中で、一番使えるモデルとはなんでしょうか。
やはり パンチドキャップ の オックスフォード なのではないでしょか。
爪先のトウの部分 エンドの所にのみ、一文字のブローギング(穴飾り)を携えた極シンプルなデザインが特徴です。
ビジネススーツから、デイフォーマルにおける準礼服までは堂々とお使い頂けます。
このエレガントなオーラを放つ靴は、
【 YOHEI FUKUDA 】 福田さんに作って頂きましたBESPOKE SHOESで御座います。
革もやわらかくて、とてもキメ細かい。
ステッチなども本当に細かく丁寧にかけられ、とにかく美しさ漂う靴と成りました。
ド定番なこの靴は、既に手持ちがあったので 最初はセミブローグでお願いしようと思っていました。
しかし、彼に作って頂いた一足目の靴に心底感動し、、、
http://dittos.seesaa.net/article/364108705.html
やはり一番頼りに成るこのパンチドキャップは、絶対に彼の靴で履きたいと思う様になり 途中で変更して頂きました。
私は靴に関してはそんなに詳しくはないですし、むしろ皆様の方が詳しい方が沢山おられると思いますので あえて細かなディテールや仕様などは書きませんが、福田さんと色々相談させて頂きました!!
「英国らしさ漂うクラシックでエレガントな靴を!」
あとは基本的にお任せです。勝手に福田さんが私のイメージに合わせてくれますから(笑)。
一足目と違い、柔らかく直ぐに馴染みます。
芯の使い方も多少違うようですし、そもそもアッパーの革の微妙な厚さなど結構違う様なのですが、、、本当に履き心地が結構違います。
相変わらず華奢な私の足にすこぶる合います。
低い甲、土踏まずは本当に高めで、彼の靴を履いた時 土踏まずがフィットし支えてくれているという感触を始めて体感しました。
あれっ、微妙にピンボケですが、
バックスタイルも凄くエレガント! ヒールも素敵でしょ!!
『鏡面磨き』言うだけあって本当にピカピカに磨かれています!
鏡面なだけに自分が写ってしまう程でありもあり、映り込む自分が恥ずかしい(汗)。
しかし、この磨きも『腕』なのでしょうがエナメルのようですよ。
はい、裏側です!!
立体感溢れ、もう彫刻のようです。裏側まで色気が御座います。
正面からパチリ!
結構 分かり辛いですが、左右非対称です。
ツリーで見ると違いがお分り頂けますね。
全然違う、、、、こういうのを知ってしまうと洋服もそうですが、どれだけ人間の体が左右非対称なのかという事が一目瞭然と成ります。
既製靴だと、片側だけ「痛い!」とか ご経験ありませんか?
早速履いております!
上から見れば、コバが殆ど見えない位に仕上げてくれています。
一足目の堂々としたフルブローグと違い、こちらはこうでなくっちゃ!!
しかし絶妙なトウのラウンド具合、大好きな感じです。
穴飾りの大きさも拘り所、顔の印象や全体感を決めつけてしまいます。
横から見ると、このえぐり具合、凄いですね。
・・・・・・・・履き心地も勿論抜群に良いです。
見ていても飽きないくらいに魅力的な靴を彼は作ります。
ただ、本当に彼以外の靴は使用頻度が下がってしまいます。
一日中履いていても疲れ方も全然違いますし、、、
これが一番困る所でもあり、本当に罪な靴を作ります(笑)。
紳士にとって、ストイックなブラックシューズは欠かせません。
欲しい靴などキリがありませんが、またお願い出来るように頑張ります。
福田さん、本当に有難う御座いました。
すこぶる調子良いので、結構な頻度で履いてしまっています!!
今週は私の自慢話にお付き合い頂いてしまいまして、恐縮ながら誠に有難う御座いました。
お恥ずかしですが、福田さんの BLOG でもご紹介されておりました!!
http://yoheifukuda.tumblr.com/
では、また来週の BLOG でお会い致しましょう。
今週もお読み頂きまして、誠に有難う御座いました。

