2025年09月30日

【 Dittos.TIE 24th-COLLECTIONS 】





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・・・・・哀愁漂う あの名曲「愛のテーマ」 が聞こえてくるようです。
エレガントで威厳と共に色気さえ感じさせるダークスーツの着こなし。
装いのもたらす効果と意味を良く理解されている方々でもありましょう。

ピンク色のネクタイ、
皆様のワードローブには御座いますでしょうか。















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・・・・・色だけですが、、、極めてエレガントなドンへのオマージュも込めて。

今回の新作タイより。

白く見えるチーフ、実はかなり淡いサーモンピンクのコットンチーフと共に。














・・・・・10月を目前に 厳しかった夏の暑さもやっと陰りをみせ、少しずつ秋を感じられるようになって参りました。

ようやく衣替えの時期を迎えようという頃では御座いますが、皆様におかれましてはお変わり御座いませんでしょうか。
 季節の変わり目です、どうかご体調には十分にお気を付け下さいませ。


さて、やっと新作のタイをご紹介させて頂く事が出来ます。


此度で24度目の展開とはなりますが、また御世話になっていた工房さんが幕を閉じる事となり、新たな工房さんでお願いする運びとなりました。
 日本だけではありませんが、モノ作りの現場は高齢化や継承者、後継者不足によりどんどん無くなってきており、特にネクタイ製造は厳しさを増すばかりです。
新たな工房さんでの初コレクション、、、実は過去一の出来栄えで御座います!

どの工房さんでもプロの技ですから高次元な品質である事は前提に、今回の工房さんは今までで一番 私の希望する品質で仕立てて下さる高度な技術をお持ちであり、仕立て上がりを心待ちにしておりました。

美しい仕上がりな分⁉ 対価は軽く倍以上でもあり、逆にそうで無ければ存続できない、もしくは現代における相場という事なのかも知れません。
日本の手仕事による価値はもっともっと高く評価してあげられるようでなければ衰退は一層拍車が掛かってしまうでしょう。

ネクタイというアイテムが活躍する場を減らしつつある昨今、紳士の装いには必要不可欠なアイテムでもあります。
皆様におかれましては応援も含めて美しく質の高い手作りのクラシックタイを締め、装いを存分にご堪能して頂けましたら何よりの幸いに御座います。


 では早速 素晴らしいコレクションをご覧頂きましょう。



















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DAVID EVANS & CO

(ADAMLEY)


Printed in ENGLAND



・・・・・150年以上の歴史を持つ同社のシルクプリント。
ナポリではあのE.MARINELLAも同社のプリント地は欠かせません。
この度は全12種も御座いますので、カテゴリー別にてご覧頂きましょう。














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・・・・・クラシックな小紋、そしてドット。
間違いなき、正に同社の真骨頂たるシリーズです。

膨大なアーカイブより抜粋の上、美味しい所だけ少しずつ!














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・・・・・これまた英国らしい、、、、クセのあるコッテリ感がそそります。
ボタニカルシリーズより、花柄、そしてペイズリーです。

見ているだけでワクワクしてしまいます。
それにしても素晴らしい!














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・・・・・残るはファンシーなシリーズ、トップバッターはプリント地での格子柄。
正にスポーティーなエッセンスと共に清涼感もありますね。















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・・・・・ローズピンクが本当に素敵、、、モチーフは何に見えますか⁉
エリザベス女王もこよなく愛したコーギー君であり、これまたピンクに合うパープルで。

このローズピンク、派手と思わず是非お試しください!
きっとお気に入りになる筈ですよ。














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・・・・・インパクト絶大でパンチ力も抜群な逸品、えぐいベースの色味は鮮やかな ピーコックブルー。
サイズ様々な彩あるモチーフがとても賑やかです。
 なんか一部モチーフはLVっぽい(笑)、村上隆さんの元気なアートにも通ずるようなパワーがありますね。

これまたマニアックでサイケな、、、、
こんなどこを探しても売っていないようなタイを激渋なクラシックスタイルに合わせて締めてしまう余裕と遊び心を持って頂きたいと選ばせて頂いております!















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・・・・・変わらぬ同社のネームはグリーン、そして四方手まつり縫いをご覧下さい。


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・・・・・これです、コレなのです。
手巻きロール・手まつり縫い始末はスカーフやチーフでお馴染みですね。
ネクタイも元祖は同じ、この始末による裏無し一重仕立てが望ましく 昔ながらにあるべき姿でもあります。

タイの工房さんでは効率優先含め 裏有りで縫い返す仕様が多い為、この様に手巻き、手縫い始末になれたところは少ないと言えます。
 故に手巻きというより 出来る限り細く畳んで手まつり縫い といった感じが多いのですね。
勿論それが悪い訳ではなく、手間や工程は同じです。
 ですがこの様に細くピリッと巻けると まるで爪楊枝が入っているようですね!
このウエルトな立体感と共にエッジにハリが出てとても美しく大剣を魅せてくれるのです。

これは本当に上手い! 思わず感激してしまった次第です。



【 全長 】  約135p

ハイライズなトラウザースに合わせ 比較的に短めです。
(バイアス裁断なので使用していれば多少は伸びます。)
一般的なレングスは150p前後であり、日本人には少々長めでしょう。
 高身長や首のお太い方は小剣側のレングス調整で大剣側重視に結んで下さい。



【 大剣 】 9.5p幅

日本国内では何故かいつまでも大剣幅の狭い物ばかり、、、
欧州では9.5p幅が標準的であり、日本でのインポートタイは敢えて大剣幅を細く指定の上 別注されているタイも御座います。
 ある程度はその時代の上着ラペル幅に連動していると調和がとれると言えますが、クラシックな上着のラペルは 大抵この位になります。

そして大剣の幅だけではなく、タイにもシルエットがありますので そんな所も含め 結んだときの美しさを最優先に。



【 芯地 】

天然素材に拘り、2種の芯地で構成させています。
結びやすさと程好いボリューム感は前提に、イタリアに良くあるタイよりは薄く感じられるでしょう。
 英国のVINTAGE TIEなどは驚くほどペラペラですね!

ドンの時代はさておき、今ではイタリアはほぼウエストコートを着用しないのでタイにはボリュウームが欲しい、ですがピタッとフィットさせるウエストコート内に そのボリュームは過剰です。

 シャツやタイ、ブレイシーズなどの周辺アイテムは上物(重衣料)に全て連動と調和が考えられているべきなのです。
だからこそ、、、
当店でも細々とシャツやタイ、ブレイシーズを企画・展開しているのですね!






また前置きが長くなりました、、、
では個別紹介に参りましょう。




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【 A 】



・・・・・美しき爽やかな アイスブルー。
品のある小さな小紋はゆったり密度、オレンジが効いていますね。


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【 B 】



・・・・・オリーブグリーン はもはや鉄板です。
日本人には馴染み薄なグリーン、小さなネクタイなら付き合いやすいでしょう。

御愛用経験者の方々は魅力を知っていますから トーンや柄違いでも集めたくなりますよね。


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【 C 】


・・・・・ボルドーも欠かせぬ色です。
赤いパワータイとは全く違い、品もあって落ち着いた中に静かなる情熱を感じさせてくれる事でしょう。

ネイビーやグレーには頗る合いますよね。


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【 D 】



・・・・・個人的には惹かれてやまぬ ダックブルー。
鴨の羽に由来する緑みがかった明るいブルーです。

この絶妙な中間色、誰もが進んで選ばぬ色、だからこそ魅力的で可能性に満ちている!
額(スーツなど上物)はクラシックでベーシック、だからこそ限られたVゾーンでささやかな個性と演出をお楽しみ下さい。


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【 E 】


・・・・・ネイビーベースに小さなドットタイ、ソリッドの次に手に入れるべきタイです。

一応ピンドット範疇ですね、これはエレガント度合いの高いタイでありビジネスシーンでも欠かせません。
 実は小さな捻りもありまして、、、ピンドットはライトパープルなのです!


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【 F 】



・・・・・ダークネイビー地に確りとした主張の有る小紋タイ。
花柄ベースですが、勲章の様にも見えますね。

勇ましく堂々としており、キリっとしてやる気に満ちたVゾーンをお約束致します。


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・・・・・次はボタニカルシリーズの登場です。

















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【 G 】



・・・・・歴史と伝統のあるクラシックなペイズリー柄。
この独特なデザイン、原形は草木であり花がモチーフです。

柄のサイズがとても大きくキャンバスに収まりませんね。
英国デザイナーはよくBIG柄にしますよね(笑)。

迫力もあり小さなVゾーンでは収まりきらぬスケール、そんな広き心内をもメッセージに込めたコーデもありでは⁉

こういうのが大好物でして!


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【 H 】



・・・・・正に欧州、イギリスらしさを感じさせてくれるタッチであり配色です。
これはビジネスというよりタウンやカントリーなスタイルに合わせたいですよね。

例えば今期お勧め地でご紹介した VINATAGE HIELD BROS:グラスグリーン のスーツなんて完璧なマッチングでしょう。
ツィードなどのカントリースタイルにも是非合わせて頂く為のタイです!
 なんか芸術家的な感じすら、、、。


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【 I 】



・・・・・先の色違いです。
トーンがブルー、ネイビー系でまとめられていますので こちらはシーンを選ばずに愛用出来ます。
 強いての拘りは、、、合わせるシャツはポプリンではなく刷毛目(END ON END)で!
その心は⁉ 店頭にて。


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・・・・・最後はファンシー系で締めくくりますよ。

















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【 J 】



・・・・・これ、別にファンシー枠ではありませんが 一般的には派手かと、、、。
ローズピンクとパープルの同系色な相性は抜群のセンス、英国好きな御方にはコーギー君の意味たるや 込められたコーデに自己満も!

これは是非お試し頂きたい、、、
日本男児、もっと色を楽しむべきです!


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【 K 】



・・・・・今回コレクションの中で一番スポーティーですね。
色味からどちらかと言えば春夏系を感じさせますが、今期お勧め地で言えば、、、
STANDEVEN:SUMMER DONEGAL のスーツにはベタですが抜群の相性です。

スポーツ=ブレザー(シングルブレスト)という事でブレザーにも!


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【 L 】



・・・・・今回コレクションの中で一番派手であり、一番売れなさそうでもありますね(笑)。
どんなシーンで、どんなコーデで合わせれば、、、、そんなお声が聞こえてきそうです(汗)。


こんなにもマニアックで個性強きタイこそ、自分のスタイルに落とし込む遣り甲斐を感じさせないでしょうか!
 確かにシーンを選ぶのは当然ながらも、大人の遊び心を失ってはなりません。

リネンのスーツに合わせるのであれば全然イケてる範疇ながら、
もし敢えてダークスーツで合わせるなれば シャツもダークトーンを選んでみて下さい。
  タイ以外はベーシックで控えめですからシャツを濃くすると更にタイが引き立ちますね。
タイを更に誇張させ主役に立ててしまう事で派手さに説得力と熟し加減が出つつ、そこから会話も生まれるかも知れません!
 目立つ、派手、であれば より目立たせてしまう事で手綱を引く、というパターンも。


装いをもっと楽しんで参りましょう!
世間では売っていない物こそ価値や面白みを見出すのです(笑)。
大人になれば 甘さや辛さだけではなく、渋味やエグ味さえも美味しく感じられるものです。


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・・・・・では個性強めなタイも含め 試着してみますよ!



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・・・・・如何でしたでしょうか、、、長かったですよね、お付き合い誠に有難う御座いました。


ネクタイは単なる小物アイテムであり、単体で見る楽しさもあります。
しかしコーディネートして自分自身で着こなす事こそ装いでもあり、そこに秘めたるメッセージさえ込められるのです。

 敢えて締められる真っ赤なパワータイがあれば、落ち着いたブルーのタイがもたらす意味と印象。
政治の世界では装いさえ戦略であり、それだけ周りの方々へ印象を与える事が出来ます。

ノータイが幅を利かす昨今、とても残念であり勿体無いとさえ思います。
スーツに限らず テーラードクロージングにネクタイは必要なアイテムでもあります。

当BLOGをご覧下さる多くの皆様は同感して下さるかも知れません。

魅力的な装いで かつ楽しんでおられれば周りの方々もハッピーな気持ちと共に良い刺激にもなりましょう。
衣食住の『衣』を存分に楽しまなければ人生勿体無いです。
 素敵な装いを魅力的なネクタイと共に、、、お仕立てになられたスーツやジャケットの可能性を見出し、活かして頂けましたら幸いで御座います。


 どうか此度のコレクションと共に、引き続き宜しくお願い申し上げます。


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● 今回の新作タイですが、種類も多く 分納となっております。
店頭では9/27デビューであり、お陰さ様により既に少し減っております。

次ロット(完納)のお仕立て上がり分は 10月中旬頃 との予定であり、初回ロット分の在庫が無くなり次第 次のロットをお待ち頂く可能性が御座います。
ご了承頂けます様 宜しくお願い申し上げます。











・・・・・御来店の難しい方々におかれましては 御発送も喜んでご対応させて頂きます。
お支払いはお振り込みか、オンラインでのクレジットカード決済も可能です。

どうかお気軽に電話でも、メールでも、HP問い合わせ などでご連絡頂ければと思います。

そんなに多くはお作りしておりませんので、「これは!」と思われるタイが御座いましたらご予約をお勧め申し上げます。

 では重ね重ね恐縮ながら 改めて宜しくお願い申し上げます。





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2025年08月05日

【 NEW OPEN COLLER SHIRTS B 】





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・・・・・オープンカラーのスポーツシャツが素敵ですね!
長閑な地でお散歩でしょうか。
















皆様 こんにちは。
8月に入り、まだ暫くは厳しい暑さに耐えなければなりません。
この時期は上着を脱がなければ外ではいられませんね。

そんな時期だからこそシャツが主役になるシーンも増える事でしょう。

 お陰様により、無事にシャツのオーダーがリスタート致しております。
リネンからリネン混、マドラス、ボイルなど含め まだまだ少しでも快適に過ごせそうなシャツのご注文を沢山頂戴しております。
現在は長袖が前提となるドレスシャツスタイル(釦ダウンカラー含む)からの受注では御座いますが、オープンカラーのシャツも着々と準備が進んでおります。
















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・・・・・ウインザー公のリゾートなスポーツシャツ。
やや堂々とした衿ながらもエッジの効いたシャープなカット、こんなクラシックなカラーは今では見受けられませんよね。

企画するからには公のようなエレガントで優雅さ漂うシャツを構築すべく設計いたしました。















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・・・・・そんな夏には欠かせぬオープンカラーでは御座いますが、こと食材たる生地の方へ目を向ければ お洒落な皆様におかれましては左の紳士のようなマドラスチェックは既にお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ですが、お手持ちだからこそ その魅力的な格子のシャツが色違い含め あんなのも、こんなのもと欲しくなってしまう魅力を一番理解されておりますよね。
そんなマドラス、今期より本物のインディアンマドラスで仕立てる事が出来るようになりました。
















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【 INDIAN MADRAS COTTON 】




・・・・・これぞ正にリアルなインディアンマドラス。
元気な配色の格子から、見慣れぬダークトーンの渋きマドラスチェック、そしてプリントやパッチワークさえ揃い、結構なボリュームでコレクションされています。

欲しい色柄、配色は複数あるなか
個人的に「おっ!」と瞬で射抜かれたのが左側の正に元気印な配色格子でした!

















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・・・・・どうですか! 雰囲気ありますよね‼

色柄によっては移染注意!
生デニムではあるまいし、今時シャツ地で移染なんて⁉
ドキドキ湯通しするも、この生地は拍子抜けするほどでした。
(かなり色落ちする生地・色もありますので要注意なクセのある子達なのです!)

柄がかなり大きいので理想的柄合わせを追えばどれだけ用尺が必要となるか分かりませんし、選んだ生地の配色や柄サイズによっても異なります。
 故に通常より多くの尺を準備してお仕立て致しておりますが、限界があります事をご了承願います。

今期よりお世話になる工場さんにとっては 1st‐SAMPLE となるオープンカラーが仕立てあがりました。
前中心のみ好み指定させて頂きましたが、あとは御経験豊富な工場さんのカッターにお任せです。

す、素晴らしい、、、イメージ通り、いやイメージ以上!
縫製クオリティーも勿論申し分なく、本当に綺麗に仕立ててくれております。
超気に入りました(笑)。


特に襟型、公がお元気だった頃には当たり前だったデザイン、バランス、手前ミソながらとてもGOODです。


上着を着用する前提があるなれば やはり長袖。
暑ければ腕捲りすればヨロシ!
 されど涼しさや快適さを求めれば半袖の出番ですね、長袖・半袖はお選び頂けるのでお好みでご選択下さいませ。



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・・・・・両側に付けた胸ポット。(片側、もしくは付けない ともご選択下さい。)
前端側しか柄が合っていませんね。

実はスポーティーにプリーツを畳んでいるからです。
ドレスシャツは背中や袖口にギャザーを使った意匠を採用していますが、こちらのオープンカラーは逆にプリーツの意匠にしてトータルで設計コーデしております。

また、選ぶ生地が地薄であったり、色が薄い場合は『透け』が気になる御方もおりましょう。
そんな場合にも胸ポケットは効果を発揮してくれますよ。


http://dittos.seesaa.net/article/502921191.html
【 NEW OPEN COLLER SHIRTS A 】















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・・・・・背中の両サイドには肩ヨークから裾までプリーツが畳まれています。
が、綺麗にプレスで折られていると無いみたいですね。

シルエットは楽ちんでラフなボクシーな感じにベースを設定していますが、注文服ですからお好みや体型によりいくらでもシルエット構成をお楽しみ頂けます。












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・・・・・このサイドプリーツはやや深めにとっており、平行に裾まで畳まれます。
ですが、ウエスト辺りでプリーツをステッチロックしているのですね。
あくまでも中胴回りはスッキリと、、、、こんな意匠は BUSH JACKET などでも昔から採用されています。
更に 洗濯すればプリーツは折直しになりますので、正しき位置で復活させやすいように実は奥襞留めステッチも掛けてあるので楽にプレスでプリーツ復活が出来る工夫も!

これら背中や胸ポット、そして袖口に至るまで プリーツ にて統一させました。

「身体に合って綺麗にフィットしているのに楽で着やすい!」
当店シャツの特徴でもあり、そんな気心地の裏には表層的には見えぬ拘り・技術である高度なカットと仕立てがあるのです。


















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・・・・・袖口には腕を捲る為に『袖開き』が設けられますが、これを剣ボロと言います。
本来トップの部分は三角で山型に折られ、それが剣の様に見えるから、、、。
 ですが当店は敢えて丸くリクエスト、タバコでは無いですがマルボロですね。

単に面倒なだけのディテールではありますが、工場さんの高度な技術を敢えてアピールすべくお願いしています(汗)。
その袖開き止まりには手縫いによる『閂』も施されており、気付かれないケースも多いかとこちらもアピールしておきますよ!



















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・・・・・このオープンカラーは確りと閉じられるように設計しており、私は敢えて第一釦はホールを採用していますが、ホールではなく角にループを付ける仕様は良く見受けられますよね。

鋭角でシャープな剣先、適度にえぐる様なインカーブ、凛とした存在感を感じさせてくれるバランスに拘りました。





















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・・・・・では早速着てみましょう!
昔ながらの木綿の手ぬぐいを纏っているかのよう、、、薄くて通気性も高く、素朴で親しみを感じずにはいられぬ安心感があります。
 天然繊維の魅力はどんなに発展した技術を用いた化繊でも味わう事が出来ないでしょう。

汗をかいても、洗濯しても 直ぐに乾きそうですよ。
これは着込んでくったりしてきた頃が本当に楽しみです。
















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・・・・・BUSH JACKETにも抜群の相性です。
しかし本当に酷暑なら、、、最早BUSH JKは肌に直着です!
このサープラスガーメントが現役だった当時もそんな風にさえ着こなされておりました。

まぁ今でいう洗える「シャツジャケット」のご先祖みたいなものですね!



http://dittos.seesaa.net/article/488475454.html
【 BUSH JACKETD】


デビューから3年目、不朽の美しさと機能性を誇る銘品です。
手に入れて下さった方々のJKは随分味わいが増している事かと思います。

 是非お勧めですのでいつでもお声かけ下さいませ!


















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・・・・・BUSH JKもそうですが、BUFFのリネンスーツにも合わせたくて この色柄が真っ先にハートを射抜いたのです!

リスタートに伴い 既に2着目も仕込みましたが、そちらはダークトーンで釦ダウンカラーにしています。



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・・・・・如何でしたでしょうか。
オープンカラーのシャツも追っかけで構築中ですので、近々ご注文も承れます。
長袖でも半袖でも 皆様のお好みや価値観にて誂え、ご堪能して頂けましたら幸いです。



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尚、当店は例年通り 8月のお休みは定休日のみとなります。
お盆休みでお時間が許すようであれば 是非お気軽にご連絡下さいませ。

 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。






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2025年06月03日

【 喜・Dittos SHIRTS. リスタート‼ 】







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・・・・・皆様、早速では御座いますが 大変嬉しいご連絡がいよいよ出来る事になりました。
と言うこのくだりも初めてではないのですが、、、。

当店のシャツは昨年の夏よりご注文を受けられずにおりました。
ご協力工場さんの閉鎖に伴い、急遽 受注停止に陥ってしまった次第で御座います。
御愛用頂いておりました皆様方には多大なるご不便、ご迷惑と共にご心配をお掛けしておりました。



やっと、やっとです、、、本当に苦労致しましたが
お陰様により ポテンシャルの頗る高き素晴らしい工場さんと巡り会う事が出来、無事にリスタート出来る運びとなりました。

大変長らくお待たせいたしました。
 もう何件お断りされたでしょうか、、、諦めず水面下ではずっと動いておりました。















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・・・・・現在は工場さんと共に諸々準備中であり、実際の受注開始は夏頃を見込んでおります。
欠かせぬホワイトやブルーのソリッドはまだ事足りておりますでしょうか。
縞柄から格子柄、コットンからリネンに至るまで、今まで通り何でもお仕立て可能で御座います。

型紙ホルダーの顧客様方におかれましては、当然ながらご自身様の型紙は引き続き流用出来ますので採寸せずに直ぐお仕立て頂けます。
 今までと変わらぬサイジングでありフィッティング加減、そして同じ着心地をお約束致します。
MY型紙は有れど 体型変化やお好み的に再調整が必要な方々におかれましても 勿論今まで通りにご対応させて頂きます。

そして ご新規様におかれましても喜んでご注文を承らせて頂きますので、どうかお気軽にお声掛け頂けましたら幸いで御座います。













・・・・・巷には安価でお手頃なオーダーシャツが沢山御座います。
では当店のオーダーシャツはそれらと何が違うのでしょうか。


語り出したらキリがない位に挙げられますが
一番大きくは洋服(シャツ)の設計図とも言える『型紙作り』にあります。
制限ありきの単純な±での数値設定、設定された段階による体型合わせ、そしてネックと袖丈を合わせればおしまいであり、そもそも型紙自体が物理的に無い状態でCAMによる自動裁断が可能です。
曲線も控えめに、縫いやすく型紙もバランスを逸脱する事なく、効率優先だからこそ具現化できるお値段でもあるという事です。

では、例えばお腹の出てしまったお父様然り、対応する必要分量は どこで、どの様に、どの位 補えば良いのか、、、、
体格の頗る良い方、逆にスリムな方、鍛えておられる方、前肩が強い、イカリ・ナデ肩度合いが強い、非対称角度の肩傾斜度合いが強い、更に首の位置は、、、人様それぞれのご体型は個性でもあり そんな単純に合わせることなど不可能です。




これらは本当の意味でBESPOKE SHIRTSのレベルでONLY ONEの型紙を引けなければなりません。

肩傾斜についても殆どの方は非対称な角度をお持ちです。
『利き腕』が存在する事に関係があるのかも知れませんし、利き腕酷使のスポーツ経験者や、事故などで骨折されたなども御座いましょうし 度合いの差は有れど様々です。
非対称角度の肩傾斜とは、分かりやすく言えば左右で腕の付いている位置が違うという事になります。
 仮に高い方の肩へ合わせて左右対称な型紙で仕立てた場合、下がっている方の肩は『タスキ皴』が入って当然ですし、着心地も悪くなります。
余計な皴を生むと共に 左右で着心地が違う事になります。


また、シャツの型紙作りに対し 素材はコットンが主体ですから重衣料の様なテーラードなテクニックは基本的には施せません。
では、その欲しい・取り入れたい必要技術をシャツでも流用出来るように合わせて落とし込み、独自の立体的で機能的なシャツの型紙を作っております。
 これがベースとなって ONLY ONE の個別型紙を引くのですから左右非対称の型紙なんて当店では極当たり前の前提です。
それは素直に、純粋に顧客様のご体型に寄り添った結果論です。


多くの工場さんなどでは、ここが、これが出来ない、もしくはしないという判断が下されてしまいます。
例えば 安価なチェーン展開されておられる店舗で採寸されている方々もその多くは技術者でない御方(店舗)が多く、型紙も引けず、仕立ても出来ぬ人材が簡易にフィッティング出来得る範疇での採寸にとどまってしまう事は至極当然の事です。


良い・悪いではなく、それらの価値観に伴い構築され、それぞれに上代設定があります。
チョイスされるのはお客様方な訳ではありますが、逆を言えば安いものが大半を占めますので高度で本当に優れた良いシャツはいったい何処で購入出来るのか!? ともなりましょう。

軽衣料でも重衣料でもBESPOKEのステージまで上がれば良くて当たり前ですね。


やはり縫製工場さんは効率よく、少しでも早く量をこなす事が必須でもあり、、、
そこに当店シャツなどが入れば急にスピードダウンです。
そもそも左右非対称裁断さえ対応出来ないという所もあります。

では、逆に職人さんが仕立てて下さる工房的な所も御座います。
この形態では工場さんでは難しいとされる多くの事が当たり前にクリアになるのです。
 しかし、こちら側にはこちら側なりのデメリットが多々御座います。

何を尊重し、なにを優先するのか、
アイテムがシャツである以上、私は縫製工場さんを選ばせて頂いて参りました。
当然ながら確固たる理由があるからで御座います。

















・・・・・先ずはBESPOKEレベルでの高度な型紙作り、そしてそれに対応する裁断、最後に縫製です。
芯地にも拘り、部分サンプルなども沢山作って下さりました。
芯地の種類だけではなく、入れ方など含め 仕立てられる人間でなければ到達できぬ深みがあるのです。

当店のシャツは特別なので御座います。

BESPOKEレベルの型紙作りで高度で最高な縫製、
にも関わらずイージーオーダー範疇で抑えたい、だからこそ襟型とカフス型は固定し、何でもアリのBESPOKEにはしないのです。

 シャツはある程度 消耗品的な側面は否めず、高額なBESPOKE SHIRTS 1枚のお値段で2枚作る事が出来るというポジションが私にとって理想です。
シャツは下着でもあり、着用すれば洗濯しますので耐久性は必須ですから 高価となる手縫いなどは逆に矛盾であり不必要と考えます。


当店のシャツは、私自身が欲しいと思うシャツが市場に存在しない事が発端でした。
練りに練られた Dittos のシャツを是非ご堪能されてみて下さい‼









 結局 嬉しくて語り過ぎましたが、、、御託はこれ位に致しまして
昨年春に行われた 『至高のシャツ地フェア』 より、美しいシャツのお仕立て上がりをご覧頂きたいと思います!


今年は開催できませんでしたが、来年は、、、⁉






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・・・・・至高のシャツ地で仕立てられた最高レベルの誂えシャツ達です。
お身体にあってこそ、その最高の生地が最大限に享受できるのです。

身体に合いつつもストレスなき機能性の高さ、これも設計と縫製の融合であり、賜物です。
当店シャツに慣れてしまえば 他のシャツを着用した時に必ず違いがご理解頂ける事と思っております。




昨年 ご注文の一時停止寸前には 英国のシャツ生地フェア も開催致しました。

http://dittos.seesaa.net/article/505011193.html
【 Beautiful SHIRTS 】


日本ではもう英国シャツ地を正規で取り扱う所が現状ではありません。
イタリア製の良さも理解できますが、英国生地独特なセンスはT.MやD.J.Aを買収したとしても再現されずにいますね。

これらも また何とかして行いたいと思っております。













・・・・・という訳で御座いまして、私もまだ沢山準備しなければならぬ事が御座います。
そして先ずはドレスシャツよりのリスタートではありますが、オープンカラーシャツも同時進行で準備を進めております。
 こちらは追って受注スタート出来ますので、もう少しだけお待ち下さい。



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SPENCE BRYSON

=ORKNEY=













・・・・・では、大変恐縮ながら 今週はこの嬉しきご報告にて終いにさせて頂きます。
シャツ地のご紹介や続報もお伝えして参りますので、どうか引き続きよろしくお願い申し上げます。







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