2026年01月06日

【 ALBERT THURSTON / 2026 】





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 明けましておめでとう御座います。
お休みは如何お過ごしされましたでしょうか。



今年も元旦に明治神宮へ初詣に行って参りました。
快晴に恵まれ、緑が美しく輝いているようでした。

今年は午年ですが、なんと60年に一度しか巡ってこない「丙午(ひのえうま)」であり
とにかくエネルギーの強い年との事で御座います!


 皆様、どうか本年も宜しくお願い申し上げます。









さて、今週からBLOGも再開です。
今回は 昨年末に英国より届きましたブレイシーズを早速紹介させて頂きます。



















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ALBERT THURSTON

LONDON 1820




・・・・・今から200年以上も遡る1820年、ロンドンはヘイマーケットで紳士向けのアクセサリーショップとして初めてブレイシーズ(ブレイシズ/サスペンダー)を製造し売り出したとされています。

当時のトラウザースは基本的に股上が深く、トラウザースを吊る為に釦を付け、レザーのエンド(ループ)で取り付けるデザインを考案しました。
 革は布地などと違って基本的に縫製が不必要かつ丈夫でもあり、今でもその意匠は変わる事なく受け継がれております。

現在では職人不足により手縫い率も下がり、廃版ディテールやバリエーションなども狭くなりつつあります。
 しかし時間が掛かろうとも今まで通り手作業に拘り、Made in England にて生産され続けております。
本当に少しでも長く続けて欲しいと願いばかりです。


昨年末の折、発注していた追加のブレイシーズが同社より いよいよ届きました。
今回は NEW FACE も‼
















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・・・・・クラシックなボックスクロス、ご覧の様にウールフエルトで肩当たりがソフトなリボンです。
ツィードなどを筆頭に、ヘビーウエイトの生地を使ったトラウザースは当然重量もありますので圧倒的に肩当たり優しきボックスクロスは昔から重宝され続けています。

背中のデザインは『X字体』であり、脚の部分だけがゴムで動きに追従してくれます。
















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・・・・・こちらも同じくクラシックなリボン、ナイロン製のリジットリボンです。
幅広で安定感があり、サラリと軽快に使えますので通年使いにはお勧めです。
A.THURSTONでは BOXCLOTH、そしてこのRIGID、更に歴史の古いELASTIC がメインとなります。

RIGIDは『固い』=伸縮性のない安定感
ERSTICは『伸縮性、弾力性』=所謂ゴムで動きへの追従性能が高い

というラインナップです。
こちらは往々にして『Y字体』であり、脚の部分が先に同じくゴムとなります。

エンドはBRAIDS、組紐みたいなタイプでやや伸縮性もあります。
最近では当店以外でも見受けるようになってきましたね。















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・・・・・今回の新顔は、ERSTIC のタイプに別注を掛けました!
同社の創業当時含め、古くは全ゴム(ERSTIC)にレザーエンド(釦留めパーツ)が原点といえるのです。

 少し歴史を振り返ってみましょう。




















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・・・・・英国贔屓な方々であればご存じな『CC41』の付いたヴィンテージのブレイシーズです。


ERSTIC(ゴム)にペラっと薄くて簡易なレザーエンド。
これは『ARMY FLAT ENDS』と呼ばれています。

そしてデザインを見て下さい、X字体・Y字体ではなく、V字体ですね、、、脚がありません!

当時はみなハイライズ、更にハイバック(フィッシュテール)も有り得ますので
支点位置を背中の良いポジションへ定めるとすれば自ずと脚などは不要では⁉ となりますよね。

 このV字型、実は同社に別注リクエストしたのですが、、、、
「現在の職人不足の状況では受けられない」と断られてしまいました(泣)。
むしろ簡単ではありますが、ミスの基となるイレギュラーを受け入れないという姿勢なのかも知れません。


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・・・・・これも当時の軍物ヴィンテージ、レザーのフラットエンドは簡易にV字でミシン留め、背中もV字体でのエラスティックですね。



















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・・・・・1945 British Army-Officers Braces
軍服にも合いやすい色味、エンドは長めでミシンではなく鋲で留められていますね。

こうしたV字体も多かったわけですが、Y字型も勿論存在しています。

















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・・・・・上のヴィンテージより後期ですが、これも軍物!
ブロードアローの刻印も見えますね。



 これら歴史も古くてドシンプル、洗練されていない感漂うエラスなタイプですが、逆にカジュアル化の進行激しき昨今の事情に合うのではないかとご提案です。

ダークスーツからタウンスーツへ、冬はツィード、夏はリネンなども、、、、
そんなスタイルにはむしろエラスタイプでお気軽に『吊り』を楽しまれては如何でしょうか。

安っぽくぺラいエンドは寧ろ新鮮、釦着脱も楽チン!
全ゴムなので運動(動き)に対する追従性はストレスゼロです!


では新顔をご覧いただきましょう。


















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・・・・・「らしさ」もありつつ、何でも合う鉄板色を先ずはセレクト!
タンのシボ革を合わせました。
エンド留めの簡易なV字ステッチが可愛らしい。

ODD TROUSERSにも 冬はフラノからキャバルリーツイル、コーデュロイやモールスキン。
春夏はコットンドリルからシアサッカー、リネンなどにも。

はたまた お手持ちの軍パンなど(古着、VINTAGEなど)にも合わせてみて下さいね。

















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・・・・・ダークスーツでもたまにはお気楽なエラスで如何でしょうか!
このピンクが如何にも英国的!



















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・・・・・爽やかなスカイブルーにラゴンブルーというネーミングのレザーを合わせて。
清涼感溢れ、見ているだけで爽やかで涼しげな印象ですよね。

吊り用のトラウザースは春夏だって欠かせません。
こんな爽やかな色味で気持ちと機能だけでも軽快に!




















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・・・・・大人になっても余裕のある遊び心を忘れずにいたいものです。
どうせ上着を着ていれば、ウエストコートがあれば見えぬ物、それがブレイシーズですね。

敢えてミーハーなロンドンの名ストリートなデザイン、
ベタな〇〇さも一周回って新しい⁉

エンドはアイヴォリーのヌバック、季節問わず何にでも合わせて下さい。



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・・・・・V字体は断られましたが、当店別注の指定サイズで作ってもらっています。

MADE IN ENGLAND 末永く続いて欲しいです。


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・・・・・それでは1本 私も購入!
早速エラスリボンをカットしました。
お身体の大きな方へ対応も出来るようにテープ長は全てXLサイズ指定。
当店販売分はサイズ調整込みですから 合わせるトラウザースと共に御来店下さい。

カットした長さが違いますね!
私は右肩下がり強めなので右を多くカットしてこそアジャスター金具の位置が左右対称で吊れる事になります。
 ブレイシーズも本来ネットで購入すべきではなく、本来では試着が必要です。


















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・・・・・如何でしょうか、薄く脚長でフラットなレザーエンドでとてもスッキリ!
エラスリボンはリジットリボンより やや厚みがあるので、金具から折曲がって二重になる距離は短め目に設定、自分用ですからね!


私がまだ若くて英国製ヴィンテージスーツを漁っていた頃、当時のブレイスはほぼエラスでブライドエンドのものでした。
そういう意味でも凄く懐かしい感じです!



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・・・・・新顔は如何でしたでしょうか。
今回のBLOGで知る御方もおりましょう、これから案外浸透して人気が出るかも知れませんよ(笑)!

ではここで今一度 当店在庫の状況を見て頂きましょう。


一番左側、シルクリボンのリミテッドエディションがラスト1本。
クラシックなボックスクロスはブルーとグリーンの2色、今回 追加すれば良かった、、、。






















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・・・・・RIGIDなリボンタイプで
今回は一番人気のシルバーが欠品していたので追加補充です。



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・・・・・この度の新顔、エラスな4種!

(左から2番目のみ、お陰様で もう既にラスト1本となります。)


















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・・・・・紳士の限られたアクセサリー類も 拘れば随分と楽しめるものですよ。
キチンとサイズを合わせ、そのブレイシーズが持つ性能自体を十分に引き出した上でご使用ください。
200年以上の歴史を今にも!



皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
 改めまして 本年もどうか宜しくお願い申し上げます。





















【 早期受注キャンペーンのお知らせで御座います。】



1月23日(金)〜 2月23日(月)




今月後半から約一か月に渡り、HOUSE STYLE ORDER限定:ご協力工場さんの企画となる早期受注キャンペーンが開催されます。
 仕立てに伴う工期が少し長く掛かる分、ささやかながらお値引きが入ります。

ご注文内容は春夏・秋冬などの季節は問いません。
2P・3P-SUITS、COAT(JACKET)、OVER COAT が対象となります。

お値引きもささやかでは御座いますが、ご新規様含め もしお急ぎでなければ是非有効活用して頂けましたら幸いです。
 ご来店日程が早くても キャンペーン依頼とリクエスト下されば 日程に合わせて投入致しますので、いつでもお気兼ねなくお申し出ください。







期中追加仕入れで素敵なコート地も入荷しております!
 是非お時間を御捻出頂けましたら幸いで御座います。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。





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2025年11月18日

【 ACORN FAIR 】





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 11月も後半に差し掛かり、いよいよ冬の到来です。
街中ではクリスマスのディスプレーもチラホラ見受けられますね。
やはり装いと共に冬は盛り上がります!



さて、先週告知させて頂きましたが 無事に英国より大きな荷物が届きました。
いよいよ 【 ACORN FAIR 】の開催で御座います!


 BLOGでは本日公開となりますが、店頭では一足先に展開させて頂いており
お待ち下さっておられた顧客様方におかれましては早々にご足労頂いております。
光栄なるご注文を頂戴致しまして心より光栄な限りで御座います。
本当にいつも御贔屓を賜りまして 誠に有難う御座います。

英国製のシャツ地、欲しくても普段は国内展開されておりませんので
是非この御機会を有効利用して頂けましたら幸いです。

 この度は全17種、いよいよ ドングリ祭りのスタートです。
では早速ご覧いただきましょう!



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・・・・・カントリー系からドレス系まで幅広く揃えました。
当たり前なド定番生地も敢えて英国製に拘って下さいね!














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・・・・・先ずは秋冬には欠かせぬブラッシュドコットン。
(ツイル地を起毛してあります)

タッターソール系の格子柄は英国の伝統的な古典柄の一つです。
配色な2色の重ね格子から今では様々にバリエーションも広がりました。

確りした綾織り地を起毛させ、とても優しくて温もりがあります。
ですが地厚過ぎないのは やはりインナー(下着)としてのベストなバランスだという事です。

そして これも欠かせぬ重要なポイントと致しまして、ベースがクリームである事。
ホワイトと比べ柔らかい色味で配色格子にとても調和し ほんわか するのです!
これがホワイトベースだと冷たくてキツく感じられるのですね。

( A / B / C )
















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・・・・・( A )
タンが入っている色味は大変使いやすく合わせやすいですね。
王道的とも言える配色です。
 スェードの靴も履きたくなってしまいます。












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・・・・・( B )
マルーンとグリーン、クリスマスも彷彿させてくれる配色にブルーを更に重ねます。
それぞれの主張が異なる配色、この『ガチャ』っとした ある意味派手にも感じられる配色こそ英国らしさでもあります。
 良いですよね〜、こういうセンスは他国のシャツ地ではありません!

マルーンとグリーン、ツィードはブラウン系でもグリーン系でも許容してくれますよ。













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・・・・・( C )
グリーンとネイビーで少し落ち着きがあります。
前者と比べ、格子柄のマスもやや小さめで まとまりの良いデザインです!

グリーン系のツィードを合わせたくなりますし、グリーンのシェットランドセーターやBarbourのインナーにも是非!













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・・・・・( B )
マスのサイズ感を!

















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・・・・・( D / E )
お次はソリッドです。
タッターソールチェックはウエストコートでも愛用されますので、流石にそんな時はインナーをソリッドで抑えたいところ、、、これらも欠かせないのです!


左:(D)デニム、シャツ地用ですからイメージされるより薄くて着やすいでしょう。
デニムならではの色落ち、タフなシャツでエイジングも楽しんで頂きます。


右:(E)ブラッシュドコットンのクリームです。
言わずもがな万能選手です!
ある内に手に入れて下さいませ。









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(E)









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(D)















・・・・・さて、以降はドレスシャツに入ります。


















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・・・・・( F / G )
当たり前過ぎるシャツ、ポプリンの 100/2×100/2 は高品質コットンシャツ生地として基準となる品質でありポジションとなります。
 そんな当たり前なポプリンであればイタリア製でもスイス製でも賄えます。
が、この際には敢えて英国製での自己満を!
 ホワイトはともかく、色が入るとメーカー差もあって当然です。














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・・・・・( F / G )

F:WHITE  G:LIGHT BLUE

青味の強い独特なブルーシャツ(RIVIERAなど)も英国らしくて良いのですが、今回は敢えて当たり前なライトブルーです。
 この色味もT.MASON 等と比べてみて下さい、国内で限られた展開色内となるでしょうが青にも赤味、緑味など結構雰囲気が変わります。

スーツ地で見てみると、ミディアムグレーは青味系と黄味系に分かれ随分と与える印象が違います。

もう今やT.Mはイタリア製、、、
単純明快なライトグレーを是非英国センスにて(笑)!

















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・・・・・( H / I / J / K / L )
来ましたよ、クラシックなストライプ群が!


今回 オルタネートストライプは無し、ホワイトと有色での2色構成なクラシックストライプに拘りました。












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・・・・・ブルー系で3種。

左:(H)ヘアラインストライプ
中:(K)ペンシルストライプ
右:(L)ロンドンストライプ(日本語)


段々と線が太くなります!
ヘアラインは名の如く 髪の毛の様に細くて密集した縞柄なので ほぼ無地に見えます。
無地に見えますがストライプであり、ほんのりと表情があって大好きな柄です。
ポプリンに同じく、こちらもライトブルーとなります。


ペンシルストライプ、当たり前過ぎるストライプの代表格であります。
ネイビーの縞はベースとホワイトとコントラストも効いてシャキッとした清潔感に溢れていますね。
 この位の縞であればレジメンタルタイとも十分に合わせられます。
こういう当たり前のシャツこそ気付けばヘビーローテーションなのですよ!


ネイビーのロンストは説明いらずですね。
これも、、、ネイビー地の色、線の太さ、そして白×青の比率、、、とても拘りどころです。
 ロンストという位ですから英国製なACORNこそ基準とされて下さい!















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H / K















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K / L

















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・・・・・( I / J )

上:( J )スカイブルー
下:( I )ピンク


2色、色違いの兄弟で登場。
こちらもペンシルストライプ範疇に入るでしょう。

大きく違う特徴は、線同士の隙間が多いのでベースであるホワイトの比率が高い事です!
故に全体感はホワイトが勝つので 明るめで爽やかな印象になります。

これでネイビーやレッドもらしくて良いのですが、先ずは使いやすい所で淡いトーンよりのご提案で御座います。
特にピンクの方は更に優しい桜色に中和され、とても魅力的な色味を醸し出しています。

ライトブルーのシャツにネイビータイ、見慣れていますね。
ピンクのシャツにはボルドータイ、同じです!

縞柄自体は確りと感じられるので『クレリックカラー』にされても良いですね。
控えめながらも芯のあるシャツになってくれるでしょう。


















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・・・・・( K / L / M )

これまたクラシックな END ON END です。
色糸を白糸と織り合わせ、独特のかすれた様な表情を醸し出します。
 そんな表情より日本では『刷毛目』と呼ばれています。

大した差ではありませんが ポプリンより少しだけスポーティーに寄るポジショニングです。
故にツィードやジャケットスタイルにも存分に合わせて着用されます。


左:( K ) BLUEBELL
中:( L ) ROSE PINK
右:( M ) GREY


 ブルーベルはヒヤシンスに似たとても可愛くて綺麗な花、ローズピンクは赤みが柔らかくて優しいピンクであり薔薇のイメージより高貴・高級に見えますね!
ドングリさんのネーミングセンスです。

グレーはライトに近いミディアムグレーといった感じです。
実はグレーのシャツ地、日本で扱われているシャツ生地ではかなり少ないのですが本国より買い入れていないという事でしょう。
 無彩色コーデ含め とても魅力的なんですけどね!

END ON ENDは万能シャツであり、クレリックカラーにも是非お勧めです。

















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( K ) BLUEBELL














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( M / L )GREY / ROSE PINK














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( M )GREY














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・・・・・以上 計17種のご紹介で御座いましt。
下の写真をご覧下さい、かなりリアルな色味が出ていると思います。

縞の感じ、マスの感じ、織り地、そして色味を比較してみて下さい。
真ん中にホワイトポプリンがいますが、二つ下がエクリュ(生成色)です。



では少し ご提案含めてイメージを膨らませてみて下さい!













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・・・・・欠かせぬロンスト!
線が強いので やはりソリッドタイがシックリきますね。













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・・・・・ピンク系のシャツを上手く着こなされていますね!











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( I ) PINK:PENCIL STRIPE








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( L ) ROSE PINK:END ON END













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・・・・・英国王の計算高い着こなしは本当に勉強になります。
私なぞがおこがましいのですが、、、パーフェクトなコーデですね!
品も兼ね備えた着こなしは流石であり 本当に素晴らしい。


















・・・・・では結構最近 見方が変わって自身でも取り入れるようになったコーデをご紹介致しましょう。

「タイとシャツの関係はそれなりにコントラストやメリハリがあった方が映える」
これは正論でもあり、同系色や同トーン を持ってくると沈み込み ぼやけてしまいます。
 故に避けておりましたが、英国王が着こなされると それなりの説得力が‼


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・・・・・この御方までも!

皆様はどう思われるでしょうか!?














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( K ) BLUEBELL:END ON END















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( M ) GREY:END ON END
















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( G ) LIGHT BLUE:POPLIN





















・・・・・以上で御座います。
最後までお付き合い頂き 誠に有難う御座いました。

是非ともお時間を御捻出いただき 英国製のシャツ地をご覧になりにいらして下さい。
 ですが、ご遠方の方々やご多用の方々におかれましては『型紙ホルダー』の顧客様であればメールオーダーでも簡単にご注文頂けますのでご検討頂けましたら幸いです。
(お取り置きも受けさせて頂きますのでお気軽にご連絡頂ければと思います。)

ご注文が早ければ年末に、遅くても年明け早々に仕立て上がりますので
まだまだ秋冬系のシャツ地も存分にご堪能頂けます。


 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。




















・・・・・誠に恐縮ながら 来週のBLOG更新はお休みとさせて頂きます。
次回は 12月2日(火) の更新を予定しております。

また、11/23(日)は第4日曜日なので定休日となります。
11/25(火)は毎週の定休日となります。
 この度イレギュラーに遅い夏休みを頂くべく 24日・26日をお休みとさせて頂きます。

結論的に 11/23〜26 四連休となりますので、お問い合わせ含めご対応が出来ません。
多大なる御不便をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

≪ 11月27日(木)より通常営業に戻ります。≫








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2025年09月30日

【 Dittos.TIE 24th-COLLECTIONS 】





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・・・・・哀愁漂う あの名曲「愛のテーマ」 が聞こえてくるようです。
エレガントで威厳と共に色気さえ感じさせるダークスーツの着こなし。
装いのもたらす効果と意味を良く理解されている方々でもありましょう。

ピンク色のネクタイ、
皆様のワードローブには御座いますでしょうか。















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・・・・・色だけですが、、、極めてエレガントなドンへのオマージュも込めて。

今回の新作タイより。

白く見えるチーフ、実はかなり淡いサーモンピンクのコットンチーフと共に。














・・・・・10月を目前に 厳しかった夏の暑さもやっと陰りをみせ、少しずつ秋を感じられるようになって参りました。

ようやく衣替えの時期を迎えようという頃では御座いますが、皆様におかれましてはお変わり御座いませんでしょうか。
 季節の変わり目です、どうかご体調には十分にお気を付け下さいませ。


さて、やっと新作のタイをご紹介させて頂く事が出来ます。


此度で24度目の展開とはなりますが、また御世話になっていた工房さんが幕を閉じる事となり、新たな工房さんでお願いする運びとなりました。
 日本だけではありませんが、モノ作りの現場は高齢化や継承者、後継者不足によりどんどん無くなってきており、特にネクタイ製造は厳しさを増すばかりです。
新たな工房さんでの初コレクション、、、実は過去一の出来栄えで御座います!

どの工房さんでもプロの技ですから高次元な品質である事は前提に、今回の工房さんは今までで一番 私の希望する品質で仕立てて下さる高度な技術をお持ちであり、仕立て上がりを心待ちにしておりました。

美しい仕上がりな分⁉ 対価は軽く倍以上でもあり、逆にそうで無ければ存続できない、もしくは現代における相場という事なのかも知れません。
日本の手仕事による価値はもっともっと高く評価してあげられるようでなければ衰退は一層拍車が掛かってしまうでしょう。

ネクタイというアイテムが活躍する場を減らしつつある昨今、紳士の装いには必要不可欠なアイテムでもあります。
皆様におかれましては応援も含めて美しく質の高い手作りのクラシックタイを締め、装いを存分にご堪能して頂けましたら何よりの幸いに御座います。


 では早速 素晴らしいコレクションをご覧頂きましょう。



















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DAVID EVANS & CO

(ADAMLEY)


Printed in ENGLAND



・・・・・150年以上の歴史を持つ同社のシルクプリント。
ナポリではあのE.MARINELLAも同社のプリント地は欠かせません。
この度は全12種も御座いますので、カテゴリー別にてご覧頂きましょう。














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・・・・・クラシックな小紋、そしてドット。
間違いなき、正に同社の真骨頂たるシリーズです。

膨大なアーカイブより抜粋の上、美味しい所だけ少しずつ!














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・・・・・これまた英国らしい、、、、クセのあるコッテリ感がそそります。
ボタニカルシリーズより、花柄、そしてペイズリーです。

見ているだけでワクワクしてしまいます。
それにしても素晴らしい!














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・・・・・残るはファンシーなシリーズ、トップバッターはプリント地での格子柄。
正にスポーティーなエッセンスと共に清涼感もありますね。















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・・・・・ローズピンクが本当に素敵、、、モチーフは何に見えますか⁉
エリザベス女王もこよなく愛したコーギー君であり、これまたピンクに合うパープルで。

このローズピンク、派手と思わず是非お試しください!
きっとお気に入りになる筈ですよ。














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・・・・・インパクト絶大でパンチ力も抜群な逸品、えぐいベースの色味は鮮やかな ピーコックブルー。
サイズ様々な彩あるモチーフがとても賑やかです。
 なんか一部モチーフはLVっぽい(笑)、村上隆さんの元気なアートにも通ずるようなパワーがありますね。

これまたマニアックでサイケな、、、、
こんなどこを探しても売っていないようなタイを激渋なクラシックスタイルに合わせて締めてしまう余裕と遊び心を持って頂きたいと選ばせて頂いております!















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・・・・・変わらぬ同社のネームはグリーン、そして四方手まつり縫いをご覧下さい。


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・・・・・これです、コレなのです。
手巻きロール・手まつり縫い始末はスカーフやチーフでお馴染みですね。
ネクタイも元祖は同じ、この始末による裏無し一重仕立てが望ましく 昔ながらにあるべき姿でもあります。

タイの工房さんでは効率優先含め 裏有りで縫い返す仕様が多い為、この様に手巻き、手縫い始末になれたところは少ないと言えます。
 故に手巻きというより 出来る限り細く畳んで手まつり縫い といった感じが多いのですね。
勿論それが悪い訳ではなく、手間や工程は同じです。
 ですがこの様に細くピリッと巻けると まるで爪楊枝が入っているようですね!
このウエルトな立体感と共にエッジにハリが出てとても美しく大剣を魅せてくれるのです。

これは本当に上手い! 思わず感激してしまった次第です。



【 全長 】  約135p

ハイライズなトラウザースに合わせ 比較的に短めです。
(バイアス裁断なので使用していれば多少は伸びます。)
一般的なレングスは150p前後であり、日本人には少々長めでしょう。
 高身長や首のお太い方は小剣側のレングス調整で大剣側重視に結んで下さい。



【 大剣 】 9.5p幅

日本国内では何故かいつまでも大剣幅の狭い物ばかり、、、
欧州では9.5p幅が標準的であり、日本でのインポートタイは敢えて大剣幅を細く指定の上 別注されているタイも御座います。
 ある程度はその時代の上着ラペル幅に連動していると調和がとれると言えますが、クラシックな上着のラペルは 大抵この位になります。

そして大剣の幅だけではなく、タイにもシルエットがありますので そんな所も含め 結んだときの美しさを最優先に。



【 芯地 】

天然素材に拘り、2種の芯地で構成させています。
結びやすさと程好いボリューム感は前提に、イタリアに良くあるタイよりは薄く感じられるでしょう。
 英国のVINTAGE TIEなどは驚くほどペラペラですね!

ドンの時代はさておき、今ではイタリアはほぼウエストコートを着用しないのでタイにはボリュウームが欲しい、ですがピタッとフィットさせるウエストコート内に そのボリュームは過剰です。

 シャツやタイ、ブレイシーズなどの周辺アイテムは上物(重衣料)に全て連動と調和が考えられているべきなのです。
だからこそ、、、
当店でも細々とシャツやタイ、ブレイシーズを企画・展開しているのですね!






また前置きが長くなりました、、、
では個別紹介に参りましょう。




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【 A 】



・・・・・美しき爽やかな アイスブルー。
品のある小さな小紋はゆったり密度、オレンジが効いていますね。


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【 B 】



・・・・・オリーブグリーン はもはや鉄板です。
日本人には馴染み薄なグリーン、小さなネクタイなら付き合いやすいでしょう。

御愛用経験者の方々は魅力を知っていますから トーンや柄違いでも集めたくなりますよね。


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【 C 】


・・・・・ボルドーも欠かせぬ色です。
赤いパワータイとは全く違い、品もあって落ち着いた中に静かなる情熱を感じさせてくれる事でしょう。

ネイビーやグレーには頗る合いますよね。


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【 D 】



・・・・・個人的には惹かれてやまぬ ダックブルー。
鴨の羽に由来する緑みがかった明るいブルーです。

この絶妙な中間色、誰もが進んで選ばぬ色、だからこそ魅力的で可能性に満ちている!
額(スーツなど上物)はクラシックでベーシック、だからこそ限られたVゾーンでささやかな個性と演出をお楽しみ下さい。


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【 E 】


・・・・・ネイビーベースに小さなドットタイ、ソリッドの次に手に入れるべきタイです。

一応ピンドット範疇ですね、これはエレガント度合いの高いタイでありビジネスシーンでも欠かせません。
 実は小さな捻りもありまして、、、ピンドットはライトパープルなのです!


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【 F 】



・・・・・ダークネイビー地に確りとした主張の有る小紋タイ。
花柄ベースですが、勲章の様にも見えますね。

勇ましく堂々としており、キリっとしてやる気に満ちたVゾーンをお約束致します。


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・・・・・次はボタニカルシリーズの登場です。

















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【 G 】



・・・・・歴史と伝統のあるクラシックなペイズリー柄。
この独特なデザイン、原形は草木であり花がモチーフです。

柄のサイズがとても大きくキャンバスに収まりませんね。
英国デザイナーはよくBIG柄にしますよね(笑)。

迫力もあり小さなVゾーンでは収まりきらぬスケール、そんな広き心内をもメッセージに込めたコーデもありでは⁉

こういうのが大好物でして!


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【 H 】



・・・・・正に欧州、イギリスらしさを感じさせてくれるタッチであり配色です。
これはビジネスというよりタウンやカントリーなスタイルに合わせたいですよね。

例えば今期お勧め地でご紹介した VINATAGE HIELD BROS:グラスグリーン のスーツなんて完璧なマッチングでしょう。
ツィードなどのカントリースタイルにも是非合わせて頂く為のタイです!
 なんか芸術家的な感じすら、、、。


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【 I 】



・・・・・先の色違いです。
トーンがブルー、ネイビー系でまとめられていますので こちらはシーンを選ばずに愛用出来ます。
 強いての拘りは、、、合わせるシャツはポプリンではなく刷毛目(END ON END)で!
その心は⁉ 店頭にて。


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・・・・・最後はファンシー系で締めくくりますよ。

















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【 J 】



・・・・・これ、別にファンシー枠ではありませんが 一般的には派手かと、、、。
ローズピンクとパープルの同系色な相性は抜群のセンス、英国好きな御方にはコーギー君の意味たるや 込められたコーデに自己満も!

これは是非お試し頂きたい、、、
日本男児、もっと色を楽しむべきです!


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【 K 】



・・・・・今回コレクションの中で一番スポーティーですね。
色味からどちらかと言えば春夏系を感じさせますが、今期お勧め地で言えば、、、
STANDEVEN:SUMMER DONEGAL のスーツにはベタですが抜群の相性です。

スポーツ=ブレザー(シングルブレスト)という事でブレザーにも!


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【 L 】



・・・・・今回コレクションの中で一番派手であり、一番売れなさそうでもありますね(笑)。
どんなシーンで、どんなコーデで合わせれば、、、、そんなお声が聞こえてきそうです(汗)。


こんなにもマニアックで個性強きタイこそ、自分のスタイルに落とし込む遣り甲斐を感じさせないでしょうか!
 確かにシーンを選ぶのは当然ながらも、大人の遊び心を失ってはなりません。

リネンのスーツに合わせるのであれば全然イケてる範疇ながら、
もし敢えてダークスーツで合わせるなれば シャツもダークトーンを選んでみて下さい。
  タイ以外はベーシックで控えめですからシャツを濃くすると更にタイが引き立ちますね。
タイを更に誇張させ主役に立ててしまう事で派手さに説得力と熟し加減が出つつ、そこから会話も生まれるかも知れません!
 目立つ、派手、であれば より目立たせてしまう事で手綱を引く、というパターンも。


装いをもっと楽しんで参りましょう!
世間では売っていない物こそ価値や面白みを見出すのです(笑)。
大人になれば 甘さや辛さだけではなく、渋味やエグ味さえも美味しく感じられるものです。


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・・・・・では個性強めなタイも含め 試着してみますよ!



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・・・・・如何でしたでしょうか、、、長かったですよね、お付き合い誠に有難う御座いました。


ネクタイは単なる小物アイテムであり、単体で見る楽しさもあります。
しかしコーディネートして自分自身で着こなす事こそ装いでもあり、そこに秘めたるメッセージさえ込められるのです。

 敢えて締められる真っ赤なパワータイがあれば、落ち着いたブルーのタイがもたらす意味と印象。
政治の世界では装いさえ戦略であり、それだけ周りの方々へ印象を与える事が出来ます。

ノータイが幅を利かす昨今、とても残念であり勿体無いとさえ思います。
スーツに限らず テーラードクロージングにネクタイは必要なアイテムでもあります。

当BLOGをご覧下さる多くの皆様は同感して下さるかも知れません。

魅力的な装いで かつ楽しんでおられれば周りの方々もハッピーな気持ちと共に良い刺激にもなりましょう。
衣食住の『衣』を存分に楽しまなければ人生勿体無いです。
 素敵な装いを魅力的なネクタイと共に、、、お仕立てになられたスーツやジャケットの可能性を見出し、活かして頂けましたら幸いで御座います。


 どうか此度のコレクションと共に、引き続き宜しくお願い申し上げます。


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● 今回の新作タイですが、種類も多く 分納となっております。
店頭では9/27デビューであり、お陰さ様により既に少し減っております。

次ロット(完納)のお仕立て上がり分は 10月中旬頃 との予定であり、初回ロット分の在庫が無くなり次第 次のロットをお待ち頂く可能性が御座います。
ご了承頂けます様 宜しくお願い申し上げます。











・・・・・御来店の難しい方々におかれましては 御発送も喜んでご対応させて頂きます。
お支払いはお振り込みか、オンラインでのクレジットカード決済も可能です。

どうかお気軽に電話でも、メールでも、HP問い合わせ などでご連絡頂ければと思います。

そんなに多くはお作りしておりませんので、「これは!」と思われるタイが御座いましたらご予約をお勧め申し上げます。

 では重ね重ね恐縮ながら 改めて宜しくお願い申し上げます。





posted by 水落 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おススメ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする