2017年05月16日

【 COTTON TROUSERS B 】



 芍薬の花が綺麗に咲きました!
出遅れている子もいますが、それもまた可愛いです。


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何層にも重なった花びらが とても立体的でボリューミー、本当に綺麗です。

内側からどんどんほぐれる様に開き、
満開になると外側からハラハラと少しずつ花びらが落ちて参ります。

 芍薬ととても似ている牡丹は一気に散りますので、こんな所も違いの一つです。













 さて、今週は 特にこれからの季節には欠かせない コットン トラウザース について御紹介させて頂きたいと思います。



コットン、自然で素朴な風合いと肌触りは安心感さえありますよね。
丈夫であり 水洗いもできる為に汚れや雨などの日にも気兼ね無く穿く事が出来るコットントラウザースは大変重宝するアイテムです。




 シャツ等もそうですが、コットンのシャツやトラウザースは水洗い出来る事が大きなメリットです。

しかし、既製品含め多くの商品は水洗いしてしまうとサイズが縮んでしまい 残念な結果を招いてしまった方々も少なくはないでしょう。

 特にコットントラウザースに関しては、上記の様なサイズが縮んでしまう問題や色落ちの問題などから リスク回避の為にも ドライクリーニング表記 になっている事が多い事と思います。






 縮み、、、誰もが分かっており、予測できる事柄でもあります。

弊店では、皆様よりご注文頂きましたシャツ地やコットンのスーツやトラウザース地などは湯通しをして 一度確りと縮めてしまいます。
 その時に色が落ちる物はある程度抜けます。

湯通しした生地は お店で確りと地のしプレスを施し、裁断へ回ります。

 この ひと手間 がどれだけ大きな事なのでしょうか。

正確な採寸や型紙作りが出来たとしても、縮んでしまえば全く意味がありません。
仮に縮率を型紙に加味したとします。しかし、縮率は縦と横でも違いますし、織り方によっても様々なので追い掛けるには限界があります。


だからこそ、皆様より頂戴した大切な御注文の植物繊維は湯通しが必要となるのです。


 ただし、生地はある程度安定させる事が出来ても、縫製される縫い糸自体の縮みも多少は御座います。それは当然加味する訳ですが、仮に湯通しをしなければ 生地の縮み+糸の縮みで双方から攻め込まれたら どんなに怖い事なのかもお分り頂ける事と思います。















・・・・・2012年製 私物
BRISBANE MOSS  TENNYSON:GOLD  290g



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 もう仕立ててから5年が経ちました。 時が経つのは本当に早いです。

特に春夏のシーズンでは頻度高くお世話に成っているコットントラウザース、生地も柔らかくなり 随分と馴染んで とても良い頃合いです。












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・・・・・ベルトもせず、吊もしません。 ベルトレス スタイルでの腰履きです。
サイドアジャスターは釦タブにしています。

 このディテールに対するメリットは多く、スタイルや生地に応じてセレクトされるべきものです。

例えば 今回のコットントラウザースのように、水で丸洗いするのであれば 出来る限り金属(金具類)は使いたくないですね。

また、コーデュロイやモールスキン、ツィードなど 生地が厚い物は金具を使ったサイドアジャスターですと、その生地で作ったアジャスターのベルトが金具で折り返りますのでモコモコに立体的なボリュームが生まれてしますし、そもそも金具に生地が厚過ぎて通らない事も有ります。


 そんな時は この釦タブがベストです!!


金具アジャスターは多少動いてしまう事も否めませんが、釦であればアジャストしたサイズは釦を外すまでガッチリとサイズホールドしてくれる事も魅力です。


 実はこのディテールについては BESPOKEでしかお選び出来なかったのですが、
いよいよ HOUSE STYLE ORDER でもお選び出来るようになりました!!


 ご要望頂く事も多かった為、本当に良かったです。

これで また小さく一つ進化致しました。
(進化はまだまだ御座いますので順次御紹介して参ります。)



 以後につきましては、このディテールも御検討範囲にお入れくださいませ。
お早い方は既にご注文頂き、既にご納品させて頂いております。

誠に有難う御座いました。











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・・・・・着用すると こんな感じになります。
サッパリとしたサイドに良きアクセントにも成りますが、
機能重視のディテールで御座います。





コットントラーザースは本当に多くの方々にお仕立て頂きました。

サイズやデザイン、仕様まで全て御自身の思うがままに仕立てられたコットントラウザース、気軽で身近なそのアイテムは 絶対に1本・1色では物足りなくなります!















・・・・・英国でのコットンと言えば、何といっても BRISBANE MOSS です。
多くのマーチャントにも供給しており、BARBOUR等の既製服メーカーなどでも使われております。

 コットン地だけでも多くの種類が織られていますが、その中から幾つか御紹介させて頂きます。 (全て コットン:100% となります。)




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MILTON : 310g


平織地でマットな表情をしております。
比較的に通気性も良く、とても柔らかくなりますので着心地も大変良く、ラフで楽チンな種類です。

トートバック等で使われる素材というとイメージしやすいでしょうか。













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TENNYSON : 290g



綾織のコットンドリル、
まぁチノパンのチノクロスと思って下さい。

中肉で確りとしており、一年中穿いて頂けます。
綾織による若干の艶やかな感じがあり、ややコシも有り確りとしていますが 馴染んでくると同じく軟かく成って参ります。


 冒頭の私物トラウザースもコレと同じ生地です。

この綾織ドリルシリーズには、もう一段薄く軽めのタイプ、そして逆に厚くてヘビーなタイプも御座います。












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RYE : 316g



これも綾織ですが、コットンでの キャバルリーツイル です。

同じレベルでのウエイトならば、これが一番強く丈夫なタイプと言えるでしょう。

 これも履いていますが、凄く安心感があります。
織りの表情も独特ながら、ツルっとクリア仕上げで 新しい頃は ほんのり光沢感を感じなくも有りません。

タフで頼りになる生地です!











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・・・・・色のバリエーションも多彩です。

W.Billよりのコットンですが、これらもB.MOSSでしょう。
マーチャントの場合は独特の別注色があったりするのが魅力でもありますね。













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・・・・・イタリアより、DRAPERS のコットン地です。

こんな素敵な格子柄もあります。

これでODD TROUSERS、白いスニーカーにポロシャツで出掛けたくなりますね。













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・・・・・同じく DRAPERS です。
シアサッカーの様に、シボも加えた爽やかなストライプもあります。











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・・・・・シボと言えばシアサッカー、
私のお勧めはイタリアより SOLBIATI です。

シアサッカーに絞れば、私が一番良いと思うものです。
トラウザースだけでは無く、勿論スーツとしてもお勧めなのは言うまでも有りません!




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 このトラウザースは吊り用なのでアジャスターを使う必要がありませんが、デザイン的なアクセントとして付けてみました。












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・・・・・こちらは 英国より、BATEMAN OGDEN です。
英国のマーチャントですが、この生地はイタリアで織らせています。

上が平織、下が綾織、
経糸と緯糸の色を変えた交織シリーズです。

 交織ならではの色出し感が魅力です。 とても綺麗ですね。












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・・・・・その他、とにかく個性的で色に拘りたい方

如何でしょう、ここまで綺麗な色も揃っております。

まるでカラーパレット、、、藤色の綿パンとか格好良さそうです!


 他にもストレッチ性のあるコットンも御座います。














・・・・・如何でしょうか。

ファッショナブルにいくか、質実剛健で攻めるか、
皆様の価値観次第で様々なコットン地を御紹介出来ます。


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 丸洗い出来るコットントラーザース、特にこれからの時期はお勧めで御座います。

見合う生地は迷う程に沢山のバリエーションが御座いますので、是非お気軽にご覧になりに来て下さいませ。





 では、今週も誠に有難う御座いました。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。






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2017年05月02日

【 2017年 春夏シャツ生地A 】



 5月5日は 子供の日ですね。
桧町公園では鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいました。

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子供の日、、、愚息もすっかり大きくなっておりますので、思い出すような気持でした。

 鯉のぼりも 今では近所でもあまり見受けられなくなりましたが、皆様のご近所では如何でしょうか。














 さて、顧客様より頂きました春夏に向けてのスーツやジャケット、トラウザースが続々と仕立て上がってきております。

それらに合わせてご注文頂きましたシャツも同じく仕立て上がってきております!
大変お待たせ致しました。









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・・・・・クラシックでとても素敵なシャツですね。
特に右側のストライプは私も大好きな色柄です!
カチョッポリよりお選び頂きました。












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・・・・・OFFの日にと御注文頂きました オープンカラーのスポーツシャツも
同じく仕立て上がってきております。

涼しげで素敵な柄物ばかり! とは言え、平畳みだと雰囲気が出ませんが、、、。

 是非ご堪能頂ければと思います。











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・・・・・バラを愛するN様、毎年素敵な花を咲かせ 近隣の方々に喜ばれているそうです。

そんなN様がお選び下さったのが、バラのジャカード織りが入った格子柄です。

弊店のオープンカラーは身返しと衿をワンピースで作る為に、衿ぐりのゴージライン(縫い目)がありません。
 なので、衿元の柄が分断される事無く綺麗に繋がって表現される事が特徴の一つでもあります。










 では、一通り揃いましたシャツ地のシーズンファブリック含めた新しい生地種を少し御紹介させて頂きます。











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・・・・・スイスの名門 ALUMO
良いコットンは やはり水の綺麗な所で作られます。

手間と共に拘り多きアルモのシャツ地は、トップクオリティーで知られ 世界中から愛されている素晴らしい生地です。


 この辺りの美しいストライプは、140/2 から 170/2 と更に高品質のカテゴリーであり
コットンにも関わらず、そのシルキーなタッチは肌触りで直に感じて頂けます。



良いシャツに袖を通すだけで、朝から気持ち良く頭の中をONに切り替える事が出来るでしょう。











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・・・・・この辺りは、上記に同じく スイスのALUMOであり
ローンと呼ばれるかなり薄く織られた薄地となります。

また、下段の方ではボイルがコレクションされています。
アルモと言えばボイルも欠かせません。

それにしても、この美しい発色や配色、、、流石です。











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・・・・・これはALUMOのボイルシリーズの一つです。
本当に極薄であり、これ以上 涼しいシャツ地は知りません。

 その代り 透けます。

極薄ゆえの代償ではあります。
しかし、この性能を見過ごしてしまうのは惜しいところです。

だからこそ、ボイルの生地は有色やストライプ、格子柄や織り柄入りなどをお選び頂ければ大丈夫です。
強撚糸であるボイルは、フワッとした独特の着心地にも特徴があります。

 未体験の方々は是非この機会にお試しに成られてみては如何でしょうか。












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・・・・・今やイタリア製となる THOMAS MASON

イタリアのアルビニ社が買収致しましたが、そのアルビニ社は 英国:T.メイソンの伝統ある歴史と共に、同社の持つアーカイブが欲しかったと聞いた事があります。

 だからこそ、クラシックで『らしさ』溢れるデザインは継承されているとも言えます。


そんな T.メイソンより シアサッカーのシリーズです。
無地、ストライプに加え、格子柄まで揃っております。

 これでスポーツシャツ、絶対に気持ち良いですよね。












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・・・・・こちらの生地は GETZNER(ゲッツナー)というメーカーです。
同社はオーストリアのメーカーであり、アルプスの麓で生産されています。

個性的な生地も多く展開する同社の春夏地では、
このスラブ糸使いのシャツ地は欠かせません。

 コットン100%、不均一に引き揃えられた糸(スラブ糸)により織り上げられ
この様に独特な表情が生まれます。

通気性も良く清々しい生地です。
植物繊維らしい風合いと品質を存分に味わう事が出来るでしょう。



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これは そのシリーズより、清涼感のあるアイスブルーにてお仕立て頂きました。












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・・・・・麻混素材もやはり欠かせぬシーズンファブリックです。
無地のバリエーションは当然ながら、綺麗なストライプも各種揃います。


 イタリアの Grandi & Rubinelli
そして、同じくイタリアの ALBINI の2社より厳選されたコレクションとなります。


麻の独特な節が良い感じです。

麻の涼しき性能を実感して頂けます!











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・・・・・イタリア、そしてオーストリア製の生地でしたが

そうです、英国製も忘れないで下さい。

ACRON社より、名作である CAMBRIDGE です。
弊店では、WHITEとRIVIERAの2色の御用意があります。


 弊店の顧客様におかれましては、私が随分と勧めるのでお試し頂きました方々はとても多い事と思います!!  どうも有難う御座います。


この生地は、70番単糸を3本で撚り合わせ 強撚糸にしています。
通気性に大変優れ、強撚糸独特のフワッとした肌触り、、、
御自身でアイロンを掛けられる方、これは皺伸びも軽やかで本当にアイロン掛けが楽です。

もう夏場となれば かなりのヘビーローテーションで私も着用しています。

 コレは癖になる着心地なのです!


 これからの季節、この名作も是非お試し頂ければと思います。













・・・・・如何でしたでしょうか。

シャツ地は本当に種類が多く、素晴らしい生地ばかりで本当に悩ましいですね。

御紹介させて頂いた生地は極一部にすぎません。




 涼しく心地良いドレスシャツを、そして軽快で楽チンなスポーツシャツを

生地を吟味して是非ご堪能されて下さい。


皆様のお越しを 心よりお待ち申し上げております。

 今週も誠に有難う御座いました。










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2017年04月25日

【 リネン、リネン混の魅力 】



 こんにちは。
4月も後半に入りました。

 今年のゴールデンウィークは最長で9連休となるそうです。
皆様のご予定は如何でしょうか。


弊店でのゴールデンウィーク期間中は通常営業しておりますので、
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。








 さて、流石に春は天気も安定せず、急な夏日や雨、そして強風など目まぐるしいですね。


一番過ごし易い春や秋は少しでも長く続いてほしいものです。
これから梅雨までは心地良き3シーズン用のスーツや爽やかな春の装いお楽しみ頂ければと思います。









春夏、特に夏へ標準を合わせれば 欠かせない素材として麻は欠かせぬ一種となるのではないでしょうか。

人類最古の繊維と言われ、麻との付き合いは本当に長く 歴史ある素材でもあります。
吸水性も高く丈夫でもあり、独特のナチュラルな質感は大変魅力的です。

 大雑把に麻と括ってはいますが、その麻にもいくつか種類もあり、それぞれの特性があります。













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・・・・・Downton Abbeyより

リネンらしい雰囲気満点であり、生地が馴染んできた頃の このクタッとした感じはたまりません!!

 時代を思わせる素敵な三つ揃いです。
中に着込む シングル6釦のウエストコート、裾はまだストレートカットであり
今では当たり前に見受けられる剣先のあるデザインが生まれる前の原型スタイルとなります。










 リネンと言えば高品質で知られる IRISH LINEN が念頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
今では原材料であるリネンも含め 糸への紡績も輸入に頼り、アイルランドで織られたアイルランド製のリネンが IRISH LINEN となっているのが実情のようです。

様々な麻の種類、そして糸の作り方や染め、そして織り方などで個性的なリネンもありますが、やはり IRISH LINEN のハリコシや独特の雰囲気は一日の長があると思います。













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・・・・・HS ORDERにて、M様の御注文がお仕立て上がりました。

SPENCE BRYSON社より、肉の確りとした アイボリーのIRISH LINEN で御座います。
ダブルの上着を合わせた 大変エレガントな三つ揃いのスーツが仕立て上がっております。



同社の IRSH LINEN:TROPICALシリーズは不朽の定番とも言えるでしょう。

こちらのリネンですが
ウエイトは380g ありますので、いくらリネンと言えども あまり涼しさを求める事は出来ません。 (もっと軽いウエイトも勿論御座います。)

しかし、『らしさ』と共に 迫力は圧倒的であり、軽いものに比べ 皺の入り方さえ全然違うものです。

着馴染んできた頃の風合いは また格別なものなのです。




ただし、その多くはソリッドカラーでのバリエーションが一般的ではあります。

そこで、今週は 私のお勧めリネンシリーズを揃える中の一社を御紹介させて頂きます。













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・・・・・1881年創業 英:BATEMAN OGDEN

ここのコレクションは結構膨大な種類がありながら、他メーカーでは無い様なひと捻りあるコレクションも揃えている事が特徴と言えるでしょう。

 その中で、【 THE WIMBLEDON COLLECTION 】というシリーズがあります。













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・・・・・リネンはソリッドが多い中、ウインドーペーン柄です!

スポーティーでとても素敵ですね。
スーツでも勿論素敵ですが、オッドジャケットとしても大変重宝出来ます。














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・・・・・こんなタッターソールチェック風でもあるオリジナルの格子柄も揃います。
コレは、それこそウエストコートを仕立てたくもなりますよね。













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・・・・・やはりスーツが! という方にはストライプも揃っております。













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・・・・・その他、様々な縞や格子柄のバリエーションも多彩です。
凄いバリエーションです。














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・・・・・勿論ソリッドも御座います。


これら上記ご紹介のリネンシリーズは全て IRISH LINEN であり、
ウエイトは 約280g となっております。

 涼しさも加味すれば、一番使いやすいウエイトとも言えるでしょう。







このバンチにはイタリア製の生地も内蔵されており、かなり多彩な種類がまとめられているのですが
その中で個人的にヒットした生地は、、、
















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・・・・・リネンを含めた3者混生地であり、英国製で御座います。

WOOL : 50%
LINEN : 25%
COTTTON:25%

ウエイトは約290g、通気性良き平織となっております。



 弊店で取り扱う 最早春夏の定番的ポジションでもある LAMOGE社の ウール×リネン。
http://dittos.seesaa.net/article/418783730.html
http://dittos.seesaa.net/article/414169617.html

リネンは皺が魅力でもありますが、ウールをブレンドする事により、柔軟性と共に融通性も増し クセ取りなどのアイロンワークにも確りと応えてくれます。

 また、皺自体にもウールの復元力が内蔵されますので 皺になり過ぎる事も無く、それなりの復元力さえ御座います。

本当に使いやすく仕立てやすい素晴らしい生地で御座います。

この生地は そのウール×リネンに似ていると言えますね。




LOMOGE社は、リネン:50% / ウール:50% と綺麗に半分ずつです。

B.OGDEN社は、同じく動物性繊維であるウールを50% は同じですが、植物性繊維である残りの半分を、更に半分の 25% ずつ コットンとリネン で分け 3者混としています。


 先ず とても柔らかく、しなやかな肌触りの良さに驚きます。
そして その素朴さに何だか安心感さえ感じられます。
















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・・・・・これはアイボリーです。


皆様ならどんなイメージが湧きますでしょうか。

 勿論 敢えて三つ揃いスーツも絶対に素敵です!

この生地であれば、各アイテムはそれぞれ単品使いへと崩して着回しが効く事も大いなるメリットであり、むしろそちらの使い勝手の方が多いかも知れませんね。

盛夏を考えれば、こんなトラーザースを軽快に穿きたくなりませんか。












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・・・・・植物繊維らしい節なども入り、雰囲気は抜群に良いです!!
マットな表情と共に、この素朴な感じが何とも言えません。

平織なので通気性も良く、麻、綿、毛 それぞれの個性や特徴を感じて頂けます。


イタリア製での多くの3者混では、ウールにリネン、そこにシルクをブレンドする事が多く、全てでは無いでしょうが柔らかい風合いを優先する為にも 織りが緩い生地がある事も否めませんが、これは安定の英国製生地となります。


コットンやリネンがそれぞれ内蔵されておりますので、
それこそ リネンのシャツからコットントラウザースまで かなりスポーティなアイテムにも相性が良いのは言うまでも有りません。














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・・・・・もう一色、

この明るめなトーンでありながら、どこかあか抜けない くすんだ感じのブルー、、、英国らしい青ですが これがたまらなく素敵!


 ODD WCでも、ODD TRでも お手持ちの明るめなアウターに大変良く映える筈です!













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・・・・・コレですよ、、、この色味や雰囲気!

BESPOKE : POSTBOY STYLE WAIST COAT

これについては その内に もう少し触れてみたいと思います。


 薄くて涼しげで、、、柔らかそうでありつつも、植物繊維らしさが滲み出る感じ。
これが この3者混独特の雰囲気なのです。

他にもかなり多彩な色バリエーションが用意されておりますので、悩む事間違いなしですね、、、。



春夏の装いは、本当に涼しく快適であって欲しいところではありますが
日本の夏では流石に限界があります。


 だからこそ、涼しげに見える・見せる、
そして魅せるという事が大切な要素となります。















・・・・・如何でしたでしょうか。

この春夏も、魅力的な【 麻 】を存分にご堪能頂けましたら幸いです。

 いつでも素敵なリネンやリネン混の生地を御用意してありますので
どうぞお気軽にお越し下さいませ。






 では、今週も最後までお付き合い頂きまして
誠に有難う御座いました。


 どうか素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいませ。











posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生地について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする